2014/12/18 ヴァレンチン・モーロトフ
「期待していなかったのに、羽生の成熟を見た」
ヴァレンチン・モーロトフ「期待していなかったのに、羽生の成熟を見た」
サンクトペテルブルクフィギュアスケートアカデミー、コーチ・
振付師ヴァレンチン・モーロトフのグランプリファイナル評より。
羽生結弦の部分
ショートプログラムでショパンの音楽に乗って演技したような羽生の成熟を
見ることを、私は期待していなかった。現代的編曲や現代的リズム無しの伝統的
クラシックで彼が滑ったという記憶がない。そこには、ただピアノの音だけが響き、
素晴らしかった。結弦は、この音楽に溶け込み、全ての波を、気分の下降も
上昇も全て載せてなめらかに滑って行く。プログラムは技術的に非常に精巧に
作られている。
四回転トウループやトリプルアクセルへの非常に難しい入りがあり、彼が力を
省エネせずに、最高の身体的、感情的精力を出して働いているのが見て取れる。
「オペラ座の怪人」の音楽によるフリープログラムでは、ジャンプへの
難しい入りと簡単な入りが交錯するのを私たちは見る。特に、フリー最初の
ジャンプ四回転サルコウへは、羽生は非常に簡単に入る。次のジャンプもまた、
エネルギー消耗を高めること無く、簡単なステップを踏み遂行される。
彼は、フリープログラムで、ショートでわれわれが見たものと同様の音楽性を
披露する。そして同時に指摘したいのは、とうとう結弦は、力を抜いた、
無頓着な自分の滑りのスタイルから脱却したということだ。
彼には、仕上げられ、到達されたラインが現れた。
ジャンプからの出の後、彼は背中も両手も保とうとしている。
羽生のフリープログラム、ステップシークエンスは、レベル3だが、＋2が付いた。
レベル4までには、ここには明らかに内容が足りない。
シークエンスはプログラム前半に入れられている — 広く滑り、馴らし、
エッジさばきのデモストレーションのためでもあり、同時にジャンプを後半に
持って来るためでもある。
と同時に指摘したいのは、私が前回既に指摘したプログラムプレゼンテーションの
北米的スタイルである。それはジャッジたちとの非常に良いコンタクトだ。
全てのジェスチャー、視線、さらにはスリーターンの様な普通のステップの
後でさえ、ジャッジ側を向いているのだ。
また、私の注意を引いたのは、トリプルルッツの転倒後、羽生は徒にニヤリと
笑った。
プログラム全体が悲劇のなかを流れているのに、彼はここで気分から脱落した。
（あれこれさんのブログより）
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[フィギュアスケート]GPファイナル
男子は羽生が、今季最高得点で連覇
こちらを、クリックしてください。
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今夜です フジテレビONE
2010全日本フィギュアスケート選手権大会 男子フリー
～羽生結弦列伝～
2014年12月19日（金） 27時00分～29時00分 の放送内容
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イタリア（ミラノ）にお住まいのミラノ在住さんが、また翻訳して
くださいました。
羽生選手の、エキシビションの紹介です。
コスモさん、皆さん、こんばんは
今日、RAI SPORTチャンネルでエキシが録画放送されたので解説の訳を送りますね。
相変わらず絶賛の嵐でした。
イタリアRAI SPORTマンマ解説版エキシ
実況：アリアンナさん
解説：ファブリツィオさん
ア：さあ、ここは当然リンクメイトのハビエル・フェルナンデスが羽生結弦を
紹介します。
ハビがスペイン語で羽生君を紹介
（アリアンナさんが通訳してくれました。アンジェロさんもそうですけどスペイン語も
堪能なんですね！（海外の実況解説はレベル高いです！！）
ア：「結弦は素晴らしいスケーターです。今後の試合でも素晴らしい結果を出して
くれることを願っています。この場所に彼を迎えられて光栄でした。
ブライアン・オーサーの元で一緒に練習できてとても幸せです」と言っています。
素晴らしいですね！
彼らは固い友情と強い絆で結ばれています。
大会開催中、スペイン放送の解説者は彼らの絆について言及していました。
練習中、どちらかが困難に陥ると互いに頼るのだそうです。
そんな彼らの関係を表す素晴らしいプレゼンテーションでした。
それではオリンピックチャンピョン、世界王者、そしてこのファイナルの勝者、
羽生結弦の演技を観ましょう。
（演技終了）
ア：羽生結弦、繊細で熟練したエレガンスを見せてくれました。
彼はこのファイナルの偉大な主役でした。それは圧巻のフリープログラムを
演じたからだけではなく
ファ：もの凄い高得点だった！
ア：彼がどれほどこのファイナルに出場することを望み、そしてどのようにして
この場所に到達したのか。中国でも日本でも最悪のコンディションで試合に
挑みました。
ファ：全く別次元だった。他の選手に途方もない大差を付けての圧勝だった。
プログラム中、別の太陽系のスケーターと形容したけれど、彼は全てを
簡単そうに見せてしまう生まれながらの才能がある。
まるで何でもないことのように4回転ジャンプや3回転ジャンプを跳んでしまう。
これは３Ｔ、彼は通常、4回転を跳ぶことに慣れている。
この軽やかさを見て下さい！
もうひとつ、彼は全てを高いクオリティでこなすことが出来る。
そして傑出した表現者だ。
他の選手ではジャンプは凄いけど表現力がいまいちと言うことがあるけれど、
彼は違う。彼には才能がある。
ア：彼は表現面でもすごく成長したわ。
昨日のフリー「オペラ座の怪人」は本当にファンタスティコだった。
ファ：この３Ａの幅、空中姿勢、そしてしなやかさを見て下さい。
規格外の才能だ！彼は全てが可能な選手だ。
ア：適切な表現ね。
彼はこれほどまでに復調し、我々を驚かせましたが、まだ100％ではないと
言っています。
完全に回復するのは大変なことなのかもしれませんが、いい方向に進んで
いると思います。
それにしてもブライアン・オーサーの大勝利だったわね。
1位と2位が彼の教え子です。
ファ：それだけではない。彼は素晴らしいヨナキムも育てたことを忘れてはいけない。
彼にはそれぞれの選手の良さを引き出し、その力を最大限に発揮させる能力がある。
ミラノ在住さんの一言
アリアンナさんとファブリツィオさん、通常は片方がしゃべるともう片方が黙るの
ですが、2人とも興奮している上に言いたいことが多過ぎて相手にかまわず喋り
まくるので、所々会話がかみ合っていませんでした！！！
羽生君とハビ君、本当にいい関係なんですね。
練習でつらい時にもう片方が支える、ではなく困っている方が相手に頼る
（寄りかかる）と言っていたのがいいなあと思いました。
それにしてもスペインのテレビがハビ君の最大のライバルである羽生君を
こんなに温かく解説してくれていたなんて！！感動です。
ありがとう、スペイン！！
番組表によれば来週の火曜日にRAI SPORTで男子ショートを録画放送する
ことになっています。イタリアの番組表は天気予報並みに信用出来ませんが、
とりあえず楽しみです。
（ミラノ在住様、ありがとうございます。次回も楽しみにしています
）
では、さっそくエキシビション見てください。
（イタリア語は入っていません）
ミラノ在住さんの翻訳を思い出しながら見てくださいね。
再[Int'l] Yuzuru HANYU - EX (gala)｜Grand Prix Final 2014 - 羽生結弦
桜咲さんからの動画です。
2014 GPF 羽生結弦 Yuzuru Hanyu Exhibition+Finale (No Commentary)
YUZURINKChinaFanclubより
サラさんのツイがありました。
Congratulations Yuzuru! And thank you so much☺️ 羽生選手、
本当におめでとうございます。そして、ありがとうございます
これからもずっと応援してます。私も頑張ります！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、頑張ります。
（20歳の変顔( ´ ▽ ` )ノ ）
ゆづ小町さんより（VINE）動画
こちらを、クリックしてください。
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egorzakroevさんのインスタより
With Yuzuru and Max
（誰がどこから撮った写真でしょうね？）
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いっぷく葛西さんの発言
こちらに動画をあげてくださいました。
（羽生選手の事を語っています）
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動きがめっちゃリンクしてる二人の可愛いGIFみて癒されよ…
（ロザリーさんのツイより）
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ジュニアから新しい風の吹く予感～ GPファイナルを振り返って＜第３回＞
【佐野稔のフィギュアスケート４回転トーク 2014～15ヴァージョン⑥】
●17歳とは思えないトゥクタミシェワ 完全復活の金メダル
●健闘の本郷だが、足りないものも浮き彫りに
●宇野、樋口 新しい風が吹きそうな日本フィギュア
●世界が注目する「全日本選手権」
もちろんジュニア勢だけではありません。12月26日からの全日本選手権には、
NHK杯で優勝した村上大介、実績十分の小塚崇彦、田中刑事や日野龍樹たちも、
おそらく準備万端に待ち構えていることでしょう。
女子については、今年は誰が勝っても初優勝になります。
昨年は日本フィギュア界の歴史に残るような大熱戦の末、当時28歳の鈴木明子さんが
出場13回目にして悲願の初優勝を成し遂げ、私たちの涙腺を緩めてくれました。
今年はいったい何が起こるのか。正直予想はつきません。
男子については、いま世界一レベルの高い競争が、日本でくり広げられています。
10代、20代の若い方たちにはピンと来ないかもしれませんが、上村春樹さん、
山下泰裕さん、斉藤仁さん…。かつて柔道男子の重量級では
「日本王者」＝（イコール）「世界王者」を意味していた時代がありました。
それと同じように、いまの日本で男子フィギュアの頂点に立つためには、
世界のトップになるくらいの力量が求められます。
なにせ越えるべき相手が、羽生結弦なのです！
国内大会ではありますが、今シーズンの全日本選手権は、まさしく世界レベル。
全世界のフィギュア・ファン注目の大会になることでしょう。
※次回の「佐野稔のフィギュアスケート４回転トーク」は全日本選手権終了後、
掲載の予定です。
（佐野 稔）
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第８３回全日本フィギュアスケート選手権大会 ※応援バナー、花束投げ込み
に関するご案内を掲載しました。
こちらを、クリックしてください。
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皇帝への道、本当の強さ
（フィギュアスケート、羽生結弦のＧＰファイナル連覇）
バルセロナで行われた、フィギュアスケートのＧＰファイナル。
ＳＰを滑り終えた羽生結弦は柔らかい表情で語った。
「本当に今日は楽しく、目一杯滑りました」
今季２戦の苦しかった戦いなどなかったかのように。
いや、むしろ苦しかった今季の戦いだからこそ、浮かべられた表情だろうか。
ＦＳでは、演技が終わると、思わずガッツポーズが何度も飛び出すほどの演技。
その顔には満足感が漂っている。
「オペラ座の怪人」の曲にのって滑る羽生こそが、中国ＧＰでの恐怖心を
乗り越えて、怪人かと思わせる強さがあった。
羽生はＳＰでも、ＦＳでもトップを譲らず、２位に３４・２６点差。
点数が発表されると、何度も飛び上がり、拍手と観客に感謝を示した。
ＳＰ、ＦＳでも今期世界最高点を叩きだしたその演技には、優雅さだけではない
フィギュアスケートではなかなか感じなることがない、思わずひきつけられる
力強さがあった。
ＧＰファイナルの連覇は日本人初。
1995年シーズンから始まったＧＰファイナルで連覇を達成したものは、男子では
エフゲニー・プルシェンコと、パトリック・チャンしかいない。
ちなみに女子では、タラ・リピンスキー、イリーナ・スルツカヤ（３連覇）、
キム・ヨナ、浅田真央の４人。
（こうして見ると、強者がフィギュアスケートの歴史を作っていることがよくわかる）
羽生が中国ＧＰを棄権していたら、この結果は生まれなかった。
ＮＨＫ杯に強行出場してなければ、この栄冠を手にできなかった。
人は試練に立ち向かい、乗り越えるたびに強くなる。
たいてい、それは外部から否応なしに来るものだ。
しかし、羽生は、アクシデントで起こった結果ではあるが、自らの意志で決断し、
自ら険しい道を選びとった。
能動的に、苦難を引き受けた羽生は、きっと今まで以上に強くなる。
このＧＰファイナルの結果は、ソチ五輪金メダルよりも大きなものだ。
あの体の、あの表情の、どこにそんな強靭さがあるのだろう。
しなやかな強靭さを持って、演技に幅が出てきた羽生は、どこまで美しく、力強い
アスリートになっていくのだろう。
青白い顔、焦点の合わない目、あごから垂れる血。
冥界から来た幽鬼のような表情で、氷上を滑る中国ＧＰの羽生を思い出すと、
今でも鳥肌が立つ。
ＦＳでは、ジャンプのたびに転倒しても立ち上がる羽生に、リンクの観客の手拍子は
止まり、悲鳴さえ起こらなくなる。
ほとんどの人が、あの出場は失敗だと思っていた。
もうやめよう、と会場にいた誰もが演技を止めたがっていた。
しかし、羽生は演技を続けた。
自らの意志で、やり遂げられたのだ。
今回の結果は彼の意志で引き寄せたもの。
そして、その力強い意志によって、運も味方につけた。
一つ滑るごとに、彼の自信につながり、その自信は背骨のように羽生を支える。
今回のＧＰファイナルの結果だけが自信につながっているのではない。
中国ＧＰの演技をやり遂げた、というその経験が、羽生を強くした。
強くなったのは、羽生自身の意志の強さにある。
その強さに、フィギュアスケートの神様は、粋な計らいをしてくれたのだ。
あのどちらかと言うと、甘いマスクに、女性を強引に引き寄せるような力強さが
加われば、鬼に金棒だ。
羽生を見ているとロシアのプルシェンコを思い出す。
圧巻のソチ五輪団体戦での演技。
羽生が尊敬するロシアのプルシェンコのような、皇帝と呼ばれるにふさわしい道を
歩んでいく。
皇帝自らが認め、羽生自身もそれを受け止めて困難を切り開く。
譲られた王冠におごることなく、自らの演技で道を切り開き、王冠の輝きは
羽生にしか出せない輝きを見せる。
後継者として認められたのは、ソチ五輪での金メダル。
しかし、本当の意味でプルシェンコの皇帝たる所以を引き継いだのは、この瞬間
からかもしれない。
一夜明けた取材でも、
「今なすべきことがなせた。浮かれている状態じゃないし、全日本選手権に向けて、
ハードな練習がやってくる」
と語る羽生には、孤高の道を切り開きながら、決しておごることはない。
むしろ、
「ファン、チーム、関係者のサポートがあってこの結果になった。今スケートが
できることが一番の幸せ」
という羽生は、フィギュアスケートに対する子どものように純粋な「好き」という
感情を併せ持つ。
演技を子どものように楽しみ、その上で実力も運も味方につける者に、誰が勝てると
言うのだろうか。
「連覇という気持ちよりも、やっとなんか自分らしい演技ができた」
といいながら、「まだ完璧ではない」と語る羽生。
恐怖を知り、恐怖を取り込んでなお、さらに上を目指そうとしている羽生は、
フィギュアスケート界の歴史に名を残す、偉大な選手になる。
そんな予感が確信に変わっていく。
それはひいき目に見てしまう日本人だけではなく、世界中の誰もが目を離せない
存在にある。
ＧＰファイナルを３連覇しているスルツカヤ、同じくＧＰファイナルを４度制覇
している皇帝プルシェンコを超えるような選手になることを期待したい。
もっともっと羽生は強くなる。
これからの、羽生の演技に注目だ。
（スポーツナビ）
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Yuzuru Hanyu -Phantom of the Opera 3type-
ko2riChannel さんのチャンネルさんより
羽生結弦選手の2014オペラ座の怪人３タイプ同時再生です。
完全に二番煎じです。注目すべきはTESカウンター。
上：中国杯 左：NHK杯 右：GPF
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Yuzuru Hanyu -Ballade No.1 3type-
ko2riChannel さんのチャンネルさんより
羽生結弦選手の2014年GPS+GPFのSP バラード第1番（ショパン）を同時再生
上：CoC 左下：NHK杯 右下：GP
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【Yuzuru Hanyu】N杯2014 GpF2014B 羽生結弦
KOTOLOVEYUZUさんからの動画です。
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ヴァレンチン・モーロトフ「期待していなかったのに、羽生の成熟を見た」
サンクトペテルブルクフィギュアスケートアカデミー、コーチ・
振付師ヴァレンチン・モーロトフのグランプリファイナル評より。
羽生結弦の部分
ショートプログラムでショパンの音楽に乗って演技したような羽生の成熟を
見ることを、私は期待していなかった。現代的編曲や現代的リズム無しの伝統的
クラシックで彼が滑ったという記憶がない。そこには、ただピアノの音だけが響き、
素晴らしかった。結弦は、この音楽に溶け込み、全ての波を、気分の下降も
上昇も全て載せてなめらかに滑って行く。プログラムは技術的に非常に精巧に
作られている。
四回転トウループやトリプルアクセルへの非常に難しい入りがあり、彼が力を
省エネせずに、最高の身体的、感情的精力を出して働いているのが見て取れる。
「オペラ座の怪人」の音楽によるフリープログラムでは、ジャンプへの
難しい入りと簡単な入りが交錯するのを私たちは見る。特に、フリー最初の
ジャンプ四回転サルコウへは、羽生は非常に簡単に入る。次のジャンプもまた、
エネルギー消耗を高めること無く、簡単なステップを踏み遂行される。
彼は、フリープログラムで、ショートでわれわれが見たものと同様の音楽性を
披露する。そして同時に指摘したいのは、とうとう結弦は、力を抜いた、
無頓着な自分の滑りのスタイルから脱却したということだ。
彼には、仕上げられ、到達されたラインが現れた。
ジャンプからの出の後、彼は背中も両手も保とうとしている。
羽生のフリープログラム、ステップシークエンスは、レベル3だが、＋2が付いた。
レベル4までには、ここには明らかに内容が足りない。
シークエンスはプログラム前半に入れられている — 広く滑り、馴らし、
エッジさばきのデモストレーションのためでもあり、同時にジャンプを後半に
持って来るためでもある。
と同時に指摘したいのは、私が前回既に指摘したプログラムプレゼンテーションの
北米的スタイルである。それはジャッジたちとの非常に良いコンタクトだ。
全てのジェスチャー、視線、さらにはスリーターンの様な普通のステップの
後でさえ、ジャッジ側を向いているのだ。
また、私の注意を引いたのは、トリプルルッツの転倒後、羽生は徒にニヤリと
笑った。
プログラム全体が悲劇のなかを流れているのに、彼はここで気分から脱落した。
（あれこれさんのブログより）
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[フィギュアスケート]GPファイナル
男子は羽生が、今季最高得点で連覇
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今夜です フジテレビONE
2010全日本フィギュアスケート選手権大会 男子フリー
～羽生結弦列伝～
2014年12月19日（金） 27時00分～29時00分 の放送内容
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イタリア（ミラノ）にお住まいのミラノ在住さんが、また翻訳して
くださいました。
羽生選手の、エキシビションの紹介です。
コスモさん、皆さん、こんばんは
今日、RAI SPORTチャンネルでエキシが録画放送されたので解説の訳を送りますね。
相変わらず絶賛の嵐でした。
イタリアRAI SPORTマンマ解説版エキシ
実況：アリアンナさん
解説：ファブリツィオさん
ア：さあ、ここは当然リンクメイトのハビエル・フェルナンデスが羽生結弦を
紹介します。
ハビがスペイン語で羽生君を紹介
（アリアンナさんが通訳してくれました。アンジェロさんもそうですけどスペイン語も
堪能なんですね！（海外の実況解説はレベル高いです！！）
ア：「結弦は素晴らしいスケーターです。今後の試合でも素晴らしい結果を出して
くれることを願っています。この場所に彼を迎えられて光栄でした。
ブライアン・オーサーの元で一緒に練習できてとても幸せです」と言っています。
素晴らしいですね！
彼らは固い友情と強い絆で結ばれています。
大会開催中、スペイン放送の解説者は彼らの絆について言及していました。
練習中、どちらかが困難に陥ると互いに頼るのだそうです。
そんな彼らの関係を表す素晴らしいプレゼンテーションでした。
それではオリンピックチャンピョン、世界王者、そしてこのファイナルの勝者、
羽生結弦の演技を観ましょう。
（演技終了）
ア：羽生結弦、繊細で熟練したエレガンスを見せてくれました。
彼はこのファイナルの偉大な主役でした。それは圧巻のフリープログラムを
演じたからだけではなく
ファ：もの凄い高得点だった！
ア：彼がどれほどこのファイナルに出場することを望み、そしてどのようにして
この場所に到達したのか。中国でも日本でも最悪のコンディションで試合に
挑みました。
ファ：全く別次元だった。他の選手に途方もない大差を付けての圧勝だった。
プログラム中、別の太陽系のスケーターと形容したけれど、彼は全てを
簡単そうに見せてしまう生まれながらの才能がある。
まるで何でもないことのように4回転ジャンプや3回転ジャンプを跳んでしまう。
これは３Ｔ、彼は通常、4回転を跳ぶことに慣れている。
この軽やかさを見て下さい！
もうひとつ、彼は全てを高いクオリティでこなすことが出来る。
そして傑出した表現者だ。
他の選手ではジャンプは凄いけど表現力がいまいちと言うことがあるけれど、
彼は違う。彼には才能がある。
ア：彼は表現面でもすごく成長したわ。
昨日のフリー「オペラ座の怪人」は本当にファンタスティコだった。
ファ：この３Ａの幅、空中姿勢、そしてしなやかさを見て下さい。
規格外の才能だ！彼は全てが可能な選手だ。
ア：適切な表現ね。
彼はこれほどまでに復調し、我々を驚かせましたが、まだ100％ではないと
言っています。
完全に回復するのは大変なことなのかもしれませんが、いい方向に進んで
いると思います。
それにしてもブライアン・オーサーの大勝利だったわね。
1位と2位が彼の教え子です。
ファ：それだけではない。彼は素晴らしいヨナキムも育てたことを忘れてはいけない。
彼にはそれぞれの選手の良さを引き出し、その力を最大限に発揮させる能力がある。
ミラノ在住さんの一言
アリアンナさんとファブリツィオさん、通常は片方がしゃべるともう片方が黙るの
ですが、2人とも興奮している上に言いたいことが多過ぎて相手にかまわず喋り
まくるので、所々会話がかみ合っていませんでした！！！
羽生君とハビ君、本当にいい関係なんですね。
練習でつらい時にもう片方が支える、ではなく困っている方が相手に頼る
（寄りかかる）と言っていたのがいいなあと思いました。
それにしてもスペインのテレビがハビ君の最大のライバルである羽生君を
こんなに温かく解説してくれていたなんて！！感動です。
ありがとう、スペイン！！
番組表によれば来週の火曜日にRAI SPORTで男子ショートを録画放送する
ことになっています。イタリアの番組表は天気予報並みに信用出来ませんが、
とりあえず楽しみです。
（ミラノ在住様、ありがとうございます。次回も楽しみにしています
）では、さっそくエキシビション見てください。
（イタリア語は入っていません）
ミラノ在住さんの翻訳を思い出しながら見てくださいね。
再[Int'l] Yuzuru HANYU - EX (gala)｜Grand Prix Final 2014 - 羽生結弦
桜咲さんからの動画です。
2014 GPF 羽生結弦 Yuzuru Hanyu Exhibition+Finale (No Commentary)
YUZURINKChinaFanclubより
サラさんのツイがありました。
Congratulations Yuzuru! And thank you so much☺️ 羽生選手、
本当におめでとうございます。そして、ありがとうございます
これからもずっと応援してます。私も頑張ります！
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はい、頑張ります。
（20歳の変顔( ´ ▽ ` )ノ ）
ゆづ小町さんより（VINE）動画
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egorzakroevさんのインスタより
With Yuzuru and Max
（誰がどこから撮った写真でしょうね？）
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いっぷく葛西さんの発言
こちらに動画をあげてくださいました。
（羽生選手の事を語っています）
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動きがめっちゃリンクしてる二人の可愛いGIFみて癒されよ…
（ロザリーさんのツイより）
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ジュニアから新しい風の吹く予感～ GPファイナルを振り返って＜第３回＞
【佐野稔のフィギュアスケート４回転トーク 2014～15ヴァージョン⑥】
●17歳とは思えないトゥクタミシェワ 完全復活の金メダル
●健闘の本郷だが、足りないものも浮き彫りに
●宇野、樋口 新しい風が吹きそうな日本フィギュア
●世界が注目する「全日本選手権」
もちろんジュニア勢だけではありません。12月26日からの全日本選手権には、
NHK杯で優勝した村上大介、実績十分の小塚崇彦、田中刑事や日野龍樹たちも、
おそらく準備万端に待ち構えていることでしょう。
女子については、今年は誰が勝っても初優勝になります。
昨年は日本フィギュア界の歴史に残るような大熱戦の末、当時28歳の鈴木明子さんが
出場13回目にして悲願の初優勝を成し遂げ、私たちの涙腺を緩めてくれました。
今年はいったい何が起こるのか。正直予想はつきません。
男子については、いま世界一レベルの高い競争が、日本でくり広げられています。
10代、20代の若い方たちにはピンと来ないかもしれませんが、上村春樹さん、
山下泰裕さん、斉藤仁さん…。かつて柔道男子の重量級では
「日本王者」＝（イコール）「世界王者」を意味していた時代がありました。
それと同じように、いまの日本で男子フィギュアの頂点に立つためには、
世界のトップになるくらいの力量が求められます。
なにせ越えるべき相手が、羽生結弦なのです！
国内大会ではありますが、今シーズンの全日本選手権は、まさしく世界レベル。
全世界のフィギュア・ファン注目の大会になることでしょう。
※次回の「佐野稔のフィギュアスケート４回転トーク」は全日本選手権終了後、
掲載の予定です。
（佐野 稔）
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に関するご案内を掲載しました。
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皇帝への道、本当の強さ
（フィギュアスケート、羽生結弦のＧＰファイナル連覇）
バルセロナで行われた、フィギュアスケートのＧＰファイナル。
ＳＰを滑り終えた羽生結弦は柔らかい表情で語った。
「本当に今日は楽しく、目一杯滑りました」
今季２戦の苦しかった戦いなどなかったかのように。
いや、むしろ苦しかった今季の戦いだからこそ、浮かべられた表情だろうか。
ＦＳでは、演技が終わると、思わずガッツポーズが何度も飛び出すほどの演技。
その顔には満足感が漂っている。
「オペラ座の怪人」の曲にのって滑る羽生こそが、中国ＧＰでの恐怖心を
乗り越えて、怪人かと思わせる強さがあった。
羽生はＳＰでも、ＦＳでもトップを譲らず、２位に３４・２６点差。
点数が発表されると、何度も飛び上がり、拍手と観客に感謝を示した。
ＳＰ、ＦＳでも今期世界最高点を叩きだしたその演技には、優雅さだけではない
フィギュアスケートではなかなか感じなることがない、思わずひきつけられる
力強さがあった。
ＧＰファイナルの連覇は日本人初。
1995年シーズンから始まったＧＰファイナルで連覇を達成したものは、男子では
エフゲニー・プルシェンコと、パトリック・チャンしかいない。
ちなみに女子では、タラ・リピンスキー、イリーナ・スルツカヤ（３連覇）、
キム・ヨナ、浅田真央の４人。
（こうして見ると、強者がフィギュアスケートの歴史を作っていることがよくわかる）
羽生が中国ＧＰを棄権していたら、この結果は生まれなかった。
ＮＨＫ杯に強行出場してなければ、この栄冠を手にできなかった。
人は試練に立ち向かい、乗り越えるたびに強くなる。
たいてい、それは外部から否応なしに来るものだ。
しかし、羽生は、アクシデントで起こった結果ではあるが、自らの意志で決断し、
自ら険しい道を選びとった。
能動的に、苦難を引き受けた羽生は、きっと今まで以上に強くなる。
このＧＰファイナルの結果は、ソチ五輪金メダルよりも大きなものだ。
あの体の、あの表情の、どこにそんな強靭さがあるのだろう。
しなやかな強靭さを持って、演技に幅が出てきた羽生は、どこまで美しく、力強い
アスリートになっていくのだろう。
青白い顔、焦点の合わない目、あごから垂れる血。
冥界から来た幽鬼のような表情で、氷上を滑る中国ＧＰの羽生を思い出すと、
今でも鳥肌が立つ。
ＦＳでは、ジャンプのたびに転倒しても立ち上がる羽生に、リンクの観客の手拍子は
止まり、悲鳴さえ起こらなくなる。
ほとんどの人が、あの出場は失敗だと思っていた。
もうやめよう、と会場にいた誰もが演技を止めたがっていた。
しかし、羽生は演技を続けた。
自らの意志で、やり遂げられたのだ。
今回の結果は彼の意志で引き寄せたもの。
そして、その力強い意志によって、運も味方につけた。
一つ滑るごとに、彼の自信につながり、その自信は背骨のように羽生を支える。
今回のＧＰファイナルの結果だけが自信につながっているのではない。
中国ＧＰの演技をやり遂げた、というその経験が、羽生を強くした。
強くなったのは、羽生自身の意志の強さにある。
その強さに、フィギュアスケートの神様は、粋な計らいをしてくれたのだ。
あのどちらかと言うと、甘いマスクに、女性を強引に引き寄せるような力強さが
加われば、鬼に金棒だ。
羽生を見ているとロシアのプルシェンコを思い出す。
圧巻のソチ五輪団体戦での演技。
羽生が尊敬するロシアのプルシェンコのような、皇帝と呼ばれるにふさわしい道を
歩んでいく。
皇帝自らが認め、羽生自身もそれを受け止めて困難を切り開く。
譲られた王冠におごることなく、自らの演技で道を切り開き、王冠の輝きは
羽生にしか出せない輝きを見せる。
後継者として認められたのは、ソチ五輪での金メダル。
しかし、本当の意味でプルシェンコの皇帝たる所以を引き継いだのは、この瞬間
からかもしれない。
一夜明けた取材でも、
「今なすべきことがなせた。浮かれている状態じゃないし、全日本選手権に向けて、
ハードな練習がやってくる」
と語る羽生には、孤高の道を切り開きながら、決しておごることはない。
むしろ、
「ファン、チーム、関係者のサポートがあってこの結果になった。今スケートが
できることが一番の幸せ」
という羽生は、フィギュアスケートに対する子どものように純粋な「好き」という
感情を併せ持つ。
演技を子どものように楽しみ、その上で実力も運も味方につける者に、誰が勝てると
言うのだろうか。
「連覇という気持ちよりも、やっとなんか自分らしい演技ができた」
といいながら、「まだ完璧ではない」と語る羽生。
恐怖を知り、恐怖を取り込んでなお、さらに上を目指そうとしている羽生は、
フィギュアスケート界の歴史に名を残す、偉大な選手になる。
そんな予感が確信に変わっていく。
それはひいき目に見てしまう日本人だけではなく、世界中の誰もが目を離せない
存在にある。
ＧＰファイナルを３連覇しているスルツカヤ、同じくＧＰファイナルを４度制覇
している皇帝プルシェンコを超えるような選手になることを期待したい。
もっともっと羽生は強くなる。
これからの、羽生の演技に注目だ。
（スポーツナビ）
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Yuzuru Hanyu -Phantom of the Opera 3type-
ko2riChannel さんのチャンネルさんより
羽生結弦選手の2014オペラ座の怪人３タイプ同時再生です。
完全に二番煎じです。注目すべきはTESカウンター。
上：中国杯 左：NHK杯 右：GPF
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Yuzuru Hanyu -Ballade No.1 3type-
ko2riChannel さんのチャンネルさんより
羽生結弦選手の2014年GPS+GPFのSP バラード第1番（ショパン）を同時再生
上：CoC 左下：NHK杯 右下：GP
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【Yuzuru Hanyu】N杯2014 GpF2014B 羽生結弦
KOTOLOVEYUZUさんからの動画です。
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