本日(2006/3/22)は、ストラスブール(Strasbourg)9:52発→ナンシー(Nancy)11:05着の電車(CORAIL TEOZ)に乗り、ナンシーにやって来ました。
ナンシーには2泊したので、2日に分けて観光しました。
【スタニスラス広場 Place Stanislas de Nancy】
ポーランドからフランスに亡命しフランスよりこの地を譲り受けたロレーヌ公スタニスラス・レスチンスキーの命により18世紀に建築された豪華な広場です。設計はエマニュエル・エレ、ロココ様式の装飾は金具工芸職人ジャン・ラムによるものです。
スタニスラス広場は、1983年に世界遺産に登録されています。
広場で一番目立っているのが、黒字に金の豪華絢爛な装飾の門です。
広場は124m×106mという大きさです。夕方近くになると学校を終えた中高生くらいの人達が続々と集ってきて、サッカーをしたりデモをしたり体操したりしていました。
周辺には凱旋門や広場が隣接しています。
夜はライトアップされます。
【ナンシー派美術館 Musee de l'Ecole de Nancy】
19世紀末に花開いた新しい芸術様式の「アール・ヌーヴォー」はパリと並んでナンシーが草分け的存在でした。ナンシー出身のエミール・ガレ、ドーム兄弟、ルイ・マジョレル等が中心となり、「ナンシー派」が結成されました。ナンシー派のパトロン、ジューヌ・ゴルバンの私邸を改装した建物が現在ナンシー派美術館となっています。
邸内にはエミール・ガレのベッドやランプ、ルイ・マジョレルの家具、ヴァランの食堂等が日常の生活空間の中で展示されています。こじんまりした美術館ですが、一つ一つの部屋の調度がとても贅沢な空間でした。
庭園の奥には、水族館として使われていた建物があります。
【アール・ヌーヴォーの建物巡り】
ナンシーの街中は、アール・ヌーヴォーで溢れていました。
ふぅー。お疲れ様でした。
最後まで写真をご覧頂き有難うございました。
【街歩き】
アール・ヌーヴォーではないのですが、空色が目に鮮やかな薬屋さんがありました。
こちらはTH(夫)の力作です。プジョーのロゴ、ライオンマークにナンシーのアール・ヌーヴォーの景色が見えるのがポイントです(と、ギャグと同じでわざわざ解説してしまうと価値が下がりますよね)。
ライオンマークをもう少しきれいに拭いてから撮ればよかったかも。持ち主に見つかったら何を勝手にしているのか驚かれそうですが・・・。
こちらは、映画「アメリ」に出てきた「ベルガモット・キャンディー」で有名なお菓子屋さんです。L'EXCELSIORの向かい側にあります。
一番小さい缶のキャンディーでも1つ9.2EURO(≒1,343円)もしたので、1つだけ買って帰りました。「アメリ」にも出てきたブリキの可愛い缶に入っています。
こちらは、街歩きの途中で見つけたよく流行っていたパティスリーです。パンやケーキは全て1EUROでした。そして、上記のアメリの店で小さい缶1つ9.6EUROだったベルガモット・キャンディーが、このお店では、200g入りの大入り袋で2.6EURO(≒379円)でした。ブリキの缶入りでないにしても、この値段の違いはなんなんでしょうか。アメリの店のキャンディーはお土産で渡してしまったので味が分からないのですが、こちらの安い方のベルガモット・キャンディーもなかなか美味しかったです。「ベルガモット」は紅茶のアールグレーに使われる柑橘系の香りのする香料なので、このベルガモット・キャンディーもアールグレー味です。
この他、ナンシー美術館(Musee des Beaux-Arts)やロレーヌ博物館(Musee Lorrain)、バカラやドーム兄弟のショップや郊外にあるドーム兄弟のアウトレットショップを見に行ったりして過ごしました。結局何も買えずに終わりました。
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配列もとてもきれいで美的感覚がすばらしいです
普通気がつかないきれいな細工とかも見れてとっても嬉しいです。
ナンシーにも行きたくなりました!
写真と配列をお褒め頂き有難うございます。
嬉しさのあまり、思わず自分のブログの写真の配列を
見直してしまいました。
TH(夫)がアール・ヌーヴォー建築が好きで、
建物の細部まで写真をたくさん撮っていてくれたので
今回たくさんUPすることが出来ました。
写真に残してあると、旅先で見落としていた細部まで
帰国後に見返すことが出来ていいですよね。