今日は薪をたくさんもらって来たのでお風呂をわかしました。
我が家のお風呂は五右衛門風呂です。
五右衛門風呂と言っても家のはお釜形式ではなく
長州風呂といって細長い普通のお風呂の形です。
内側にはホーローが施してあり、
薪で直火だき。
以前友人宅はお釜型の鉄の五右衛門でした。
入るのに板を沈めて底で捻って板を止めないと浮いてきちゃう、と言うのもので案外と面倒だったわね。
最初に入る人が大変なんです。
それに鉄の五右衛門は周りが熱くて寄りかかれない問いいう難点も。
そこへ行くと長州風呂は内側がホーロー製だから
湯船にゆったりと寄りかかって
薪の醸し出すまろやかな温もりを堪能できるのです。
全くもって、直火焚きのお風呂に勝る贅沢はない、ですね。
日本の皆さんは、薪で、それも直火で沸かしたお風呂の楽しみをすっかり忘れてしまったのかしら?
残念ですね。
こんない素晴らしい文化なのに。
とは言え、皆が薪風呂を使いだしたら、日本の山が禿山になってしまうかも知れないので
そんな想像はしたくないです。
何はともあれ、
お風呂の水を熱くするために使われる燃料によって
こんなにも出来上がったお湯の質が違うなんて、
経験したものでないと解らない事でしょうね。
本当に違うんですよ。
それで考えたんですけど、
ガスで沸かした風呂と電気で沸かした風呂と
薪で沸かした風呂とのお湯の違いがあるのなら
火力で作った電気と水力で作った電気と
原子力で作った電気の質にも
違いはあるのでしょうか?
クリーンエネルギーなどと言われているけど、
原子力って本当にクリーンなんだろうか?
考えれば考えるほど、
原発は要らない、と言う結論に導かれる私です☆