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意思の勝利について、そのハイル・ヒトラー!!

2018-10-17 07:35:00 | 戦争映画
1934年9月4日から6日間に置いて行われた国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)の党大会。
「意思の勝利」というスローガンの下、当時32歳という若き才媛、レニリーフェンシュタル監督によるプロパカンダ映画。

山本五十六にもちょい出したアドルフヒトラー。盟邦ドイツの正体とは……
いやね、めっちゃ面白かった!w 戦争映画……とはちょっと違うんでしょうけど、今まで見た中で一番面白い。

監督、天才。それに目をかけたヒトラーも。
これはナチス入党ですわw これ見たら熱狂する理由も分かる。画面見ながら「ジークハイル!!」ですよw

ヒトラーって独裁者じゃなく映画のプロデューサーにでもなってたら、今頃凄い偉人になってたんじゃないか?
画家にはなれなかったが、その芸術の感性は並外れた物があったと思う。

ドイツ本国で禁止される理由も分かる。確かに魔力と言って良いほど力を秘めてる。
これ見たら感化される人間が出てもおかしくないな。戦後半世紀を経てもヒトラーという伝説が色褪せないのは誰しもの心にこういう悪意が隠されてる証左だと。

ダークヒーローって、皆憧れますよねw 悪いと思っててもやっちゃう。
KKKみたいな優良種的な考え方も極論とはいえ心をくすぐられる部分があるんじゃないか?

それを普通に視聴できる国、日本w
日本なら我が闘争だって読めるし。まぁ、平和憲法の国だから、こういうのを見たり聞いたりして考えるチャンスをくれてるんでしょう。つくづく良い国だな。

個人的に好きなゲッペルスが出てて「うひょー!!」でしたw
ゲーリングも出演してて、結構オールスター勢揃いじゃないすか? あんま大きな声では言えないけどw

これ見てて気になったのはルドルフヘスですね。今まで知らなかった人ですが。盛り上げ上手ですよね、この人w
開会式の演説、カッコ良かったな。閉会式の時は歓声が凄すぎて、困り顔してたんは面白かったすわw 後、ゲジ眉w

ゲッペルスの言葉を借りるなら、
「願わくば、我々の熱情の炎が永遠に燃え続けんことを」

ヒトラーの言葉を借りるなら、
「生きたいと望む者は存分に戦うがいい。この世で永遠の闘争を望まぬ者に生きる資格などない」

そもそもヒトラーが政権を取れたのはWWⅠのドイツに対する法外な賠償から。ヒトラーはドイツの怒りの象徴でもあり、傾いたドイツ経済を立て直した優秀な政治家でもあった。

善悪は国や時代によってコロコロと移り変わる。「正義」という言葉がいかに信用できないか。
ヒトラー死後の世界を見てもそれを感じる。皆やってることは同じだと思う。五大国が切り分けてるというだけで。

虐殺なら後のスターリンや毛沢東もよっぽど悪どい。ノーベル平和賞を取ったオバマとてシリアの混乱を招いた張本人。
ユダヤ人差別なら、当時の欧米のトレンドでした。ユダヤ人に味方したのぶっちゃけ日本だけなんじゃないの? ヒトラーが全部背負ってくれたおかげで、内心ホッとしたんじゃなかろうかw

勝者が正義となる世界。世の中、中二病なんすよねw
だとしたら、ヒトラーの悪とは、戦争に負けてしまったこと、ただ一つだけなんじゃないかな、と。

ヒトラーの言ってることを腹の中で、誰が否定できるのか。それを痛感させられる。
では、また。