takapyonaの美味的生活

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~お家で『肉まん』作りは難しかった~の巻

2008年02月10日 | 手作りパン・手打ち麺・お魚料理

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連休2日目の2/10(日)は2週間ぶりに家でパンを作りました。
この時はアレルギー検査の結果が出ておらず、「小麦アレルギーかも」と自分で思い込んでいたので、眼鏡にマスクにビニール手袋という完全装備でパン作りに臨みました。

この日作ったのは、1週間前にパン教室で習ったばかり「肉まん」「あんまん」
レシピはコチラ

教室で作ったのは「肉まん」「あんまん」各5個ずつの計10個だったのですが、教室ではとても美味しく出来たし、包むのはTH(夫)も手伝ってくれると言っていたので、「肉まん」15個、「あんまん」5個の計20個、という教室で作った2倍の量を作るという暴挙に出てしまいました

パン教室では、「肉まん」肉餡は、下ごしらえ(筍や白菜の下茹でとみじん切り・干ししいたけを戻してみじん切りなど手間のかかるもの)を既に講師の方達がやって下さっていたので楽だったのですが、今回は干ししいたけを前日に戻すところから全部自分で作らなくてはいけないので、思いのほか時間がかかりました
肉まんが高いのも判る気がします。

「あんまん」の餡には、北海道産こしあん・黒ゴマペーストの他、クルミを香ばしく炒って砕いたものを入れました。
「餡を鍋で熱して練り上げた後、冷めてから5等分して丸めて置いておく」のですが、冷めるのが待ちきれず先に生地を作り始めたため、生地をのばし終え、餡を丸める頃には全体がかぴかぴに乾燥してしまっていました
パン教室では「先にあんを丸め、上からラップをして乾燥を防いでいた」ことを後で思い出しました

この他にも、最初にきちんと手順を考えず思いつくことから手当たり次第に作り始めたため、我ながら手際が悪くて焦りました
家で仕事中だったTH(夫)にも、「緊急事態発生~」と、最初にやっていなかった生地を蒸す時に敷くキッチンペーパーの紙を20枚切ってもらったり、分割した時の計量や包む作業を手伝ってもらいました。
20個分の生地は、こねるのにも力が要りました。10個分の肉餡の野菜を切るのも、餡をねるのも力が要りました。慣れないうちはレシピ通りの量でやっておけばよかったよと、途中何度も反省。

分割ですが、生地を20等分するべき所をパン教室でやった時と同じく10等分してしまい、「なんか生地が大きいような」と10等分ではなく20等分にすべきだったと気付いたのでありました。慌てて分割した生地をひとまとめにして、再トライ。
再度全体の計量をし直し、1個当たりの分量を計算しTH(夫)に1つずつ計量していってもらいました。私はTH(夫)が計ってくれた生地を丸めていたのですが、20個しかできないはずの生地が、「なんか数が多いような」と数えてみたら30個超
なぜなら全体の計量を最初に間違えていたのでした。もう一度きっちり計りなおして再々トライでやっと20個の生地が出来上がりました。
文句も言わずに付き合ってくれたTH(夫)に感謝です

さて、20個に分割した生地をベンチタイム後に成形です。
普段料理はしないTH(夫)ですが、手先が器用なので餃子作りは不器用な私より数段上手です。そんなTH(夫)に肉まん包みはお任せして、私は生地をのばす係になりました。1つだけお手本を見せようとパン教室で教わった包み方を披露しようとしたのですが、どうやって包むのか完璧に忘れてしまっていました。あの時は出来たはずなのに。そんな訳で、TH(夫)は自己流でヒダを入れて包んでくれました。

パン教室と違って家にはセイロがないので、深めのフライパンに金属蒸し器をセットして蒸しました。一気に5個蒸したせいか、生地同士がくっついてしまいました。

パン教室で作った時は、あれほど形も良く、肉あんもとてもジューシーで中から肉汁があふれてきたのに、今日は何となくパサパサしているし、前回は「蓬莱の豚まんを超えた」と思っていたのに、今日は蓬莱の足元にも及びませんでした。
豚の挽肉に脂身が足りなかったのか、分量が多すぎて上手に味が混ざらなかったのか、何が駄目だったんだろう。

あんまんはこんな感じです。うまく餡が中央にいっていませんが、味はGOODでした。肉まんより美味しく出来ました。



「いや~、今日は失敗したわ。パン教室ほど美味しくないし。」と言いながらも、熱々の出来たてを、肉まん1人2個半ずつ、あんまん1個半ずつ、計4個ずつ食べました
自分で作ったから間違いないのですが、生地にはラードや砂糖が結構入っています。4個ずつはあきらかに食べすぎナリ。

大阪の伯母夫妻が中国旅行に行った時のお土産に頂いた「観音茶」を一緒に頂きました。肉まんの油分もあんまんの糖分も洗い流される感じで、さっぱりします。上品な味でよい香りのするお茶でした。

 


  

さて、前日の出来に満足がいなかった私は、連休3日目の2/11(月)にもう一度作ることにしました。今度は最初から最後(生地であんを包むところ)まで1人でやってみました。
前日の教訓を生かし、分量はこの日は各5個ずつの計10個で、レシピ通り。
餡も5等分して丸めた後に乾燥しないようにラップをかけたし、肉餡の野菜も水分を搾り過ぎないようにしました。
ただ、野菜が微妙に余っていたのでレシピの分量より若干多めに入れたため、肉あんの量が多すぎて生地がうまくとじられませんでした。慣れるまではきっちりレシピ通りにしよう。

こちらがこの日の肉まんです。

前日TH(夫)が作ってくれたのより、明らかにレベルダウンしております。こんなはずではなかったのに。
ヤル気はあるのにスキルのない私肉まん職人への道はまだまだ遠いです。

生地表面に肉餡の油分もたくさん染み出てしまいました。生地に油分が染み出るのは、肉餡を入れすぎたせいか、セイロでないせいか(←多分、これは関係ない)、理由がよく分かりません。教室で頂いたレシピには「片栗粉を肉餡にまぜる」とあってそうしたのですが、手元の副読本には「片栗粉を肉餡にまぶす」とあったので、肉餡にまぶした方が膜が出来て生地に油分が染み出ないのかもしれません。今度はそっちでやってみよう。

あんまんの包み具合は前日よりきれいに出来ました。味も変わらず美味しい。
これまで肉まんの方が好きでしたが、自分で作った今回は、肉まんよりあんまんの方が好きになりました。


北海道と広島の双方の両親にも送ってお味見して頂きました。
北海道のお姑さんからは「家で作れるなんてすごいね~。肉まんも中身がいっぱい入っていてすごく美味しかったよ。あんまんの餡も美味しいし、生地も柔らかかったわ。」といっぱい褒めて頂きました。
広島の両親にも「普通の肉まんは一度にたくさん食べると胸焼けするけど、これは全く胸焼けがしなくて美味しかったよ。中華街の味みたい。」と言われました。「でも肉汁が上手に出なかった。」と私が言うと、父からは「小龍包には多分豚の煮こごりを使っていたと思うので、そういうもので水気を出してみたらどうか。」とアドバイスをもらいました。
次回、もっと喜んで頂けるべく、またトライしてみたいと思います

<今日の教訓>
・一度に作り過ぎない、一度に蒸しすぎない。
・餡は丸めた後はラップして乾燥を防ぐ。
・生地を伸ばす時は、真ん中を分厚く周りを薄くする。
・肉まんは、肉餡を包む前に生地の周りに打ち粉をする。

<今日の肉まんの評価>
◎takapyonaの評価:★☆☆☆(1つ星半)
◎TH(夫)の評価:★★☆☆☆(2つ星)
(1ヶ月以内に作りたい
/○3ヶ月以内に作りたい/半年以内に作りたい/1年以内に作りたい/今回限りでいいかな)

<今日のあんまんの評価>
◎takapyonaの評価:★★★★☆(4つ星)
◎TH(夫)の評価:★★★★☆(4つ星半)
(1ヶ月以内に作りたい/○3ヶ月以内に作りたい/半年以内に作りたい/1年以内に作りたい/今回限りでいいかな)

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