灯台下（もと）暗し。自分自身が光ること

神様の実在を信じない人は意外にも多いものです。
もし本当に神がいるならば、

「私を幸せにしてみやがれ」
「世界の現状をなんとかしろ」

ぐらいのことを言うものです。
ただ、これでは今生は、人生の最期までに自分の間違いに気付くための旅だけで終わるものです。まだまだ強制的な転生（生まれ直し）が継続します。

まず、自分が「生かされている」ことに気付くための苦労や不運が、守護霊や先祖から「運が良ければ」「本人に善徳が有れば」プレゼントされます。
このように書きますと、
「はあ？？」
と思われる人が大半です。意味が分からないことでしょう。

でも、そういうことに成ります。
本人の運が悪ければ、気付くための苦労も「不運」も起こらずに、この世での成功と「幸運」が無駄に続くために、今生で無知の罪を重ねて行くことでしょう。
そうなりますと、すべては死後の帳尻合わせに持ち越すことになります。これこそは本当の不幸に成ります。
可能な限り、今生の間違いや罪は、今生で帳尻合わせ・善行での上書き修正をしておいたほうが本当にお得なことになります。

自分が希望しないのに生まれた、
産んだ親が悪い、
神も仏もいるはずがない、
ただの偶然の連続だ、
不公平が有るだけだ、

このような思いは、大学教授でも持つ人が多いです。
しかし、これは無知なのです。冷静な観察力が無いのです。
人間は本当に今生だけの１回切りの命なのでしょうか。
死ねば終わりであるならば、命のリレーは不要です。先祖も存在しません。
極論、自分の存在すら否定することになります。
有識者でさえも、この矛盾に気付けていません。
ほんの半世紀ほどしか生きない人の「思い」が、複雑すぎることに気付けていません。

要するに、自分自身の心をまったく理解していない無知なのです。
人の心が、半世紀だけで作られると考えること自体が大間違いなのです。

宇宙物理学者のカール・セーガン博士は、
「宇宙人はいますか？」という質問に対して、

「あなたも宇宙人であることを忘れずに。
あなたも、この宇宙で発生したのですよ。
あなたが発生することが出来たならば、宇宙人もどこかで発生しても変ではありません。
これが科学的な思考です」

このように返答されています。
コノ世が実在するということは、同等にアノ世も、違う世界も、同様に存在すると考えるほうが科学的なのです。

人類発生以来、先祖が命を連綿と「切らさずに」繋いで来た事実を、今の自分の実在が証明しています。
この不思議を「ただの偶然」と思うほうが冷静な判断ではありません。
そこに大いなる意志が介在することを思い知るべきなのです。

ここで多くの説明を吹き飛ばして私が言いたいことは、
「自分自身も神様の現れだった」
と人類が気付けない限りダメなのです。

＊　「そのように自分自身が思えない生き方」を自分がしているから、気付けないのです。
＊　「自分の良心に反する生き方が有るから」、自分も神様の一部だとは思えないのです。
今までは分からなくても良かった世紀が継続しましたが、
これからは違います。

聖書が告げます、「最後の審判」が人類に始まっています。
天津の神様が布告する、「人類の大峠」「３：６：１への分離（一厘の秘密）」
に既に入っています。
これが明ければ、ミロクの世と成ります。

自分も神様だったと思えるような生活努力を致しましょう。
貧乏も金持ちも関係ありません。
自分の「良心」（内在神）に沿って生きれば、すべての人は必ず救われるのです。


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