お疲れ様です。
仕事に追われふと顔を上げてみたらクリスマス・シーズン。
時が経つのは実に早い。
散々な2008年でしたがせめてX’mas気分くらいは盛り上げたいものです。
そこで当ブログにもクリスマスっぽいものを入れようということで、
YOUTUBEから国内外のド定番クリスマスソングをいくつかピックアップしました。
お約束ともいえますが、実に安直な企画です。
■クリスマス・イブ/山下達郎
発表当時から癒してくれている名曲。「オレだけではないんだ」。
■恋人がサンタクロース/松任谷由美
私にあてはめると、背の低い赤鼻のトナカイが関の山ってとこでしょうか。
■白い恋人達/桑田圭祐
■クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一
■いつかのメリークリスマス / B'Z
■メリクリ/ BOA
この日のためにヤリクリしている男性陣の懐事情も察して下さい。
■WINTER SONG / Dreams Come True
■Last Christmas / Wham!
多くの業績不振企業にとってはシャレにならない曲名です。
■All I Want For Christmas is You /Mariah Carey
多くの米国民・企業にとって、曲名の「YOU」は「CASH」なのかも。
■Happy Christmas (War Is Over) /John Lennon
100年に一度の金融危機、さらには世界恐慌のおそれもある中、
さすがに脳天気な私も、人生で最も暗いクリスマスを迎えようとしております。
ところで、1929年の大恐慌は何で終ったか?
学者やエコノミストのコンセンサスは、米国のニューディール政策でなく、
「戦争によって」であるとか。
ですので、もし世界恐慌が始まると・・・・・・との危惧から
ジョンの名曲をパロッって今回のタイトルを付けた次第です。
しかし、悪いことばかり考えていてもしょうがない。
GCAサヴィアングループ取締役で一橋大学大学院教授としても著名な佐山展生氏
は、エコノミスト最新号で「生きる意味」を問い直す読書を提案されて
おりました。
こういうときこそ、「生きる」ことの幸せ、喜びを感じ、「生きる意味」を
見つめてはどうか。そんな視点で推薦されていた1冊が、
「きけ わだつみのこえ」。
新版 きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)岩波書店このアイテムの詳細を見る |
『本書からは、戦時の悲惨な日常が浮かび上がってくる。
私たちは、とかく「生きる」「生きられる」という、幸せの基本を
忘れがちである。
危機のときこそ、生きていること自体の幸せを再確認すべきではないか。』
なるほど・・・・・たしかに、何だかんだ言って、
私はまだこのくだらないブログを続けてられているのですから。幸せ者です。
これに加えて、ネアカ思考の視点も「逆バリ」するうえでは大切かも。
丹羽宇一郎伊藤忠商事会長のメッセージ「恐怖が経済を悪くする。
明るく考え、元気を出せ」(週刊東洋経済新春合併号P.44)も興味深い。
『今は、経営者が10人いると、9人は「09年は大変なことになる」という。
僕一人だけが「そうはならないですよ」と言っています。
なぜなら、90%が支持する意見が当たった試しがないから。
理論的にデータを見ると、確かに09年の経済はもっと下がります。
でも人間はそれほど合理的でないし、理論通りには動きません。
世界の人口は増え続けている。ぜいたく品は売れないかも知れないが、
人間は衣食住に必要なモノは買う。在庫を持っているといっても
5~6か月分に過ぎず、生産調整をすれば1年で景気は戻る。
何年も奈落の底に落ちることはない。』
丹羽氏の逆バリ発想。見習いたいものです。しかも当たって欲しい・・・。
来年の今頃、ジョンの曲名通りのクリスマスになればいいんですけどね。
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