晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

京都・紫の心 in仁和寺 17

2007年09月14日 | 日記
レポートファイナルです。

「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
御室御殿 黒書院では、双六(すごろく)や貝合(かいあわせ)の道具やが展示されていました。
<2003年5月撮影>

左:双六(すごろく) 右:貝合(かいあわせ)
写真がぼけててすみません。

風俗博物館(公式サイト)貴族の生活 平安の遊びで遊び方が紹介されています。

当サイト内、風俗博物館2007年上半期展示より「平安の遊び~貝合せ~」もご覧くださいませ。
平安時代の“貝合せ”とは、左右の二方(ふたかた)に分かれて、それぞれ珍しい貝を持ちよって優劣を競う遊びです。



「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」では、充実した楽しい時間を過ごすことができて嬉しかったです。
㈱井筒のスタッフ様&関係者様、仁和寺さん、同行してくださった方々、ありがとうございました!!





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京都・紫の心 in仁和寺 16

2007年09月14日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
御室御殿 黒書院では、弦楽器である和琴(わごん)・琴(きん)・筝の琴(そうのこと)・琵琶(びわ)が展示されていました。
<2003年5月撮影>


画像左から
・和琴(わごん)
・琴(きん)
・筝の琴(そうのこと)
・琵琶(びわ)



風俗博物館(公式サイト)行幸の演出 楽器で各楽器について紹介されています。

当サイト内、風俗博物館2006年上半期展示の女楽 『源氏物語』第35帖 若菜下 よりもご覧ください。
源氏47歳の正月20日、六條院の女君たちによる女楽が催された場面です。

各弦楽器を以下の女君が担当されました。

・和琴(わごん)   :紫の上=源氏の妻、明石の女御の養母
・琴(きん)      :女三宮(おんなさんのみや)=源氏の妻
・筝の琴(そうのこと):明石の女御(あかしのにょうご)=源氏の娘
・琵琶(びわ)    :明石の君=源氏の妻、明石の女御の実母



弦楽器について、明さんのブログ『源氏物語』に詳しく紹介されています。
以下のリンク先はブログ『源氏物語』の該当記事です
和琴(わごん)
琴(きん)
筝(そう)
琵琶





紫の心 その17(終わり)へ



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京都・紫の心 in仁和寺 15

2007年09月12日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
フォーラム参加者である十二単を着装した方々は、唐菓子(からがし=平安時代のお菓子)とお茶をいただいて休憩することが可能でした。
<2003年5月30日・31日>


===========解説書からの引用=============


「唐菓子(からがし)」

■別名は唐果物(からくだもの)。糯米(もちまい)の粉、小麦粉、
 大豆、小豆などを素材に、酢、塩、胡麻、甘葛汁(あまずら)を加
 え、油で揚げたものです。植物の菓子に似せて作られ、異国風の
 意匠となっていました。

================================



甘さ控えめの食べやすいドーナッツという感じで美味しかったです。
唐菓子が置かれている“かわらけ”は持ち帰ることができ、今も大事にとっています♪



紫の心 その16へ

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京都・紫の心 in仁和寺 14

2007年09月12日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
舞楽が開催されました。<2003年5月30日・31日>
フォーラム参加者の方々は十二単姿で鑑賞しています。
他にも舞楽が催されたようなのですが、一般の拝観客の方に加え、私たちフォーラム参加者100名(しかも十二単姿)がいる中、全てを鑑賞することができませんでした。

画像は、舞楽「打毬楽(たぎゅうらく)」。
四人舞です。

手に毬杖(きゅうじょう)を持って舞います。







当サイト内、「平安時代好きの京都旅行記」“梅香る京都”風俗博物館 出張展示<西陣・岩神座ホール>「紫式部日記」より 一条帝による土御門第行幸もご覧ください。

一条帝に見立てた4分の1サイズのお人形たちが、舞楽「打毬楽(たぎゅうらく)」を鑑賞しています。
また、実物大サイズの「打毬楽(たぎゅうらく)」の衣裳を着た人形の写真もページ内でご紹介しています。




紫の心 その15へ


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京都・紫の心 in仁和寺 13

2007年09月11日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
舞楽が開催されました。<2003年5月30日・31日>
フォーラム参加者の方々は十二単姿で鑑賞しています。

画像は、舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」。
4人で舞う童舞(わらわまい)です。

私が参加した日に十二単姿で宸殿南側から撮影したものです。






画像の右側にちらりと写っている木は宸殿前にある「右近の橘」です。
もちろん「左近の桜」も宸殿前にあります。

舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」については、風俗博物館(公式サイト)雅楽童舞(わらわまい)のページ中央部をご覧ください。



明さんのブログ『源氏物語』の舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」に大変詳しく紹介されています。




紫の心 その14へ


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京都・紫の心 in仁和寺 12

2007年09月11日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
舞楽が開催されました。<2003年5月30日・31日>
フォーラム参加者の方々は十二単姿で鑑賞しています。


画像は「蘭陵王(らんりょうおう)」です。
舞台後方から撮影。



御室御所の白砂の上に臨時的に舞台が設けられました。
宸殿南側と回廊、白書院から鑑賞することができました。

画像に見える建物は「宸殿」です。





舞楽「蘭陵王」については、風俗博物館(公式サイト)雅楽 行幸の演出のページ中央に詳しいです。



また、明さんのブログ『源氏物語』の舞楽「陵王」に大変詳しく紹介されています。




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京都・紫の心 in仁和寺 11

2007年09月10日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
2003年5月30日と31日、各日約100名の十二単姿の女性が仁和寺御殿内を回遊しました。

100名の裳唐衣姿(俗称:十二単姿)の女性があちらこちらにいる様子は、華やかで賑やかなものでした。






↑宸殿北側の女君たち



↑宸殿南側の女君たち(舞楽を見るためにひしめきあっています。)







↑回廊の女君たち。華やかです。


 

↑狩衣姿の殿方は「㈱井筒」さんのスタッフの方です。

どこを見ても十二単!!
なんて幸せな光景なんでしょう。


ただ十二単を着て回遊するだけでなく、十二単を着ている間に舞楽の鑑賞やお菓子の接待もありました。

途中、集合写真の撮影が宸殿北側において行われました。
(この時のお写真はいただいていません。)
100名の十二単姿の女性が揃った様子は圧巻です。



↑カメラマンさんの立ち位置とは全く異なる場所から撮影。





紫の心 その12へ


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京都・紫の心 in仁和寺 10

2007年09月10日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
2003年5月30日と31日、各日約100名の十二単姿の女性が仁和寺御殿を回遊しました。

100名もの参加者がいるため、重ねの色目は事前に選ぶことができません。
どんな色目が自分に当るのかドキドキです。

着装後、カメラマンの方に2枚の写真を撮っていただき、帰り際に現像した写真をいただけるというサービスがありとても嬉しかったです♪

私は以下の写真のような色目の十二単<裳唐衣・女房装束>となりました。
例によって顔を修正しています。


 

一般の拝観客の方もたくさんおられる中、カメラを向けられることも多く恥ずかしかったです。(笑)
檜扇(ひおうぎ)でさりげなく顔を隠してみたりして。

 

右側の画像は、『源氏の部屋』の小池笑芭さん所有のウィッグをおかりしました。
その節はありがとうございました。

写真を撮ってくださった同行していただいた方々にも心より感謝しております!




紫の心 その11へ



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京都・紫の心 in仁和寺 9

2007年09月09日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
御室会館で昼食『創作平安王朝料理』をいただきました。
2003年5月撮影。

画像は「姫飯(ひめいい)」。
赤米はおめでたい色をしたお米であり、その赤米の湯漬け。
白身魚も入っており、お吸い物感覚でいただけました。

こちらも美味しかったです。

この「日本文化フォーラム21」では、昼食を終えて身支度<トイレや化粧なおしとか。持参しておられる方はウイッグをつけていらっしゃました>ができた人から十二単着装に移るといった具合でしたので、正直に申しますと、「美味しいわ~」と言いながらひたすら急いで食べていたのでした。(笑)



六盛さんで豪華な「創作平安王朝料理」が予約制でいただくことができます。
いつか食べてみたいですね~。


さて次は、十二単姿になって仁和寺御室御殿を回遊します。




紫の心 その10へ



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京都・紫の心 in仁和寺 8

2007年09月09日 | 日記
「日本文化フォーラム21 紫の心~源氏物語の世界~」in仁和寺 において
御室会館で昼食『創作平安王朝料理』をいただきました。
2003年5月撮影。

京料理 手をけ弁当「六盛」さんによる『創作平安王朝料理』です。


創作 といっても、史実考証や故実に基づき再現したものだそうです。

中央に立てられている白いものは、御物(おもの)と呼ばれご飯を高く盛り付けてあります。
しっかり固めてあるため、お箸で少しずつ崩して食べることができました。

周囲を彩る各小皿は「おまわり」といい、現代でいうところの「おかず」です。
干物が多いため、お酒が美味しいだろうな~と強く思ったのを覚えています。

全体的にお料理も美味しかったです。
私は、「おまわり」は完食したものの、御物(おもの)は全部食べ切れませんでした。
途中でおなかいっぱいになってしまって・・・。残念。


お箸の横に置かれている紅色の杯(さかずき)には、白酒が注がれました。
また、画像右上の白い椀には、左女牛井(さめがい=醒ヶ井)のお水が入れられています。
冷たくて美味しいお水でした。
左女牛井(さめがい)のお水は、㈱井筒さんがくみ上げているお水です。



堀川通には、「左女牛井之跡」の碑があります。




紫の心 その9へ





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