HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

カイヅカイブキ(貝塚伊吹)

2021-02-27 | 冬 樹木 果実・葉

 頭も横も全部が四角にきれいに刈り込まれている。
だから出ている殆どに先祖返り。
























カイヅカイブキ(貝塚伊吹)ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus chinensis 'Kaizuka'
(2021.02.24 船上)

針状の硬い葉は針葉(はりば)または針形葉(しんけいよう)
通常の葉を紐葉(ひもば)または鱗形葉(りんけいよう)
実生では若い葉は全て針形葉だが、生長するに従って鱗形葉になる。
挿し木増殖のカイズカイブキは生長した鱗形葉を普通に植栽するのだが
樹の性質を無視して形を整えようと枝を強く剪定すると
徒長枝として育つ葉は全て『先祖返り』して幼苗の頃の針形葉になる。
生長した樹に針形葉が出た場合は、鱗茎葉にはならないから注意しないといけない。


▲ 放置すればこのような樹形になる、筈だ。▲
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カイヅカイブキ ハイネズ ビャクシン ハイビャクシン ミヤマビャクシン アメリカハイネズ ブルーチップ
ジュニペルス(ハイビャクシン) オールドゴールド モントレーイトスギ・ゴールドクレスト
ホソイトスギ コロラドビャクシン ブルー・ヘブン アリゾナイトスギ ブルー・アイス
ヒノキ グロボーサ・バリエガタ



2 コメント

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Unknown (すあは)
2024-05-16 20:03:12
カイヅカイブキはヒノキの小さい葉っぱに見えますが拡大すればヒノキそのものの葉っぱで、ストレスが加わるとスギと同じ葉っぱになるんですね。
そのようですね。 (林の子)
2024-05-16 21:09:08
生垣によく利用されるので、樹形を整えようとされることで、ストレスがかかるのでしょうね。
やはり人間の都合で植物の性質を無視すればまずいな…と思います。

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