音楽が好きなんです

~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

435 お買い物 (2020 / 5月購入分)

2020年06月22日 21時00分22秒 | 音楽コラム
2020年5月に購入した音楽ソフトのお買い物報告です。

1) SAKI / THE ONE

現在の社会事情により、先月はネットで予約していた上記1枚の買い物となりました。

Cyntiaのヴォーカリスト、SAKIの初ソロアルバム。
2017年からCyntiaは活動休止中。昨年2019年、SAKIはALDIOUSのライブにてサポートVoを務めました。
そのような活動を経験し、今回のソロアルバムを発表しました。
総じてHR的な内容。中にはシンセの効いたCyntia調のHRやハード・ポップスも聴くことが出来ます。
彼女の張りのあるVoも堪能できる好作品だと思います。↓↓↓

                
                1) SAKI / THE ONE



世の中も少しずつ元に戻っています。
音楽ソフトの買い物で外出する予定を立てよう!とは思いつつも、少し様子を見てから…と考える今日この頃です。
さて、どうなりますことやら?

[音楽コラム #199]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

434 DREAM THEATER 『FALLING INTO INFINITY』〈1997 アメリカ〉

2020年06月14日 09時13分01秒 | CD日記 '90洋楽編
                      

                      1)NEW MILLENNIUM
                      2)YOU NOT ME
                      3)PERUVIAN SKIES
                      4) HOLLOW YEARS
                      5)BURNING MY SOUL
                      6)HELL'S KITCHEN
                      7)LINES IN THE STAND
                      8) TAKE AWAY MY PAIN
                      9) JUST LET ME BREATHE
                      10) ANNA LEE
                      11) TRIAL OF TEARS
                         I - IT' RAINING
                        II - DEEP IN HEAVEN
                       III - THE WASTELAND

ドリーム・シアター(以下:DT)を初めて知ったのは、友人の車の中で聴いた時。
熱くテクニカルなプレイに、「良いバンドがいるなぁ」と思いました。

このアルバムは通算5作目(スタジオ盤では3作目)。
DTは、“プログレ・メタル”と言ったらいいでしょうか。演奏はテクニカル、曲調はドラマティック、それ故に長尺でもあります。
しかし、このアルバムはコンパクトな印象(平均して1曲6分はありますが…)。
5)や9)のようなHR/HM調の曲で“DT節”が聴けます。
それとDTの良い所は、バラードもプレイできるところ。Voのジェームス・ラブリエはハイトーンでHR/HMを歌えるのはもちろん、穏やかな声でバラードも歌いこなせる器用なヴォーカリスト。
8)、10)はサビでハイトーンVoで盛り上げるも、穏やかな曲調のバラード。熱い、テクニカルなプログレ・メタルが並ぶ中にこういうバラードが入っていると、すごく染みるものがあります。 私はDTのバラード曲が大好きです。

“プログレ・メタル”という、ドラマティック且つ長尺な“DT節”を、多少作風は違えど、彼らの各アルバムで聴くことが出来ます。
なので、作品それぞれが安定した内容で“王道路線”にも聞こえ、大ハズレが無い…。それがDTのアルバムの特色だと思います。
しかし悪く言えば、どれも同じに聞える感も。そう思える人が多い(?)のか、中古CD店でDTのアルバムがたくさん並んでいるのを見かけます。

上記アルバムは巷では「それ程でもない…」という評価を目にしたことがあります。しかし私は、染みるものがあって一番好きなアルバムです。
彼らの音楽スタイルを確立した2ndアルバム『IMAGE AND WORDS』(1992)が一番という声が多いですが、私にはそのアルバムは普通の“DT節”に聞こえ、可も無く不可も無くの印象。
そこから見えるのは、多少作風は違えど“どれも安定した内容で、鉄壁なDT節のアルバム”であれば、その作品が聴き手それぞれにとって“心を掴むもの、心に染みるもの”を少しでも多く含有したアルバムであるかどうか?という点で、DTのアルバムが評価されていくのだと思います。
この事は、どのミュージシャンと聴き手の間にも当てはまることかもしれません。でも、DTの毎回の作品がある程度の質が維持されている(であろう)からこそ、それが彼らの持つ特異性なのかもしれません。

ちょっと理屈をごねましたが、別にDTを悪く言っているのではありません。むしろ希有な存在のバンドで、好きなバンドの1つです。
是非これからも、作品の質の維持を続けてもらいたいです。

[CD日記 '90洋楽編 # 26]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

433 HUMBLE PIE 『ROCK ON』〈1971 イギリス〉

2020年06月02日 20時01分00秒 | CD日記 '70洋楽編
                 

                 1)SHINE ON
                 2)SOUR GRAIN
                 3)79TH AND SUNSET (RECORDED BY ANDREW JONES)
                 4) STONE COLD FEVER
                 5)ROLLIN' STONE
                 6)A SONG FOR JENNY
                 7)THE LIGHT
                 8) BIG GEORGE
                 9) STRANGE DAYS
                 10) RED NECK JUMP

ハンブル・パイの4thアルバム。
元ハードのピーター・フランプトン、元スモール・フェイゼズのスティーブ・マリオットを中心に、1969年に結成されたハンブル・パイ(以下:パイ)。
メンバーのラインナップからスーパー・バンドに見られたようですが、なかなかパッせず。
方向性が見出せ始めたのが、この4thアルバムにあたります。
すみません、私自身1stは聴いたことあるのですが、2ndと3rdは未聴。なので本当の感想は言えませんが、1stはブルーズ、2ndはアコースティックが強く、3rdは“1st+ 2nd÷2”の作風であると、音楽誌等で読んでおります。
4th以降の彼らアルバムを聴いているので、このアルバムがハンブル・パイというバンドの方向性を見出した第1歩となったのは、わかるような気がします。

1972年の『SMOKIN'』のような“濃厚で、重量級”といったものではなく、全体の印象としては、風通しの良い軽快なロックアルバムといった感じでしょうか。
その中でも、後のパイを表すような骨太なロックの4)が最高です。初めて聴いたとき、イントロの厚いギターに「おっ!」となり、マリオットのVoが入ると「よっしゃっ!」という気持ちになりました。
私は6)も好き。この曲、アコースティック調で始まり、終盤でゴズベル調に盛り上がります。そこが感動を呼びます。
ピーター・フランプトンのキャッチーなロック志向と、スティーブ・マリオットのブルーズ、ソウル、R&B調のロック志向の違いが、このアルバムを通して感じられます。
このことが後に、フランプトンの脱退、そしてマリオットを中心としたラインナップで『SMOKIN'』という名作も生まれ、ハンブル・パイはソウル、R&Bを根ざしたロックバンドとなっていくのです。

[CD日記 '70洋楽編 # 57]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする