takapyonaの美味的生活

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我が家のおせち 2008

2008年01月03日 | お家でご飯・調理器具

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毎年我が家のおせち料理は、私が好きなものをその時の気分や材料によってちょこっと作り、大皿にどんとのせて完了の簡易版です。

毎年定番のものもあれば、本を見て美味しそうなものに新たに挑戦してみたり。(が、前年何を作ったか忘れることが多い。)
今年はちょっと頑張って盛り付けて写真に撮ったので、自分の備忘録も兼ねてUPしたいと思います。

2008年のおせちはコチラです。

  

下の写真、大皿の奥から右回りに、

★大根と人参のなます 柚子皮をちらして

★ブリの照り焼き:「ためしてガッテン」のHPを見て作ったら、ブリもパサパサせず味がよく染みて美味しかったです。上にのせた柚子の皮の香りもきいています。

★レンコンの酢バス:私はレンコンは薄目のシャッキリ目が好き。

★ヤーコンと大根と干し柿のなます:台湾駐在中の叔父から台湾産干し柿をお土産にもらったので、それを使ってみました。ヤーコンも干し柿も甘いので、味付けは酢と醤油と味醂のみですが、充分甘いです。今年は醤油と味醂を入れすぎたため、色も味も濃くなりちょっと失敗。

★ゴボウと昆布の酢の物:たたきゴボウよりこちらのゴボウ料理の方が好きなので毎回こちらを作ります。ゴボウをざっとゆで、醤油・味醂・酢・水・赤唐辛子・昆布につけた酢の物。ゴボウの歯ごたえが◎。

  

左下の写真、左下から右回りに

★鯛の甘酢昆布〆 錦糸卵包み:これは今回初挑戦のおせち&自信作。小さい頃に父方の祖母が作ってくれた「鯛の龍皮昆布包み」と、母方の祖母が最近送ってくれた「ヒラメの甘酢昆布〆 錦糸卵包み」をヒントに作ってみました。
関西方面のおせち料理なのでしょうか?ネット検索しても作り方がのっていなくて自己流で作りましたが、なかなかナイスなお味に仕上がりました。

作り方
鯛の柵1つ、卵1個で錦糸卵巻きが2本出来ます。(私は今回、鯛の柵3つ、卵3個で6本作りました)。
①お刺身用鯛の柵に塩をパラパラ、10分放置後、軽く水気をふき取り、そぎ切りに。
②タッパーの中に、日本酒でさっとふいた昆布2枚を入れ、それでそぎ切りにした鯛の刺身を包み、全体がかぶる量の甘酢で浸します。甘酢は、すし酢に米酢に砂糖を入れたもの。熱して砂糖を溶かすので、これを一番最初に作って冷やしておく方がよいです。
③全体に甘酢が染みるように上からラップで押さえつけタッパーの蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせる。たまにタッパーを動かして甘酢がまんべんなく行き渡るようにする。
④ここから次の日の作業。玉子焼き器で、卵1個に片栗粉小匙1を水小匙1で溶いたものを入れ、薄焼き卵2枚を作り、冷ましておきます。
⑤巻きすにラップを置き、その上に薄焼き卵をのせ、一番手前に紅生姜を一列並べます。その奥に③の削ぎ切りの鯛の甘酢昆布〆をピッチリ敷き詰め(最後の4cmくらいは何も置かない)、手前からクルクル巻いていきます。最後にラップでぎゅっと巻き、両端を縛って完成。食べる時にラップの真ん中を切って中身を取り出し、2-3cmくらいの厚さに切って盛り付けます。

★数の子:大阪の伯母から送って頂いた立派な数の子に味付け。

★田作り:去年はゴマの代わりにアーモンドにしましたが、今年はローストしたクルミであえました。香ばしくて美味しかった。

★かまぼこ:毎年、父方祖母から京都の「京かまぼこ 茨木屋」のお店のかまぼこを数種類(鱧一番やうにカマボコなど)送ってもらえるので楽しみです。お正月はやっぱりここのかまぼこでなくちゃという上品な味。

 

  

左下写真の手前から、

★黒豆:毎年札幌のTH(夫)実家産の黒豆を使って煮るのですが、今年は時間がなくて生協で買ってみました。それを知らないTH(夫)が、「何これ、美味しい」と一口食べて誉めていました。私はこれは作っていないのであります。来年も多分黒豆は生協で買うでしょう。

★エビフライのマリネ:これも小さい頃に父方祖母が作ってくれたおせちの一品です。冷凍エビで作るのと下処理があるので2日がかりです(生エビで作るのなら1日でも)。
作り方
①冷凍エビは解凍後殻をむいてセワタを取り、塩でごしごしこすり水で洗い流す。その後水気をよくふき取り、塩コショウをたっぷりふり、日本酒もたっぷりふり、ビニール袋に入れて冷蔵庫に一晩放置。
②次の日の夜に水気をしっかりふき取り、小麦粉・卵・パン粉をつけエビフライを作ります。揚げたての熱々はその場で思いっきり食べて、冷めたエビフライはマリネ用に。
②と順序が逆になりましたが、エビフライを揚げる前に、マリネ液を作っておきます。玉葱をスライスしてしばし空気にさらしておきます。その上からフレンチドレッシングをじゃぶじゃぶかけてマリネ液は完成。そこにマリネ用のエビフライを放り込み、レモン汁をぎゅっとしぼり、お酢が足りないようなら上から白ワインビネガーでも米酢でもすし酢でもお好みでかけます(お酢はたっぷり目が美味しいです)。

マリネ液につけて2日目以降の方が味が馴染んで美味しいです。エビフライが余った時に作って頂きたいの1品。お酢がかかっているので日持ちもします。
家で揚げ物は年に1-2度するかしないかなので、ここぞとばかりにエビフライを作ります。今年は40匹作ったので、下処理や衣付けがなかなか終わりませんでしたが、これも美味しい熱々エビフライとマリネを食べるためにと頑張りました。

・白花豆の白ワイン煮:レモンと白ワインの風味が爽やかな白花豆の煮物です。白ワインで煮ているので白ワインにあいます。おせち以外のときにもたまに作ります。

 

エビフライのマリネと鯛の甘酢昆布〆の仕込みは前日からですが、
それ以外は年末12/29に作りました。

  


2009年はどんなおせちを作るかな。

以上、最後までご覧いただき有難うございました

 

<おまけ>
韓国語勉強仲間の大阪の伯母から、自宅で栽培している椎茸を送ってもらいました。植木が趣味の伯父が、2年前にくぬぎの木を田舎からもらってきて、椎茸菌を植え、去年やっと出来たものとのこと。
グリルしてすだちとポン酢で食べたり、塩キノコにしたりして頂きました。
肉厚でとても美味しい椎茸でした。
どうもご馳走様でした~☆



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あんじぇ)
2008-01-04 15:28:29
実家には帰らなかったのね。黒豆のエピソード、ウケました(ゴメン)。
Unknown (takapyona)
2008-01-04 19:46:46
年末年始は飛行機が混んでそうな気がして大体東京でぐーたらしています。
黒豆、確かにいつもより美味しかったです(ハハ
 (森の)
2008-01-08 00:07:32
 おせちの盛り付けといえば重箱が定番ですが
お皿を利用して盛り付け工夫するといいんですね。

ヤーコンなますも、参考になりました。
>森のさん (takapyona)
2008-01-08 15:28:18
はじめまして。コメント有難うございました
実は重箱が家になくて、毎回大皿に盛り付けております・・・

ヤーコンなます、ご参考になって嬉しいです。
ヤーコンって美味しいですよね
料理 (森のクマさん)
2008-01-08 23:43:07
ネット繋いで貰って日が浅いのでコメントに返信
されていたのでとてもうれしいです。
子供たちも家から離れて、あまり料理らしい料理も作っていないので、料理上手のブログを載せている人たちには、脱帽です。

せめて、息子たちには、takapyonaさんのように
料理の好きな人お嫁にきてくれたらと影ながら祈っております。
>森のクマさん様 (takapyona)
2008-01-09 19:53:26
再びコメント有難うございます!
私はブログを始めてしばらくたちますが、コメントをいただけるのはとても嬉しいです。

森のクマさんさんはネットを繫いで貰われてからまだ日が浅いとのことですが、コメントを書いて下さったり絵文字を効果的に上手に使われているので、パソコンに慣れていらっしゃる感じですね。

私なんてまだまだですが、私も料理や盛付上手な方達のブログを見るのは好きで、刺激を受けています。

>せめて、息子たちには、takapyonaさんのように
料理の好きな人お嫁にきてくれたらと影ながら祈っております。

↑そうですね~♪
とお答えして良いのか分かりませんが、いい方がお嫁に来て下さるといいですね。
そんな年頃の息子さん達がいらっしゃるのですね。
黒豆 (森の)
2008-01-09 23:27:54
黒豆のC.Mさせていただきます。
岩手 啄木のふるさと玉山の特産品
南部 ひら黒 雁喰豆
雁喰い豆の由来
雁喰大豆は啄木のふるさと岩手の玉山の特産品で・・
豆の表面にシワのあるのが特徴、これはこの地方に飛来した雁の爪後とも伝えられ、甘味が多く雁は、美食
と長寿の同族の融和の深いことから、古来年越しや正月などのお祝事に多く食べられ古くから農村でめでたいときに食べられてきた習慣がある。玉山の人ではありませんが、美味なので一度食べてみてください。
>森のさん (takapyona)
2008-01-10 20:40:26
黒豆のご紹介有難うございます。
黒豆というと、丹波や北海道産のものしか知らなかったのですが、岩手も黒豆が有名なのですね♪
もし教えて頂いた黒豆を見かけたら、買ってみます。

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