母と同い年の友人

2023年05月20日 21時29分30秒 | 介護

 今日は午後から晴れる予報でしたが、結局一日曇っていました。

 

 

  朝の西の空

 

ママ友ガーデン

 

 

花の時期は本当に短くて、そろそろ終わりに近づいてきました。

 

ウツギ

 

 

 

ここに居るといい香りがして、緑と優しいピンク色に包まれて幸せな気分になります。

 

野ばら

 

 

次はユリを楽しめそうです。

 

 

 

教会の紫陽花

アナベルはまだ薄緑色です。

 

 

 今朝もまた母の友人で98歳になる方にお目にかかりましたので、ケアマネさんを紹介して下さる市のセンターの電話番号やヘルパーステーションのオーナーさんの電話番号をお伝えしました。

「今は全く困ったことがないけれども、どこへ電話したらいいかわからないからすごく助かった」と言われました。

今は全く必要ないということについて、私でも助けが欲しいと思うことがあるのですが、 彼女のお話を聞けば びっくり

彼女は毎朝5時頃起きます。

そして、毎日、家の掃除(床、壁、窓も。お風呂掃除も)をし、お洗濯物が乾いたら、アイロンもかけるそうです。

これら全てを毎日、午前中かけてするそうです。

「する内容は今までと変わっていないけれども、若い頃と違うことは時間がかかるようになったということだけ」だそうです。

本当にすべて自分でするので何一つ 困ることはない そうです。

お買い物に行って「鯛の大きなのが500円ほどだからそれを買ってきて魚を捌いて煮付けて食べたり、また菊の挿し木 もして」おられるそうです。

そんなお話を伺いながら、お会いしたことを昨日の朝食時に母に話したら「会いたいから寄って欲しい」と言っていましたので「来て頂けませんか」とお願いすると 「じゃあ 顔だけ見に行こうか」と言って来て下さいました。

そして、家に帰りながら、「この間、久しぶりに友達に会ったら、年を取ったね。昔の若さがないわ 。全然違う」って言われたと言われてひどく がっかりとされてましたので「そんなことを言われるとショックですね」って言いますと「そうなんよ」とおっしゃるので 「何年振りにお会いになったのですか」 とお聞きしたら、なんと45年から50年振りと言われて

それはある意味、仕方がないかなと思いつつ 言いませんでしたが・・・

そんなお話をしながらで、最初は「顔だけ見る」って言われていたのですが 「やっぱりもうちょっと会って話がしたい」ということで上がって行かれました。

母との会話を聞いていますと、

母「まだ死にたくはないんよ」

友人「まあ、あんたもかな。 私もなんじゃ。 何か特別に これがしたいということもないし、別に死んでもいいようなものだけど、死にたくはないんよな」

母「そうなんよ」

・・・という会話を二人で繰り返していました。

そして 「年を取ったらみんな同じように思うもん なんかなあ。がんばって生きようや」と言ってました。

又、「あんたは 娘だからいいよ。娘だから置いてもらえるんよ。 うちの妹なんかきついこと言われてなぁ。息子夫婦に死ねばいいのにとか、臭くてたまらんとか色々言われて 今は老人ホームに入ってボケてしまってなぁ」

「あんたは娘がおるからいいよ」と 仕切りに言われていましたが、 やはり 彼女の場合 ご自分でも言われていましたが「ひとりだからここまで元気でおられたんよ。だって、誰もおらんからしないわけにいかないからなぁ」

息子さん夫婦が東京、娘さん夫婦は兵庫におられて、定期的に冷蔵庫が空になってしまわないように来ては下さっているようです。

心配だし、来るのも大変だから「こっちへ来ないか」と言われるそうですが、亡くなったご主人と建てた家で暮らしたいし、婿に気を遣うし、やはり、施設に入ることになるからという理由で、おひとりでがんばっておられます。

我が家にいたした時点で彼女の歩数はすでに7500歩。

家にいる時は 8000歩~9000歩 ぐらいで、お買い物に行くと1万4000歩~5000歩になるそうです。

すごいとしか言いようがありません。

「これから帰ってまず、お仏壇のお花の水を変え、パンを焼いて 、ヨーグルトにバナナを入れて食べる」と言われていました。

それから、午前中 働いて 午後からは 休憩。

午後は疲れると言われていました。

ですから 「介護認定に午後に来られると死んだようになってる」と ご本人はおっしゃっていました。

こんなにお元気な彼女が要介護2 なのは 不思議でたまりませんでしたが 、そういう時に来られたのか あるいは 耳が遠いからなのか。

一番強い補聴器を使っておられるそうですが、それでも聞こえにくいようでした。

そこへ 朝のヘルパーさんが来て下さり、 母と同い年のこの元気な女性を見てびっくり仰天 されていました。

すごいとしか言いようがないです。

ギネスブックにでも載りそう。

自立心がやはり旺盛ですね。

人に頼らないで何でも自分でしようとされるのがご立派です。

爪の垢でも頂きたい

整骨院での若い人達と言い、この方と言い、自分を律して生きておられます。

私のような豆腐のような根性ではありません。

(豆腐=もろくも崩れ去る)

 

 

 

 今朝の果物

今日の母は大人し目ではありましたが、まずまず。

食欲は又少し減って、好きなものなら食べられるといった感じです。

お昼頃、看護師さんが来て下さいました。

便が出ないことをお話すると、お薬も変わったし、気になっておられたようで、お買い物から帰ると「出ましたよ~」

摘便まではなさっていないそうでしたが、押さえて下さったようです。

私も安堵しました。

良かった~

その後は昼食を食べて、ベッドで新聞を読んだり、洗濯物を畳んだり、静かで穏やかな時間が流れました。

 

 

 

 夕方、窓を叩く音。

Rちゃんでした。

最近、夜勤が多いそうでとっても大変そう。

畑の野菜を抜いて、たらい一杯の収穫。

夕方のヘルパーさんとお隣にもお裾分けしました。

  

★致知一日一言 【今日の言葉】2023.0520

大事な時に力を発揮する選手の共通項

大事な時に力を発揮する選手には
共通点があって、
コツコツと努力している子が
不思議と大舞台で活躍したりする
━━━━━━━━━━━━━━
高原良明(岡山学芸館高校サッカー部監督)
○月刊『致知』6月号【最新号】
特集「わが人生の詩」より
━━━━━━━━━━━━━━

●岡山学芸館高校サッカー部
全国制覇への道のりはこちらから

●今年1月、岡山県勢として初の全国制覇を果たした
岡山学芸館高校サッカー部。
日本一のチームをいかに育てたのか。
監督の高原良明氏に、
箱根駅伝を優勝に導いた
駒澤大学陸上競技部総監督の
大八木弘明氏と語り合っていただきました。

コメント (4)
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