あなたがどうしても食べたくなる 中毒性の高い食べ物トップ20!!
中毒性と聞くとタバコやカフェインなどが思い浮かぶが、食べ物についても依存は存在する。
特定の食べ物を我慢できなくなってしまう状態を食物(しょくもつ)依存症、あるいは摂食依存症と呼び、過食によって肥満にも結びつきやすい。
米ヘルス・ライン誌は、人口の20%ほどの人がこの状態だと指摘している。
ラットを使った動物実験では、一部のおやつにコカインより強力な依存性があるとの結果も出ている。
依存症になりやすい食べ物として、どのようなものに気をつければよいだろうか? アメリカの研究で判明した、依存になりやすい食べ物トップ20をみてみよう。
◆20位:卵
◆19位:ナッツ
一粒一粒は小さいナッツだが、やみつきになりやすい。
数個をつまむつもりが、気づけばかなりお腹が膨れているという経験は誰にでもあるだろう。
想像以上に脂肪分が多く、カロリーが高いので注意したい。
◆14位:ポップコーン(バター風味)
レンジで作るポップコーンは、1回分で飽和脂肪酸の1日推奨量の75%を満たしてしまう。
また、塩分、糖分、脂肪分が多く含まれ、脳を興奮させることから依存性が高い。しかし、高いカロリーのわりには栄養分がほぼないという困りものだ。
◆13位:ロールパン
ロールパンの原料である小麦には、タンパク質の一種であるグリアジンが含まれる。
これは体内でアヘンと似た作用を引き起こし、もっと摂取したいという依存状態を作ることがある。食べ過ぎには用心したい。
◆12位:フライドチキン
フライドチキンは大量の塩分を含んでおり、これはタバコやドラッグにも似た影響を脳に与えると指摘する研究もある。
フライドチキンの食べすぎは、心臓病のリスクを高める。
同じチキンでも、揚げるよりはグリル調理のほうが体にはよい。
◆11位:ベーコン
ベーコンのおいしさの理由のひとつは、大量に含まれる脂肪分だ。
ラットを使った実験により、脂肪分の多い食品はヘロインと同様の中毒作用を脳に与えることがわかっている。塩分と化学物質に満ちた加工肉という点でもあまり健康によくない。
◆10位:チーズ
どんな食べ物にもよく合うチーズだが、チーズに含まれるカソモルフィンという物質は脳のオピオイド受容体に作用し、快感物質のドーパミンの放出を促す。
チーズの脂肪や塩分とともに、禁断症状が出るほどの中毒になることすらある。
◆9位:ケーキ
ケーキは小麦、油分、白砂糖の塊であり、トランス脂肪酸も多く含む。
炭水化物が多いことからグリセミック負荷が高く、つまり、血糖値の急激な上昇を招きやすい。
砂糖のドーパミン効果により食べすぎてしまわないように気をつけよう。
◆8位:炭酸飲料(人工甘味料でないもの)
炭酸飲料はわずか350mlで35gもの砂糖を含むものもある。
砂糖だけでもドーパミンの放出で中毒になりやすいが、カフェインを含む飲料の場合はカフェイン中毒も同時に引き起こすことがある。
◆7位:チーズバーガー
塩分と脂肪分がたっぷりのチーズバーガーは、おいしいだけでなく高い依存性をもっている。
食べすぎると腎臓に支障が出たり、肥満などの健康問題に悩んだりすることになりかねない。
◆6位:フライドポテト
フライドポテトは塩分にやみつきになるだけでなく、カリカリとした食感も脳に訴え、依存を引き起こすことがある。
塩分、油分、炭水化物をたっぷり含んでおり、心臓血管系の病気につながりやすい。
◆5位:アイスクリーム
基本的に砂糖と乳脂肪分でできているアイスクリームは、脳にドラッグにも似た効果を引き起こし、もっと食べたいという気分を高める。
幸せを運ぶアイスクリームだが、その多幸感の一部がドーパミンの放出によってもたらされていることは覚えておきたい。
◆4位:クッキー
◆3位:ポテトチップス
塩分が味覚を強烈に刺激することで、ポテトチップスは高い満足感をもたらす。
しかし、塩分の摂りすぎで腎臓がダメージを受けることがあるほか、さらに食べたいという欲求を生みやすい。
食べ始めたら止まらないことを売りにした商品もあるが、まさにその通りだ。
◆2位:チョコレート
◆1位:ピザ