十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

中島みゆきさんの祖父

2022-11-12 05:00:00 | 投稿

 

歌手 中島みゆきさんの祖父“中島武市”さんは、岐阜県土貴野村(合併で糸貫町のあと、現在の本巣市)で生まれた。貧しい家庭環境で育ち、大阪に出て呉服店で丁稚奉公。20歳で独立を決意し北海道にわたり、旭川を経て帯広を拠点に呉服店を経営するなど事業を拡げている。

篤志家であり、糸貫町の名誉町民第1号にもなっている。目まぐるしい時代の中で、いつか孫の“中島みゆき”さんは、帯広市と岐阜県本巣市の縁をつなぐ糸になりえるかもしれない。

彼女の父親“中島眞一郎氏”は医師であったが、後志の岩内町でバイクの単独事故を起こし重傷を負った。やむなく帯広に戻って中島産婦人科病院を開業している。

彼女は、1975年(昭和50)に『アザミ嬢のララバイ』でデビューしたが、帯広の病院で父親を介護している時に、その歌詞を思いついたそうである。その年11月の世界歌謡祭で歌った“時代”でグランプリを受賞したが、翌年の1月、父親はバイク事故の後遺症による脳溢血で他界している。53歳の若さで、時代」という歌詞は次のようなものであるが、この歌がなぜ作られたのかが分かるような気がする。

“時代”

今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて

もう二度と笑顔にはなれそうもないけど

そんな時代もあったねと

いつか話せる日が来るわ

あんな時代もあったねと

きっと笑って話せるわ

だから今日はくよくよしないで

今日の風に吹かれましょう

まわるまわるよ時代は回る

喜び悲しみくり返し  (後略)

私の先祖も土貴野村出身で、現在の本巣市糸貫町屋井であった。小さい村であったから、曾祖父同士は顔見知りであっただろう。曾祖父は1907年の57歳の時、北海道に入植している。

中島みゆきさんが歌った唄は限りなくあるが、その中でも2002年の紅白歌合戦において、“地上の星”は、勇気と感動を与えている。

<地上の星>

風の中のすばる 砂の中の銀河

みんな何処へ行った 見送られることもなく

草原のペガサス 街角のヴィーナス

みんな何処へ行った 見守られることもなく

地上にある星を誰も覚えていない

人は空ばかり見てる

つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を

つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

 

崖の上のジュピター 水底のシリウス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

名立たるものを追って 輝くものを追って
人は氷ばかり掴む 風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう

「十勝の活性化を考える会」会員     


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
unknown (遅生)
2022-11-12 15:39:40
こんにちわ。
土貴野でしたか。
近くです。
中島みゆきさんの先祖 (寺町修)
2022-11-13 06:34:44
遅生さん、コメントありがとうございました。岐阜で働いていたこともあり、糸貫町には4回行きました。ご先祖の末裔は、糸貫町名産の”富有柿”を作っていました。
先日、”岐阜信長まつり”を放映しており、懐かしく見ていました。

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