たけぞうのしっぽ

あまえんぼうゴールデンたけちゃんとおかあさんの日々…それから

うなぎつり

2009-06-09 | 食べ物
6月は紫陽花。

花枯らし族のかあちゃん(植えた花をワンシーズンで枯らしてしまう)

ではあるがあじさいが好きだ。



お友だちにあじさいをもらったので今年こそは挿し木を成功させたいと思う。


さて。

うなぎ釣りが趣味のジジちゃんは今年はやたら張り切って

先日からお里のお山へ通い始めた。

天然の川のうなぎを捕る方法はいろいろあるが

うちの爺様は昔から手製の竹籤(たけひご)で釣る、と言うものだ。



お山の竹を切り出し、1,5㍍から2㍍ほどのひごを作る。

近年ではグラスファイバー?かなんだかの

いい物を見つけその先に針を付けている。



「ころばし」という筒状の物を川へ沈めておく、

という方法もあるが



とにかくお手製のひごの先に

お山で掘ったミミズくんを生け贄に(おそろしや~~~)

狙い定めた「うなぎのねぐら」へ突っ込み、ミミズに食いつく

その瞬間をひたすら待つ、という方法なのだ。

数年前には毎年取り逃がしていた大うなぎを

(逃がしたうなぎ…もとい…魚は大きいと言う)

三年がかりで捕まえてきたこともあった。

とにかくジジちゃんの唯一の楽しみだ。

うなぎとの攻防、駆け引きを楽しんでいる。

もうじきしたら、地元の人ではない人が(だれやね~~~ん!)

ちょろちょろとやってきて、

爺様の楽しみのうなぎをごっそりと持っていくからね~

なかなか侮れないのだ!


で、

午後から出かけていた爺様が戻ってきたので



「写真を写しに来んかね?」とババちゃんから電話があり

お散歩から戻ってまた、たけぞうとやってきた。



21年度鑑札料7千円なりの成果は?

ほぅ~~~~!

こりは!!

結構大きなうなぎですにゃ~。

正真正銘松田川の天然うなぎぢゃ~。



と、ここで

いつも記念写真に収まってくれるはずのたけぞうが・・・







お腹の黄色い、よい天然うなぎですじゃ。

籠に仕舞われると嬉しくなって

ジジちゃんに甘えるたけぞう。

このヘタレめが。



まっ、そんなこんなことがあったりする

なんでもない毎日です。


昨夜はとうちゃんの帰りが遅くなって…

なかなか家の中へ入ろうとしないたけぞうは

とうちゃんが帰って来るであろうはずの方向をじっと見て

動こうとしない。



♪~足音が聞こえてくる ほら あの角を曲がった~♪

 高鳴る胸 待ちわびた いとしいひとよ・・・♪  by「恋のうた」

間違いなくそんな気持ちでいるんだろうなぁ…。

たけぞうの後ろ姿を見ていたら

なんだか切なくなる夕暮れ時です。






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