伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

心の三毒(さんどく)に注意

2017-03-04 11:42:58 | 釈尊の言葉 スッタニパータ編

* 自分の欲望の為に執着する心。必要以上にむさぼり、欲張る心。
* 他人を憎む心。常に怒りの心を持つこと。
* 信仰や真理を求める心をバカにしたり、毛嫌いする無知の心。
このような人としての三毒(さんどく)を捨てましょう。

自分の心が奪われるような世間の物事(異性・賭け事・過剰な娯楽・無理な交友意識・・・・)に対して、自分の心を結び付ける綱(つな)を切断しなさい。

自分の命がコノ世から去ることも心配しないこと。

だから、どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.74)

(感想)
この項は、後世の仏教でよく言われます「三毒」「三つの煩悩」について、釈尊が触れています。
この原始仏典であるスッタニパータが、三毒について触れた最初の正式な原典と言っても過言では無いでしょう。

人間をダメにする3つの毒とは、
(1)過剰に欲張ることは、いつか自分をダメにします。
自分を犯罪にも誘導するかも知れません。

(2)他人を憎む心。怒りを常に持つ心。
こういう心は、自分で自分の肉体を私怨(しえん:身勝手な怒り)の「炎」で焼いて行くことに成ります。

体内で細胞が怒りの私怨で焼かれますと、私はそれが癌細胞に変化することを他者の中に感得することが有ります。
自分の怒りの炎が焼くのは他者では無くて、自分自身だったという落ちです。

怒りっぽい人、表に出さなくても怒りのストレスを溜め込む人と、後年の癌発生との相関関係を実際に調査すれば、興味深い統計が出ると私は感じます。それほど、霊的には明らかだと感じます。あくまでも、これは根拠のない私論ですが、自信があります。

逆に言えば、癌予防も可能なのです
一切の怒りを捨て去り、笑っていることです。笑える映画、漫才、ドラマ、漫画、何でも良いから笑いを日常生活の中に、娯楽の中に、探します。

今が既に病んでいる御方も、遅くはありません。まず笑うことを意識しましょう。
大丈夫に成って行きます。医師の治療の効果も変わって行くことでしょう。
私は細胞が「病むことが出来るように」、改善する時も早い(あるいは一瞬だ)という持論です。

(3)真理を求めない無知のままの心は毒だ、と釈尊は断言します。

別に真理を求めなくても楽しく生活が出来ます。
でも、何回も生まれ直し、こういう生まれ直しの娯楽を100回も永遠に繰り返すことは、本当の幸福なのか?
という釈尊の問い掛けでもあります

真理を心に体得すれば、永遠の涅槃(ねはん:天国。その快楽はコノ世を超越する。心がとろける)が実在することを、法悦(ほうえつ:恍惚感)の世界が在ることを、仏典は色々な形で説明しています。

そして、次に大切なことは、
* 自分の命がコノ世から去ることも心配しないこと。

人は、コノ世だけ、コノ世で終わるだけ、死んだら終わり、という無知が有る限り、
* 死を過剰に恐れおののき、生きている今の生活も捨てかねないこと。
* 死んだら終わり、ならば犯罪もする可能性があること。
* 他人にイジワルや、イジメもする可能性。

真実は、コノ世で終わりでは無い、なのです。
死んで終わりどころか、今回の人生の残り半分、後半は、アノ世に舞台が移るのです
自分がした行為の人生(コノ世)での反射を、アノ世で「生まれ直して」受けます。

アノ世でも、「なぜ自分だけが」こんな状況に置かれるのか?とやはり悩んでいます。
アレ? コノ世でも私達は、「なぜ自分だけが」と思いがちですね。
自分が忘れている前回の人生の反射を受けているのが今に過ぎません。

こういうことを何十回も繰り返しているのが、私達の心なのです。
釈尊からの、「もういい加減に卒業すれば?」という問い掛けがスッタニパータでもある訳です。

今日もサイに成って、自分の人生を歩きましょう。
サイは小さい目で、前しか見ません。
周囲に何が来ようとも、「関係ないね」と突進するのみ。悩むことがありません。
笑顔と笑いを忘れずに、前へ前へ歩きましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います

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コメント (532)
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