takapyonaの美味的生活

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新生姜のジンジャーピールで『黒ビールベースのカンパーニュ』と『小豆ベースのカンパーニュ』

2008年07月11日 | 手作りパン・手打ち麺・お魚料理

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新生姜が出回ったら作りたいものがありました。それは「新生姜のジンジャーピール(蜂蜜漬け)」
私のパンの教科書、高橋雅子さん著『ゆっくり発酵カンパーニュ』に載っていた「自家製ジンジャーピールのつくり方」を参考に、レシピでは生姜になっていた部分を新生姜で作ってみました。

一度に作りおきしておこうとレシピの3倍の分量(新生姜290gと蜂蜜232g)で仕込み。
皮をむいて千切りにした新生姜を水から茹で沸騰したら茹でこぼし、蜂蜜を加えて水分がほとんどなくなるまで煮詰めたら完成
熱々を手でつまんで味見したら指と口の裏を火傷しました。蜂蜜を熱したものって熱~い

常温保存でよいか分からなかったので、煮沸消毒した瓶に入れ冷蔵庫へ。
次の日これで「黒ビールベースのカンパーニュ」を作りました。

【黒ビールベースのカンパーニュ】08/6/13
・準強力粉(リスドール) + ライ麦粉 + 黒ビール(キリン黒生ビールスタウト)煮詰めて + 塩 + 新生姜のジンジャーピール
・分量と焼成温度はレシピ通り。
・↑で前日に作ったジンジャーピールを冷蔵庫で保管したと書きましたが、黒ビールベースのカンパーニュを作ろうと冷蔵庫から出したら、カチカチに固まっていましたよく考えると蜂蜜は冷やしたら固まるのは当たり前ですね。そういえば冬に常温保存していたら液体から固体になっていたし・・・。フォークで突き刺して使う分だけ取り出そうとしても全く瓶から出てくる気配なし。無理やりフォークでひっぱっていたらフォークが折れ曲がってしまいました。仕方ないので瓶ごとレンジでチンして、少し柔らかくなった所を取り出しました。
・このカンパーニュ、1回目で慣れていないせいもあるからかもしれませんが、いつもより随分手間取りました。ジンジャーピール作りに始まり、こねる前に黒ビールは煮詰めて冷まし、ライ麦粉はオーブンで
焙煎して冷ましておかなくてはなりません。発酵も冷蔵庫で14時間+外で3時間の合計17時間もかかりました。これだけ発酵させても膨らみが悪かったです。
・生地をこねた後、ジンジャーピールを入れて混ぜて発酵させなくてはいけないのに忘れてしまったので、一次発酵・ベンチタイム後に織り込みました。
・出来上がりはこんな感じ。 

 

・これだけ手間と時間をかけたのでさぞかし美味しいに違いないと期待度も高かったのですが、出来立てを味見したら「うーむ。。。」という味でした。生地は苦いしジンジャーピールの香りがきつすぎるしこれまでこの本で作ったカンパーニュはどれもとても美味しくてリピートしたくなるものばかりだったのですが、これは今回限りかな、と初めて思いました。
・が、全部食べきれずに小分け冷凍し別の日に薄く小さく切って食べてみた所、味がなじんで辛味も苦味も飛んで甘みが増し、香りも豊かな美味しいカンパーニュになっていました。驚きです。出来た日に食べ同じく「うーむ。。。」と言っていたTH(夫)も、食べやすくなったと言ってました。
・慣れるとクセになりそうな味なので、忘れた頃にまた作ってみようと思います。万人受けはしないけど、通好みのカンパーニュだと思います。

       

さて、お次はゆで小豆の缶詰を使った小豆ベースカンパーニュ。
TH(夫)は、これまでのカンパーニュの中で一番気に入っているそうです。

【小豆ベースのカンパーニュ クリームチーズ・ピーカンナッツ入り】 1回目 08/7/2
・準強力粉(リスドール) + 全粒粉 + 塩 + 水 + ゆで小豆の缶詰 + クリームチーズ + ピーカンナッツ +  打ち粉(きなこ)
・分量はレシピ通り。
・焼成は200℃で21分→190℃で7分
・ゆで小豆が入っているので生地が少しねっちょり気味なのを除けば、扱いやすかったです。クープを入れる所まではきれいにいきましたが、開きすぎました。焦げもシドイ。。

・中は小豆色です。ほのかな小豆の甘さに、クリームチーズの酸味、ピーカンナッツのコリコリ感が楽しいです。黄な粉の打ち粉もとても香ばしいです。この組み合わせ、めちゃくちゃ美味しいです

【小豆ベースのカンパーニュ クリームチーズ・クルミ・ジンジャーピール入り】 2回目 08/7/4
・ゆで小豆の缶詰が半分残っていたので日をおかずに再チャレンジ。フィリングを少し変えました。
・準強力粉(リスドール) + 全粒粉 + 塩 + 水 + ゆで小豆の缶詰 + クリームチーズ + クルミ60g  +  新生姜のジンジャーピール60g + 打ち粉(きなこ)
・新生姜のジンジャーピールは使う数時間前に冷蔵庫から出しておいたら柔らかくなっていました。
・焼成は220℃で10分→200℃で8分→190℃で8分→180℃で4分。こんなに細かく温度を変えていいのかは疑問ですが、とりあえず1回目よりは焦げが少なくなりました。

・ジンジャーピールを早く消費したくてフィリングに入れてみましたが、小豆とジンジャーピールってあいました。どちらも和風つながりだから?ほの甘い生地をジンジャーピールがピリッと引き締めてくれて、クルミの苦味とカリッとした食感もいいアクセントになっていました。これも美味しかったです

 

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4 コメント

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Unknown (ちい)
2008-07-12 23:40:10
こんばんは!
今日も、私がいつか作ってみたいな~と指をくわえて本を眺めているカンパーニュばかり。
いつも参考になります

特に、あずきベース気になってました。
缶詰までスタンバっていますが、なかなか私の腰があがらなくて(^^;
黒ビールの感想は意外でした。

追)先日、トマトベースのカンパーニュ記事にてご紹介ありがとうございます。
私もtakapyonaさんのようなカンパーニュマスターに近づけるよう頑張ります



>ちいさん (takapyona)
2008-07-13 09:10:08
おはようございます☆
小豆ベースのカンパーニュ、本当に美味しくてオススメです♪小豆缶までスタンバイしているなら是非是非。ただ、小豆というとなんとなく夏よりは秋や冬にマッチする気もしないでもないですね。

ちいさんは作ったパンは冷凍されますか?私は食べきれない分はすぐ冷凍するのですが、小豆ベースのカンパはクリームチーズ入りなので、解凍するとクリームチーズに巣が入ったような感じ(味にそれほど変わりはありません)になりました。

黒ビールは息子さんにはちょっと苦いかもしれません。大人の味って感じです。

トマトベースのカンパーニュ、今度は枝豆入りで作ってみたいです。

このすごい焼き目↑っぷりは、カンパーニュマスターには程遠いですが、いつか見た目も味もいいカンパーニュが焼きあがるようになりたいです。
Unknown (mn)
2008-07-14 06:19:59
すゴーい!!!!
ビールは嫌いだけど黒ビールはおいしかった。素晴らしい14時間!! 努力の結果ですね。お味も深みがあるんでしょうね!! 大大拍手!!
>minさん (takapyona)
2008-07-14 20:17:14
いつもうまくまとめて下さって有難うございます。
黒ビール、苦味はありましたが確かに深みもありました!!

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