下から目線で良いではないですか。

会社に入ってまだ間がないのに、
・　同僚の仕事の「迷惑になる」自分だから、もう辞めたい。
という人が増えています。

４月から新卒者が日本全国で働き出していますが、もう既に、
・　辞めたい。
・　会社の迷惑に、自分は成りそうだから辞める。
という若者たちが、今日の週末を悶々と家で過ごしているかも知れません。

別のケースでは、
（先輩）　　：「こんなことも知らないのか？」
（新入社員）：（内心で）この仕事は自分に「合わないから」辞めたい。

上記のどの言葉にも共通するのは、
・　自分の自我のプライドからの言葉。
・　自分を他人に「良く見せたい」のが根底に在る。
・　ムダな、いい格好しいの心理が邪魔。
このように、私が感じる人が増えています。

「迷惑を掛けるから」
「自分には合わない」
これは、「自己弁護」と「逃げ」を、自分のプライドを隠しながら言っているように聞こえます。

ここで思い出す言葉は、親鸞（しんらん：鎌倉時代の浄土真宗の宗祖様）さんの言葉です。
親鸞さんは、ご自分のことを、

・　愚禿親鸞（ぐとく　しんらん）：頭を剃った、おろか者の意味。
禿げて、スケベで、欲深く、どうしようもない、このハゲ〜〜！な自分。

このように自称されていました。
親鸞さんが新入社員ならば、「迷惑を掛けるから」「自分には合わない」などなど自己弁護を言いません。

・　アホな自分だから、おっしゃる通りです。
・　迷惑を掛けないように、頑張ります。
・　思えば、こんなバカな自分でも、働ける御恩は凄いことだ。阿弥陀様の御蔭。

このようにおっしゃると感じます。
私は伊勢神宮に参拝しますと、大いなる存在の神気に包まれまして、
・　まだまだ、愚かな自分だった。
・　それでも、生かされていることに感謝。
こういう思いに再起動させられます。

すると、親鸞さんが言われた「愚禿親鸞」。この気持が非常に良く分かります。
親鸞さんも、阿弥陀様（アミターバ・無量光仏=天照太御神）の光に接した上での、真実の本音からの、建前では無い、愚禿親鸞の自称だったと分かります。

私は禿げていませんが、神宮参拝では、
・　まだまだな自分。
・　もっと出来ることが有るはずだ。
・　行け行け、進め進め。
と響いて来ます。

もし、仕事で叱られましても、
・　ごもっともです。
・　バカな自分だからこそ、精一杯させて頂きます。
・　先行きは、お任せします。
という虎視眈々とした下から目線で見られます。

「迷惑を掛けるから」「自分には合わない」から辞めます。
・・・・などなどと、短期間で思うことはありません。

私は新卒で入った最初の３年間。営業職の成績で悩み、布団の下に寝汗で人型が出来ました。
でも、それを何とかこなした時に、コノ世での意志の実現力が増しました。
自分の「思う」ことが、叶うように成りました。（自分の霊力が、コノ世の次元に影響を始める）
それからの変化は速かったです。

悩む人は、
・　慣れないうちは、仕方がないじゃないか！
・　それでも、生かされている自分。
・　自分なりに精一杯やるだけ！
・　他人や、周囲の視線を考えないこと！

このようなこともヒントにして頂ければ幸いです。
でも、所詮は仕事なのです。
大事なのは、自分の心身です。
自分自身の状況を、冷静に静観し、臨機応変に自己判断しましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います

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