天を指さし…喜ぶ羽生 初連覇/写真特集
男子はソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)が今季世界最高の
合計288・16点で2連覇した。男子の2連覇は史上3人目で、日本人では初めて。
ショートプログラム(SP)で1位だった羽生はフリーで2種類の4回転ジャンプを
成功させ、世界歴代2位の194・08点をマーク。合計で2位のハビエル・フェルナンデス
(スペイン)に34・26点の大差をつけた。
(ニッカンスポーツ)
しかし、こんなにハシャイでる羽生選手始めてのような・・・
ある意味、オリンピック金メダルより喜んでるみたい。
本当に、辛かったんだろうなぁ~!壁をのりこえて嬉しかったのに違いない。
これからも自信がついた20歳のスタートですね。
よく貫き通しましたよね。徹頭徹尾・・・!
でも、こんな場面も・・・
目に涙が・・・!!
(ハビ)・・泣いてるの? チラ・・
泣いてないよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Odhrán Allenさんのツイより
メンタルの先生かしら?
Ah fortune favours the bold! Congrats Yuzuru on your incredible win at
gpfbarcelona & I'm so happy I got to meet you
「神が味方をしてくれたね!ユヅル、驚きの勝利おめでとう。
君に出会えて良かったよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユーリさんのツイより
「はぁぁぁびぃぃぃぃぃ‼︎‼︎」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽生GPファイナル連覇 小林強化部長も絶賛「しばらく無敵」
11月8日、中国杯男子フリー直前の6分間練習で中国選手と激突して頭部、
左太腿など5カ所を負傷。滑り込みで出場したGPファイナルで羽生結弦
(20=ANA)が男子ではプルシェンコ(ロシア)、チャン(カナダ)に続く
史上3人目、日本人としては初めての2連覇を達成した。
五輪王者がその年のGPファイナルを制したのは史上初めて。
この日のフリーでは最後の3回転ルッツの転倒したものの、2種類の
4回転ジャンプを成功させ、演技後半には2つのトリプルアクセルを跳んで
得点を重ねた。
12日のショートプログラム、そしてフリー、合計のいずれも今季世界最高点を
マークして2位のフェルナンデス(スペイン)に34・26点の大差をつけての勝利。
日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は「フリーの内容は完璧に近い。
才能があって気持ちも強い。しばらく無敵だと思う」と絶賛した。
7日に20歳の誕生日を迎えたエースの完全復活。
“羽生時代”突入を予感させる勝利だった。
(スポニチアネックス)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブライアン・オーサーコーチが語る羽生結弦の強さとは
省略
■羽生選手がチーム・ブライアンと出会い強化されたこと
羽生選手といえば、体力が課題とされてきた。シニアはジュニアに比べて演技の
時間が長くなる。シニアからジュニアに上がった当時はスタミナが持たないため後半、
不安定な場面も多く見られた。
そんな羽生選手に向けてオーサーコーチが行ったのは、体力作りではなくスケーティング
技術の向上だった。オーサーコーチは「彼は喘息で体力もないため、滑りでムダな
体力を使ってはいけません。スタミナをつけさせるよりも、スタミナを使わない
滑りを身につけさせるのが正解だと思いました」と記す。
また、「このスケーティングの強化はジャンプの安定性にもつながり」4回転ジャンプも
安定したという。
その他にも常に全力でスケーティングする羽生選手は、試合終了後リンクの上に
倒れてしまうこともあった。審判は見所がある緩急のついた演技を好む。
常に全力で演技に取り組む彼の美学を尊重しながらも、ソチオリンピックに向けては
落ち着く部分は落ち着いた緩急のある演技を行うことを目標とした。
■羽生選手とハビエル・フェルナンデス選手
チーム・ブライアンと言えば、羽生選手の他にハビエル・フェルナンデスという
トップスケーターがいる。羽生選手とフェルナンデス選手の仲の良さは有名だ。
リンクの中や外での2人の仲睦まじい様子は、厳しいスポーツの世界でもほっとする
瞬間という人も多いのではないか。
彼がチーム・ブライアンにいることにも羽生選手の強くなった秘密があった。
全くタイプの異なる2人。羽生選手は常に全力であり全ての試合に勝とうとする。
一方、フェルナンデス選手は緊張感が続かない。
そのため、常にリラックスした状態で試合に望む。また、常にマスコミから
注目されている羽生選手は、常に失敗したくないという意識があり練習も全力で行う。
しかし、のんびりした性格のフェルナンデス選手は、練習で転んでも気にしない。
そのまま氷の上で寝そべり、靴が悪いのかもしれないとおどけたパフォーマンスを
してみせる。
そんな2人にオーサーコーチは「ハビエルは愉快でユヅルは一生懸命です。
ハビエルにとってはユヅルと競い合うことで練習への集中力が上がりました。
ユヅルにとっては、ときに自分を追い込みすぎたときに、ハビエルが
心の安らぎになったと思います」と語る。2人のトップ選手は互いに良い相乗効果を
もたらしている。
羽生選手の強さの理由は、素晴らしいチーム、素晴らしいコーチング、
素晴らしい仲間にあった。
そしてそんな素晴らしい環境を提供できるブライアン・オーサーコーチも素晴らしい。
本書を読むと、競技だけに固執しないブライアン・オーサーの人柄の良さも感じられる。
今シーズンも、まだまだはじまったばかり。
読んだ後は、羽生選手だけでなく、チーム・ブライアン全体の活躍に注目
したくなる1冊である。
(ダヴィンチニュース)
持ってますよ~。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ザヤックルールを攻略せよ(1):予備知識編
フィギュアスケートファンにはおなじみのザヤックルール。NHK杯2014では、
村上佳菜子選手が涙をのみ、逆に村上大介選手はうまく回避、羽生結弦選手も
ぎりぎりで回避したことで、一般視聴者にも多少浸透したかもしれない。
これまでも多くの選手を悩ませてきた(その筆頭が織田信成氏である)
ザヤックルールだが、今季ルールが新たに改変されたことで、さらに頭の
痛い問題が発生している。
筆者のISUに対する願望もとい主張を先に書いておこう。
○ 2回転以下のジャンプはザヤックルールの対象から外すべし
○ コンビネーションのセカンドジャンプ、サードジャンプは
ザヤックルールの対象から外すべし
(くわしくは、こちらへどうそぞ)
ザヤックルールを攻略せよ(2):羽生結弦編(前)
ここで羽生氏の華麗なるザヤ回避をご覧ください
2S(うんまあ)
3T(警報発令)
3F
3Lz-2T
3A-3T(特別警報発令/(^o^)\最後の3Lzががが)
1A-1Lo-3S(!!!警報解除)
3Lo
3Lz
針の穴を通すようなザヤ回避ですた……
(くわしくは、こちらへどうぞ)
ザヤックルールを攻略せよ(3):羽生結弦編(後)
省略
また、NHK杯は羽生選手が僅差でジェレミー・アボット選手を上回ったことで、
残念ながら一部で採点を訝しむ向きもあったようだ。
だが、その手の批判をする方もやはりプロトコルをよく見るべきだ。
NHK杯プロトコル
TESは羽生選手が70.31であるのに対し、アボット選手が64.28。一方PCSは、
羽生選手は82.48であるのに対し、アボット選手が83.86と、アボット選手が
羽生選手を上回っている。羽生選手はどちらかと言えば基礎点の高い構成を組み、
GOEによる加点を積み重ねる、いわばTESで稼ぐタイプの選手だろう。
NHK杯でアボット選手のTESが伸び悩んだ理由は、3Aを単独で2本飛んだために
2本目の基礎点が0.7倍になってしまったこと、後半のジャンプにパンクが
多かったこと、またスピンでレベルを取りこぼしたことによるもので、
GOEにほとんど差はない。
パンクが基礎点にどれほど影響するか、ということを端的に示す例は、
羽生選手の2013年のTEBとGPFのFSであろう。ジャンプの予定構成が同じなので
比較しやすい。以下は両試合のプロトコル。
(ブログで見てください)
TEBのミスは、4Sがパンクして1Sになり、4Tで転倒したこと(ただし回りきっている)。
GPFのミスは4Sで転倒したこと(これも回りきっている)のみ。
4Sと4Tの基礎点の差は0.2なので度外視するとして、要するにTEBは1抜け1コケ
だったのに対し、GPFは1コケだった。違いはジャンプの1抜けのみということである。
だが、演技全体の基礎点を見るとその差は歴然としている。
1抜け1コケのTEBはベースバリューが79.92、1コケのGPFは88.52。
基礎点のみで8.6点もの差が出ている。GPFで2位だったパトリック・チャン選手との
差は13.17。もしTEB同様1抜け1コケだった場合、GOEもあいまって敗れていた
かもしれない。
ここまでさんざんネガティヴなことを書いて、自分自身でも気が滅入ってしまった。
ご覧になって不快に感じられたなら、誠に申し訳ない。
お断りしておくが、羽生選手が最後にザヤックルールに抵触したのはもう4年も
前である。4年間ザヤックルールに違反していないし、違反の可能性があった
ケースすら今回で3年ぶりなのである。
ついでに付け加えるならば、ジャンプが1回パンクした程度ならばジャンプの
基礎点は60~70点程度確保できる。ということは、スピン、ステップとあわせて
ベースバリューは75~85点ほど稼げるわけで、GOEを10点程度、PCSを85点程度と
見積もった場合、TSSは170~180点程度に達する。
羽生選手のPBには及ばないが、決して低い点ではない。
もちろんノーミスならばTSSは200点に到達するだろう。
言うまでもなく羽生選手は非常に聡明な人物である。
(フィギュアスケートとはずがたりさんのブログより)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2014 GPF Men's Victory Ceremony(メダルセレモニー)
JP Figure Skatingさんからの動画です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽生結弦 Yuzuru Hanyu - 2014 GPF Exhibition
(エキシビション)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。
人気ブログランキングへ
男子はソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)が今季世界最高の
合計288・16点で2連覇した。男子の2連覇は史上3人目で、日本人では初めて。
ショートプログラム(SP)で1位だった羽生はフリーで2種類の4回転ジャンプを
成功させ、世界歴代2位の194・08点をマーク。合計で2位のハビエル・フェルナンデス
(スペイン)に34・26点の大差をつけた。
(ニッカンスポーツ)
しかし、こんなにハシャイでる羽生選手始めてのような・・・
ある意味、オリンピック金メダルより喜んでるみたい。
本当に、辛かったんだろうなぁ~!壁をのりこえて嬉しかったのに違いない。
これからも自信がついた20歳のスタートですね。
よく貫き通しましたよね。徹頭徹尾・・・!
でも、こんな場面も・・・
目に涙が・・・!!
(ハビ)・・泣いてるの? チラ・・
泣いてないよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Odhrán Allenさんのツイより
メンタルの先生かしら?
Ah fortune favours the bold! Congrats Yuzuru on your incredible win at
gpfbarcelona & I'm so happy I got to meet you
「神が味方をしてくれたね!ユヅル、驚きの勝利おめでとう。
君に出会えて良かったよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユーリさんのツイより
「はぁぁぁびぃぃぃぃぃ‼︎‼︎」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽生GPファイナル連覇 小林強化部長も絶賛「しばらく無敵」
11月8日、中国杯男子フリー直前の6分間練習で中国選手と激突して頭部、
左太腿など5カ所を負傷。滑り込みで出場したGPファイナルで羽生結弦
(20=ANA)が男子ではプルシェンコ(ロシア)、チャン(カナダ)に続く
史上3人目、日本人としては初めての2連覇を達成した。
五輪王者がその年のGPファイナルを制したのは史上初めて。
この日のフリーでは最後の3回転ルッツの転倒したものの、2種類の
4回転ジャンプを成功させ、演技後半には2つのトリプルアクセルを跳んで
得点を重ねた。
12日のショートプログラム、そしてフリー、合計のいずれも今季世界最高点を
マークして2位のフェルナンデス(スペイン)に34・26点の大差をつけての勝利。
日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は「フリーの内容は完璧に近い。
才能があって気持ちも強い。しばらく無敵だと思う」と絶賛した。
7日に20歳の誕生日を迎えたエースの完全復活。
“羽生時代”突入を予感させる勝利だった。
(スポニチアネックス)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブライアン・オーサーコーチが語る羽生結弦の強さとは
省略
■羽生選手がチーム・ブライアンと出会い強化されたこと
羽生選手といえば、体力が課題とされてきた。シニアはジュニアに比べて演技の
時間が長くなる。シニアからジュニアに上がった当時はスタミナが持たないため後半、
不安定な場面も多く見られた。
そんな羽生選手に向けてオーサーコーチが行ったのは、体力作りではなくスケーティング
技術の向上だった。オーサーコーチは「彼は喘息で体力もないため、滑りでムダな
体力を使ってはいけません。スタミナをつけさせるよりも、スタミナを使わない
滑りを身につけさせるのが正解だと思いました」と記す。
また、「このスケーティングの強化はジャンプの安定性にもつながり」4回転ジャンプも
安定したという。
その他にも常に全力でスケーティングする羽生選手は、試合終了後リンクの上に
倒れてしまうこともあった。審判は見所がある緩急のついた演技を好む。
常に全力で演技に取り組む彼の美学を尊重しながらも、ソチオリンピックに向けては
落ち着く部分は落ち着いた緩急のある演技を行うことを目標とした。
■羽生選手とハビエル・フェルナンデス選手
チーム・ブライアンと言えば、羽生選手の他にハビエル・フェルナンデスという
トップスケーターがいる。羽生選手とフェルナンデス選手の仲の良さは有名だ。
リンクの中や外での2人の仲睦まじい様子は、厳しいスポーツの世界でもほっとする
瞬間という人も多いのではないか。
彼がチーム・ブライアンにいることにも羽生選手の強くなった秘密があった。
全くタイプの異なる2人。羽生選手は常に全力であり全ての試合に勝とうとする。
一方、フェルナンデス選手は緊張感が続かない。
そのため、常にリラックスした状態で試合に望む。また、常にマスコミから
注目されている羽生選手は、常に失敗したくないという意識があり練習も全力で行う。
しかし、のんびりした性格のフェルナンデス選手は、練習で転んでも気にしない。
そのまま氷の上で寝そべり、靴が悪いのかもしれないとおどけたパフォーマンスを
してみせる。
そんな2人にオーサーコーチは「ハビエルは愉快でユヅルは一生懸命です。
ハビエルにとってはユヅルと競い合うことで練習への集中力が上がりました。
ユヅルにとっては、ときに自分を追い込みすぎたときに、ハビエルが
心の安らぎになったと思います」と語る。2人のトップ選手は互いに良い相乗効果を
もたらしている。
羽生選手の強さの理由は、素晴らしいチーム、素晴らしいコーチング、
素晴らしい仲間にあった。
そしてそんな素晴らしい環境を提供できるブライアン・オーサーコーチも素晴らしい。
本書を読むと、競技だけに固執しないブライアン・オーサーの人柄の良さも感じられる。
今シーズンも、まだまだはじまったばかり。
読んだ後は、羽生選手だけでなく、チーム・ブライアン全体の活躍に注目
したくなる1冊である。
(ダヴィンチニュース)
持ってますよ~。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ザヤックルールを攻略せよ(1):予備知識編
フィギュアスケートファンにはおなじみのザヤックルール。NHK杯2014では、
村上佳菜子選手が涙をのみ、逆に村上大介選手はうまく回避、羽生結弦選手も
ぎりぎりで回避したことで、一般視聴者にも多少浸透したかもしれない。
これまでも多くの選手を悩ませてきた(その筆頭が織田信成氏である)
ザヤックルールだが、今季ルールが新たに改変されたことで、さらに頭の
痛い問題が発生している。
筆者のISUに対する願望もとい主張を先に書いておこう。
○ 2回転以下のジャンプはザヤックルールの対象から外すべし
○ コンビネーションのセカンドジャンプ、サードジャンプは
ザヤックルールの対象から外すべし
(くわしくは、こちらへどうそぞ)
ザヤックルールを攻略せよ(2):羽生結弦編(前)
ここで羽生氏の華麗なるザヤ回避をご覧ください
2S(うんまあ)
3T(警報発令)
3F
3Lz-2T
3A-3T(特別警報発令/(^o^)\最後の3Lzががが)
1A-1Lo-3S(!!!警報解除)
3Lo
3Lz
針の穴を通すようなザヤ回避ですた……
(くわしくは、こちらへどうぞ)
ザヤックルールを攻略せよ(3):羽生結弦編(後)
省略
また、NHK杯は羽生選手が僅差でジェレミー・アボット選手を上回ったことで、
残念ながら一部で採点を訝しむ向きもあったようだ。
だが、その手の批判をする方もやはりプロトコルをよく見るべきだ。
NHK杯プロトコル
TESは羽生選手が70.31であるのに対し、アボット選手が64.28。一方PCSは、
羽生選手は82.48であるのに対し、アボット選手が83.86と、アボット選手が
羽生選手を上回っている。羽生選手はどちらかと言えば基礎点の高い構成を組み、
GOEによる加点を積み重ねる、いわばTESで稼ぐタイプの選手だろう。
NHK杯でアボット選手のTESが伸び悩んだ理由は、3Aを単独で2本飛んだために
2本目の基礎点が0.7倍になってしまったこと、後半のジャンプにパンクが
多かったこと、またスピンでレベルを取りこぼしたことによるもので、
GOEにほとんど差はない。
パンクが基礎点にどれほど影響するか、ということを端的に示す例は、
羽生選手の2013年のTEBとGPFのFSであろう。ジャンプの予定構成が同じなので
比較しやすい。以下は両試合のプロトコル。
(ブログで見てください)
TEBのミスは、4Sがパンクして1Sになり、4Tで転倒したこと(ただし回りきっている)。
GPFのミスは4Sで転倒したこと(これも回りきっている)のみ。
4Sと4Tの基礎点の差は0.2なので度外視するとして、要するにTEBは1抜け1コケ
だったのに対し、GPFは1コケだった。違いはジャンプの1抜けのみということである。
だが、演技全体の基礎点を見るとその差は歴然としている。
1抜け1コケのTEBはベースバリューが79.92、1コケのGPFは88.52。
基礎点のみで8.6点もの差が出ている。GPFで2位だったパトリック・チャン選手との
差は13.17。もしTEB同様1抜け1コケだった場合、GOEもあいまって敗れていた
かもしれない。
ここまでさんざんネガティヴなことを書いて、自分自身でも気が滅入ってしまった。
ご覧になって不快に感じられたなら、誠に申し訳ない。
お断りしておくが、羽生選手が最後にザヤックルールに抵触したのはもう4年も
前である。4年間ザヤックルールに違反していないし、違反の可能性があった
ケースすら今回で3年ぶりなのである。
ついでに付け加えるならば、ジャンプが1回パンクした程度ならばジャンプの
基礎点は60~70点程度確保できる。ということは、スピン、ステップとあわせて
ベースバリューは75~85点ほど稼げるわけで、GOEを10点程度、PCSを85点程度と
見積もった場合、TSSは170~180点程度に達する。
羽生選手のPBには及ばないが、決して低い点ではない。
もちろんノーミスならばTSSは200点に到達するだろう。
言うまでもなく羽生選手は非常に聡明な人物である。
(フィギュアスケートとはずがたりさんのブログより)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2014 GPF Men's Victory Ceremony(メダルセレモニー)
JP Figure Skatingさんからの動画です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
羽生結弦 Yuzuru Hanyu - 2014 GPF Exhibition
(エキシビション)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。
人気ブログランキングへ