伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

知恵が深い見本です

2018-04-23 11:28:51 | 老子の人生論

参考記事:老子の言葉 第三十六章「慌てなくても大丈夫ですよ

老子の人生論 」第三十六章

何かを(会社、嫌な相手、など)「小さく」してやりたいと密かに思うならば、
その対象を「大きく」するように振る舞いなさい。

相手を弱めてやりたいと密かに願うならば、その相手が「強い」と持ち上げなさい。

何かを根底から禁止にさせたいと思えば、それをしばらく黙って流行らせなさい。

相手から何かを奪ってやりたい時は、しばらくは逆に「それ」を相手に与えなさい。

以上をもって、これこそが奥深い洞察力がなせる人間科学である。

弱い人でも、心さえ柔らかければ、非常に屈強でも心が固い相手には必ず勝ちます。

魚は水の深みから出ては生けません。
得意分野から離れれば、捕まるということです。

以上のような管理者にとっての秘密の策略方法を、民衆には絶対に教えては生けません。
内緒にしておいてね。

(感想)

「とにかく頭が良い」、と唸るしかない項が「第三十六章」です。

・ 人間が持つ欲望のサガ(性)を知り尽くした上で、
・ 目先でなくて、長い視点を持って、確実に相手を倒す知恵。
・ 自ら手を下さなくても、相手が勝手に自滅する方法こそが真の勝利。

このような内容が説明されています。
このような知恵に掛かれば、まるで「詰将棋」のように、弱い駒でも相手を自滅させることでしょう。

企業間の競争、上司と部下、人間関係、投資で勝つ方法、詐欺の極意、色仕掛け、などなど色々な分野に当てはまる手法が説明されています。
日本人は、特にこのような策謀に弱いと思います。
後で気が付けば「遅かった」「まさか」という事態に成ることが目に浮かびます。
現代社会でも十分に通じる戦略です。

弱は強に勝つ。
・ 相手を倒す時は、弱者の振りをしなさい。
・ 弱い人は、心だけは柔軟さを維持しなさい。そうすれば、いつか必ず強に勝つ。

あれ? 
執着をしない、意固地に成らない、柔らかい心を持った女性には、男性は一生勝てないということです。
結果的に、「そうなる」ということです。これは確かに言えそうです、笑。

今が苦しい人は、男女共に自分の心だけは、「柔軟性」「自由な視点」を忘れないで居ましょう。
そういう心の人には、いつか「動くべき時」「動くべき内容」が見え出すものです。
何も見えない間は、柔軟な心で待つということです。

この項で私が特に面白いと思った箇所は、
魚は水の深みから出ては生けません。得意分野から離れれば、捕まるということです。
ここです。

老子=魚、と置き換えますと、
「このような秘密の本音をバラすことは、非常に危険が伴います。
だから私は、国家の図書官僚という立場を離れません。
もし一般人に戻れば、捕まるかも知れません」
このようにも言い換えられます。

そして更に、「これを他人に言ってはダメだぞ」「秘密だぞ」と念押しする訳です。
そう書かれますと、逆に人に言いたく成るのが人間のサガです。
「押すなよ、押すなよ」と言われれば、人は押してしまうのです。
内緒話は、逆に広まるということです。
しかも、知るべきポイントの相手にです。

老子は自分の身を守りながら、社会の秘密を民衆に言いたかったのでしょう。
しかも遊び心を持って、「秘密だよ」と言いながら逆に拡散させるための宣伝手法も、老子自らが取っています。
知恵が深いとは、こういうことか、という項でした。

生かして頂いて 有り難う御座います

※ コメントの閲覧方法と、コメント投稿の方法

・コメントの1部しか表示されませんので、コメント全部を閲覧するときは、コメント欄の最後尾の

コメントをもっと見る
をクリックします。

・コメントを投稿するときは、

コメントを投稿する
をクリックすると、コメント投稿枠がでてきます。
宜しくお願い致します。

下の2箇所のクリックも、もしよろしければ毎日宜しくお願い致します。

応援して下さる方は、パソコンも携帯電話(fc2のみ出来ない機種もあり)の人も、この2箇所を1日に1回ずつ良ければクリックして下さい。
人気ブログランキング
FC2ブログランキング

クリックして現れるランク一覧の中から再度、伊勢白山道を押してね。

【携帯版伊勢白山道 TOP】 http://www.geocities.jp/poriporry/m/

「商品リスト PC用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_all.html
「商品リスト 携帯用」 http://www.geocities.jp/poriporry/m/g_top.html

※ 最新の商品案内は、こちらを参照してね。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E8%AA%AD%E3%82%93%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%81%A6%E8%87%AA%E5%B7%B1&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8
見当たらない過去の製品は、コメント欄で質問して頂ければ、最新の製品を調べます。
同じ製品でも中身が日々刷新されていますから、他の新製品も見て注意をします。

※ 最新書籍は、こちらです。
http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%B1%8D&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8

★注意書き(必ず読んでください)★

*コメント投稿について
・過去コメントの削除はしませんので、コメントを書かれる時は慎重にして自己責任を覚悟して投稿してください。
(コメント欄に不掲載でも、内容に脅迫や誹謗中傷などの重大な問題が有れば、ブログ会社と警察に投稿時間と内容を送付し、苦痛を受けた運営関係者たちが対応します)

・質問は、その時の最新記事のコメント欄でお願いします。過去記事のコメント欄に質問を投稿されましても、返答しません。
・聞きたい時はタイトル名に必ず、質問 男または、と記入してください。これが無いと、返答しません。(視る時間短縮のために、霊体と肉体の区別を簡略化するためです)
・非掲載希望の質問には返答しません。
・コメントでは実名の扱いは慎重にしてください。内容によっては、絶対に全部を隠し、文字の数で表すか、書かない工夫で表現してください。
・投稿者の名前欄に実名の記入は厳禁です。ハンドルネーム(仮名)を入れるか、空欄のままにしてください。
・URL欄にアドレスの貼り付けは禁止です。
・質問したい写真は、「伊勢白ペディア」に投稿・公開の場があります。送った写真がUPされたら、そのURLを入れて質問してください。写真は、個人の顔や情報が特定されないような配慮をしてください。
・返答は順番にしていますが、質問が多いために翌日の夕方になることもあります。
・コメント欄で何度も質問しても掲載されない場合、内容に名称が分かる内容がある、質問した人を守る為、という場合が有ることを認知して置いてください。
・質問に絵文字を入れると、返答が切れて表示することがあるから止めて下さい。

*検索に使用しましょう。
・「伊勢白ペディア」  http://isehakupedia.wiki.fc2.com/ 日々更新される伊勢白山道の事典です。
・速い検索システム  http://luce-tabi.jp/index.php 大容量検索システムです。

*返答について
・リーマン返答集 http://goo.gl/pUKQUi 最新のものから期間無制限で返答が表示されます。
・ry-comme http://web.hiyoko.biz/~javcof/ry-comme/ 最新記事3日分の、リーマンの返答コメントが抽出されます。
・私の返答が無いコメントは、霊的な問題では無いと言う事です。
・病気や体調については、医師の診断を必ず受けて、そちらを優先してください。
・私が毎回受診を指摘しなくても、病気については「医師の受診をする前提」であることが、ブログの決まり・前提であることを忘れないでください。
一般常識として、私に指摘されないと受診しない、これではダメです。これは自己責任のことです。私は、医師でも医療関係者でもありません。

・サプリメント(健康食品)の摂取も、必ず医師の許可を受けてからにしてください。
・このブログや関連サイトで紹介されます、Amazon.co.jpアソシエイト・リンクの紹介は、効果効能を示唆する意味ではありません。
・先祖供養や健康食品の実践は、ご自分で判断して自己責任の上で決めてください。
※私の返答は、あくまでも参考意見です。決して、強要はしておりません。ここでの話は、自己責任の上で判断をしてください。

*引用・転載禁止のお願い
・伊勢白山道ブログの記事・コメントの転載・引用・コピーは一切厳禁です。
・ブログ、SNS、ツイッター、印刷物など、多数に公開するものはすべてです(限定メンバー公開の場合も)。このブログ内でリンクされているサイト以外は全部です。
・伊勢白山道ブログのリンク掲載はよいです。
・家族へ記事のコピーを渡したり、自分用のデータ保存をしたりすることはかまいません。
・私の発言に感想や解説・解釈を加えられますと、それは私の真意(神意)から外れます。言葉の一部だけを取り上げられれば、意味がまったく違った内容になって伝えられかねません。曲解されることを防止します。

この下方に出る企業広告は、gooブログにより自動的に表示されます。
伊勢白山道とは、一切関係がありません。

コメント (666)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする