takapyonaの美味的生活

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正統派の京料理が味わえる『御料理 はやし』 《 出町柳 in 京都 》

2015年06月27日 | 愛知・関西・広島のレストラン

大阪からだと、京都も日帰りで行けます
宿泊しない分ちょっと贅沢してもいいよね、ということで、お昼も夜も京都で御飯を食べました。

まずお昼は、京都で初の懐石、出町柳にある『御料理 はやし』へ行きました。
お店は「ミシュランガイド2015 京都」の一つ星です。
食べログはコチラ

予約時に席はお任せでお願いしていたら、個室に案内されました。何という贅沢でしょうか。
ふすまで仕切られているだけなので、隣の声もなんとなく聞こえましたが、個室は落ち着きます。

今回は、お昼のコース6,000円(税サービス料別)を頂きました。

まずは冷たいお茶でほっと一息。お茶うまし。
 

グラスは、ゾーリンゲンのマークかと思いきや、「林」さんのマークでした。

冷酒を頂きました。
桶に氷がたくさん入って冷え冷えで供されました。見た目から涼やか。
伏見の林泉、招徳酒造でお店のために詰めてもらわれているお酒だそうで、ここでしか飲めません。
私が今まで飲んだ中では一番好みの日本酒でした

最初に、冷たいドライな梅酒が出てきました。梅酒は甘い方が好みかも。
卯の花はふきと小松菜入り。しゃきしゃき感が美味しかったです。
普段の卯の花も、料亭で出てくるものは、やっぱり違うと思いました。

涼しげなガラスにのって出てきたのは、小鮎と里芋と…。
忘れました

海老しんじょ。


向付は、鯛と湯葉と鱧。

一番印象に残った、賀茂ナスのごまあんかけ。
どうやって、こんなになめらかに、ごまあんが賀茂ナスの上にのっているのか不思議でした。

 

瓜とたこのお寿司。
お酢とワサビがきいていました。

湯葉とタコとウニの天ぷら、白身魚と牛蒡のかき揚げ。

漆の器の形が美しい。


湯葉のあんかけ。湯葉は今回、3回も出てきたので堪能できました。


お出汁をたっぷりはったお茶漬け。
あられと柴漬け、梅など、手作りのお茶漬けは滋味深くてほっとするお味でした。しみじみ美味しい。
きゅうりのお漬物には細かい隠し包丁が入れてあり、食べやすかったです。
ぱっと見えない所に細かな工夫がしてあるのが、和食なんだろうなあ、と思いました。



水菓子はシャーベット。

お抹茶と一緒に出てきた黒糖のレンコンでんぷん餅が、買って帰りたいくらい美味しかったです。
もっと食べたかった!

全体的にとても繊細な味付けでした。
私は普段濃い味付けなので、お椀の味は薄く感じましたが、TH(夫)はちょうど良いと言っていました。
この繊細な旨みを感じられるように、もっと普段のお料理も薄味にしないといけないなあと思いました。
そして、このお店のお料理は、きっと伝統的な正統派の京料理なのだろうな、と思います。

最後は、ご主人が外までお見送りに来て下さいました。
お見送りされると嬉しいけれど、靴をさっさと履かないと待たせたら悪いとか、最後にどこで振り向いたらいいのか、振り返った時にまだ見送られてたら申し訳ないような、でも、いなかったら寂しいような、と葛藤するのは小心者の私だけでしょうか。

とりあえず、京都での懐石デビューを無事に終え、また一つ大人への階段を上った私達でありました。
やっぱり京都はええわ~。

  

ミシュランガイドって高いのね

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