市川海老蔵 藁にもすがる思いで「見えない力」を大切にした(女性自身)2017年7月4日
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00000008-pseven-ent
小林麻央さん(享年34)がブログ『KOKORO.』に綴った352本の投稿は、夫・市川海老蔵(39才)の意向で英訳され、世界に向けて発信されている。病気の痛み、治療の苦しみ、妻として母としての役目をまっとうできないもどかしさ──麻央さんの死は多くの人の心にさまざまな思いを去来させた。がんと闘う人の中には、懸命に命と向き合った麻央さんの姿勢に励まされたという意見も多い。
だが、時間の経過とともに麻央さんの闘病の輪郭が少しずつはっきりしていくと、次第に「麻央さんは、本当はもっと生きられたのではないか?」と、疑問の声も漏れ聞こえてくるのだ。
◆藁にもすがる思いだった海老蔵
「乳がんが判明してすぐに、麻央さんは病院側から手術を進められたそうです。ですが、“メスは入れたくない”と、乳房を切らないで治す方法を模索したんです」(梨園関係者)
外科的な手術、抗がん剤やホルモン剤の投与といった化学療法、そして放射線治療が標準的ながん治療の3本柱とされている。がんの進行具合や部位によって、これらを組み合わせて治療方針を立てるのが一般的だ。なぜ、麻央さんはそれとは違う「切らない」選択をしたのだろうか。
「麻央さんの治療方針には、麻央さん自身だけでなく、海老蔵さんの意向も関係した」
別の梨園関係者がそう声低く呟く。
麻央さんのがんが発覚してから、海老蔵はさまざまな治療を探して東奔西走した。血液を温めてがんを殺すという「水素温熱免疫療法」があると聞けば、専門のクリニックに麻央さんを通わせた。酵素を加えたヒノキのおがくずや米ぬかに、砂風呂のように首まですっぽり入る「酵素風呂」ががん治療に効果があると耳にすれば、都内の雑居ビルの1室を借りて、自家製の酵素風呂まで作り上げた。
妻を治したい一心で突き動かされるように治療を試した海老蔵。だが、藁にもすがる思いの中で、何が麻央さんの病気に効果があるのか冷静に正確な判断を下すのは難しいことだったのではないか。
「以前から、海老蔵さんと麻央さんは有名な占い師のところに頻繁に通うなど、“見えない力”を大切にする姿勢がありました。歌舞伎座の近くにあるパワーストーンのお店にも、頻繁に出入りしていましたね。そのお店には、父親である團十郎さん(享年66)が白血病になったときから顔を出していました。アメジストクラスターという、人の心身を浄化したり、ネガティブなエネルギーがつかないように保護してくれる力を持つ石を自宅のお風呂場に置いたりもしていたそうです。
2010年に先代の歌舞伎座が取り壊されてから、歌舞伎界ではスター役者の急死が相次ぎ、呪いとまでいわれました。海老蔵さんがそういった見えない力に頼ろうとするのも、不思議ではありません。麻央さんのがんが見つかった頃、海老蔵さんは切らないでがんを治す自然治癒や免疫療法を提案する人と知り合ったそうです。しばらくはその人の方針に従って、多額の治療費をかけたとも聞いています」(芸能関係者)
※女性セブン2017年7月20日号