目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

ペスト、都市封鎖

2020-04-30 | 時事

カミュはフランスの作家です。

百年くらい前の人ですね。

ペスト、と言う小説が有名です。

ペストはネズミを住処として繁殖したノミが移す感染症です。

このお話は感染症が広がって都市封鎖された街の様子や人々の感情を

医師の姿を通して描く物です。

コロナのパンディミックが始まってから、この本が人気になっていると知り

読んでみたくなったのです。

コロナの流行が始まってからずっと気になっていた本でもありました。

色々と片付け仕事に追われてなかなかゆっくりと本を読む時間が取れません。

今読んでいるところは、やっと行政も流行りの病気がペストだと認めるに至って

都市は封鎖されることになりました。

 

ロックダウンです。

 

ここで描かれているのは人々の別れの悲しみです。

決して、今般の都市封鎖によってどれだけ経済が打撃を受けたかなどと言う野暮な話ではありません。

今回のこのコロナ騒動でインドでは都市封鎖宣言後わずか四時間で全ての出口を封鎖する、と言ったものですから、そりゃあもう大騒ぎになりました。

 

明日から、とか

いついつからとか無くていきなり今日の夕方からってすごい衝撃ですよね。

アルジェリアのある都市の話なんですが

用事で出かけて行った奥さんが夜にはもう自宅に戻れない状況なのです。

出張中の旦那も旅行中の子供たちとも

いきなり会えなくなってしまう寂しさや、哀しさ。

今読むと本当に共感できるのです。

これね、もしも以前に読んでいたら

 

そうやろね、きっとそうだと思う、

 

わかったような気持ちになっていたでしょう。

でもそれは想像でしかありませんでした。

頭で理解するって事ですよね。

 

それがコロナのおかげで、と言うのも変ですが

今自分自身が友人と自由に会えなくなった事で

物語のシーンにとても共感出来るのです。

この経験がなかったらこの共感は生まれなかったでしょう。

 

そう思うと読書って面白いですよね。

読むときの自分の経験の量によって理解の幅が広がります。

 

カミュの訴える、人間中心主義者たちの愚かさは

今の時代にもしっかり当てはまって見えて

とても百年近く前に書かれたお話とは思えません。

 

是非みなさんもこの機会に読んで欲しい作品です。

私自身もただ今読書中、暇を見つけては読み進めましょう☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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怒りの矛先

2020-04-29 | 時事

今朝だったでしょうか、

満開のフジの花を刈り取るニュースをアップして、

これは酷い、と怒る記事を出しました。

けれども後になってよく考えて見て、

酷いのは刈り取った人やそれを決めた市長でもないと気づきました。

人を喜ばせるために丹精込めて咲かせてきた花です。

誰がいそいそと切るものでしょうか。

心を痛めてやむなく作業をしている人の気持ちを思えば

非難などできる立場にありません。

酷いのはこんな事までさせるコロナです。

聞く耳持たずに自由を謳歌する一部の人たちや、

経済のために苦しんで死ぬ覚悟のある市民たちなのです。

怒りの矛先は多分そこにあります。

 

で、す、が

やはり気になるところもあります。

刈り取りに対して、是可否かの議論はなされたのでしょうか。

花にも命があることを、

人間の勝手で刈り取ってしまうことに対する罪悪感、

良心に訴える意見などは一つも出てこなかったのでしょうか。

例えば誰かが、

花が咲いているから人が来るのよね、いっそ切っちゃおう

花がなければ人は来ないと言う意見を述べました。

するとそこにいた人全員がそうだ、そうだといっせいに賛成したとしたら怖いですね。

 

例えばこんなアイデアはどうでしょう。

ネットでアンケートを取るのです。

藤の花が満開です、しかし今年は皆様にお越しいただけません。

閉鎖をしています。

にも関わらず先週もたくさんの人がやってきました。

考えた末

花がなければ客は来ないだろうと、そこで質問です。

来訪者を防ぐために花を切る事をどう思いますか?

この機会に花の命に関しての指摘とか

あったら良いのにね。

しょうがないねばかりに流れてしまうのは

やっぱり寂しいものがあります。

今までに経験した事のない出来事が次から次へと起こって

その度に試行錯誤していくしかありませんね。

コロナ後の世界は人にも地球にも優しい世界になって欲しいです☆

 

 

 

 

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新緑が美しい

2020-04-29 | 日記

こんにちは😃

 

新緑が美しい山里にて。

 

太陽光が一番強そうな時間帯に今年初の半袖Tシャツで

畑の草引き兼日光浴でビタミンDを摂取しました。

ビタミンDはコロナに強い体作りに欠かせない栄養素です。

ステイホーム、家に居ましょう週間などと言ってますが

健康のためにも日光浴は大切です。

 

人々が本当に気を付けて間隔を開けたり物を触らないようにすれば

 

公園も使えるのではないでしょうか。

 

何もかも禁止にして菌を避けるよりもいかに共存していくかを

よく考えた方がいい時期ですよね☆

美しい空や美しい海を再び汚す経済活動には戻って欲しくありません☆

 

私の願いです☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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これはやり過ぎ、腹が立つ

2020-04-28 | 時事

 

OGPイメージ

黒木の大藤 花を刈り取りへ - Yahoo!ニュース

福岡県八女市にある国指定天然記念物「黒木の大藤」の花が、見頃を迎えたにもかかわらず、28日に刈り取られることになった。新型コロナ対策で今年は...

Yahoo!ニュース

 

花、哀れ。

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年寄りがひどい

2020-04-28 | 瞑想

こんにちは

今日も良いお天気です。

風はちょっと冷たくて木陰はひんやりと小寒いくらいです。

小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえて平和な春のお昼前、

いつもとなんら変わらない春の日です。

 

自分とそれより年上の方々をなんと読んだらいいのか

ちょっと困りますが、昔風に年寄連中と読んでみます。

 

シニアとか、

高齢者とか、

老人、とか呼び方は様々あれどつまりは人生六十年以上生きておられる方々です。

 

こう言う人に習慣を変えるように言ってもそれはとても難しい事ですよね。

自分でもそうなので良くわかります。

分かりますが、今この天災が降りかかっている現状を理解すれば

年寄りにも出来ないはずがないのです。

 

なのに多くの人が今までの習慣を捨てること、変えることを頑なに拒否しているよう気がします。

コレは一つの例え話ですが、

アメリカのフロリダでたくさんの人がビーチに来ています。

都市封鎖されているにもかかわらず、大勢に人が居て中の一人がインタヴューに答えて言いました。

素晴らしい天気なのに家の中にいるなんて、できません。

ここは自由の国、自分の自由の権利を使わせてもらいます。

コレがアメリカ人の考え方。

日本人の年寄りはこう言うでしょう。

いつものように普通に暮らしたいってね。

 

休日にはどこかに出かけ、たまには海外旅行、

いいものを買っておいしいものを食べるのが楽しみでずっと働いてきた世代です。

いつもの生活を変えたくない人がどれほど大勢いるか

よく分かります。

私なんて変えようと思ってもなかなか変われませんのに、

習慣を変えたくない人にいくら言っても馬の耳に念仏。

 

病院の窓口で見た光景はそれをよく証明していました。

支払い窓口の前に三人の年寄りが固まっているので、

身内同士かと思ったら皆それぞれ会計の計算書を持っています。

なんだ皆お客なのにあんなにくっついて並んでいるのもいつも通り、

その上若い人が次に間隔を開けて待っているのに、窓口が空いた途端に

彼女より早く腰の曲がった叔父さんが窓口の前に立っていました。

割り込みですが、おじさんの目には彼女の姿などチラとも入っていない様でした。

腰の曲がったおじさんの視界の届く範囲はソーシャルディスタンスをきちんと考えると

周囲に誰もいない世界になってしまうのです。

 

その後スーパーに行きました。

いつもより混んでいるのでビックリ。

スーパーの混雑なんて都会の話だと、私自身もいつものようにそう考えていたのに

現実が自分の想像と違うので愕きました。

緊急事態宣言が出されてからスーパーの床には離れて並ぶよう床に立ち位置が記されるようになりました。

それなのに後ろのおばさんは、私の後ろにピッタリとくっつくように立ちました。

気になったので

振り返って一言、間隔を開けてくださいと言ったのです。

するとおばさんは怪訝そうな顔をして

二歩後退りそこで止まったので、

そこじゃ無い、あそこ、と床の次の立ち位置を指し示しても

何食わぬ顔をして気がつかない様子です。

 

きっと心の中で

なに、この口うるさいおばさん、私はいつも通りにしているだけなのに何の文句があるの?と

私のことをそう思っているのかも知れません。

 

この人だってコロナのことを知らないはずがないでしょう。

なのに自分の行動と、間隔を開けてと言う注意の意味が全くかけ離れているのです。

まして、それが小池さんのせいなのか知らないけれど、

ソーシャルディスタンス、などと言う物だから

 

なんかソーシャルダンスの話かな?

などと思っちゃう年寄りもいるかもしれません。

でもね、コロナはそれを許さないのです。

私はコロナは天災だと思っています。

だから今までのような暮らし方はもう出来ないのだと

認識するしかないのです。

コレは人類に振り落とされた鉄槌なのだと考えたら、

先ず現在の状況が起こった原因や結果を

感情を交えずに冷静に分析したらどうなるでしょう。

私はたった二、三か月間世界が活動を休めただけで

あっという間に大気汚染が改善されています。

 

たった六十日間世界の八割を占める乗り物が走行を停止し、

船舶が止まり、工場が止まっただけで原油の需要が減少しただけですよ。

人間の活動を止めればこんなに早く地球は以前の美しさを取り戻せるのです。

地球の自然治癒能力はとても高度な物なのでしょう。

もしもコロナがなかったら

人間は一生の間再び現れた今のように美しい空を実際の目で見ることはなかったでしょう。

 

北インドの町では長年見ることのできなかったヒマラヤの雪の峰々が

この騒動のおかげで再び見ることができるようになったそうです。

最近の子供たちはその光景を知らないので

年寄りの言う、ここからヒマラヤが見えると言う話を

信じない子供もあったそうですが、

コロナのおかげでそれが真実であったことが証明されました。

 

もし私たちが再び同じ道を行こうとすれば

また空気は汚れ、多くの人が花粉症に苦しみ、癌はますます増え、

ウイルスに侵されやすい不健康な人がまた増加するでしょう。

誰が考えても目に見えるようにわかるはずです。

 

だとしたら、どんな方向にシフトを変えて行ったら良いのか考えるべきでしょう。

だからと言って別に頭を捻って考えろって言ってるわけじゃないけれど、

コロナが終息したら世の中こんな風になっていて欲しいな、とか

自分の願望を見つけて欲しいのです。

単純に考えて

例えばですよ、国民の大半、と言うことはコレを読んでいる人は皆含まれています。

国民の大半は奴隷で、昼も夜も工場で働かされている、

トップは贅沢な暮らしを謳歌して国民にはそれを知らせない、

威張ってばかりの政府を、誰が欲しいと願うでしょう。

皆のささやかな願いはきっと自分にとって善良なものに違いないのです。

 

 

 

 

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