初雪の森
週末の西日本一帯を覆った寒気は、皿ヶ嶺では初雪だったらしい。
それも30cmくらいの、まとまった雪となった。
水の元から上は、道路が凍結してアイスバーンだろう。
林道入り口に自転車を置いて、登山道を登ることにした。
林道入り口まではロードバイクのトレーニングコースなので自転車が多い。
みんな入り口でUターンしているのに、ひとりだけ林道を上ってくる人が。
「この上は凍結してアイスバーンですよ」
声をかけると、「行けるところまで行ってみます」と返事。
登山道は、何度か林道と交差する。
少し上に登ったところで、すでに林道は雪道となっている。
さすがに、あの自転車乗りも引き返しただろう。
水の元は、予想通り凍結したアイスバーン。
風穴手前の林道へ出ると驚いた。
雪道を押し歩きする自転車乗りの姿が。
レーシングスーツに自転車用のシューズという自転車乗りのスタイル。
とても凍結した雪道を上ってくるような格好ではない。
あまりのことに近づいて声をかけた。
よく見ると、彼の自転車はオフロード仕様のMTBだった。
ブレーキも制動のいいディスク。
それにしても、この格好では寒いだろう(笑)
普段も山道を自転車で走っている人らしいので、無謀というわけでもなさそうだ。
しばらく同じ自転車乗りとして、興味深く彼の話を聴いた。
我々の常識を超えて、何かを楽しむということは色んな可能性があるものだ。
とはいえ、いくら制動のいいディスクブレーキでもタイヤは雪道仕様のスタッドレスではない。
無事にアイスバーンの雪道を下れただろうか?
低気圧通過後のその日は、一日晴天の予報だった。
でも山は終日、どんより雲がかかり、時折陽が差す空模様。
冬の光の樹、輝く霧氷を期待したが、残念、叶わなかった。
それでも、真っ白な森を歩いていると気分も晴れる。
この森は、顔見知りのリピーターが多いので幾度か立ち話。
雪景色の中に季節の忘れもののような蝉の抜け殻。
そう云えば、今年は12月上旬まで赤トンボの姿を見た。カワラナデシコもまだ咲いている。
そして応挙の雪松図屏風のような雪を被った松には心惹かれた。
落葉松、ブナの霧氷樹に光が射せば、もっと風景は際立っただろう。
またの機会を。
アレッポの虐殺の衝撃とまたしても対露交渉の中で日米安保の現実を思い知った。
(安倍政権の成果は日米安保がある以上、100%北方領土返還はない。と分かったこと。)
いつになったらこの国は、本当の独立国となれるのだろう?
近頃G7の中で日本だけが価値観を共有しない国になってしまったようだ。
パリ協定に続いて今回も蚊帳の外。
人道や人権や民主主義的手続きが嫌いな政権だから。
ロシアや中国やドナルド・トランプと、この先、価値観を共有するつもりなのかしら?
一昨日白猪谷ゲートが閉まったので意気消沈
積雪30センチだそうでした
ノーマルタイヤのmisaは本日お手軽撮影
因みにこちらも積雪30センチでした
この寒気到来ですから、やっぱりね。
misaさんの狙っていた落葉松の霧氷です。
これで光が射して立体感で出ればね。残念。
これ狙いで重い70-200の望遠ズームを持ってゆきました。
キラキラ光る氷のプリズムも頭に描いていました(笑)
またの機会に期待します。
久しぶりに朝から夕暮れまで一日を白銀の森で過ごしました。
しかしランスケさんのように「さあ、行くぞ」という気にならないのがつらいところです。
昔なら、休んでも行っていたのに・・・
皿が峰ですね。望み通りに行かなくても、撮るべき被写体を探している。
意欲ですよね。
なにか最近、意欲が薄れる感じがしています。
日本の目指す方向性どころか、宇和島の方向性まで・・・
写真を見ながら、自然はやはりいいなあ!
気持ちが前向きにならないと、なかなか自然相手の撮影は難しいです。
misaさんも、ここのところ低迷していましが、
昨日、送られてきた画像は見事復活です(拍手)
我々のような年齢になるとモチベーションを保っていることが困難になってきます。
なるべく意識的に自然の中に出掛けるように心掛けましょう(笑)
鬼城さんのリンク先の皆さんの画像を見ると、
昨日の夕焼け空は、燃えるような紅蓮の色だったようですね。
夕焼け空がピークに達するのは日没30分後と云われています。
(逆に朝焼けは日の出30分前)
石鎚や瓶ヶ森でも、こんな空を何度か体験しました。
鬼城さん、自然相手の写真は、やっぱり粘り強さですね(笑)
私も見習わなければ。
伊勢志摩サミットのように国内向けのダブルスタンダード(二枚舌)を使い分けていて苦笑。
そして官邸発表は、もうマッチポンプ(自分で火を点けて自分で消す。自作自演)としか言いようがない(笑)
まさか、これを信じる人はいないと思うけど…
近頃の状況を見ていると、怪しいよね。
最近読んだ日本人の身体論の中にこんな記述が、
今の日本社会は、微妙な「嫌な感じ」に逐一反応する個体よりも、
相当に不快であっても、それを感じないで平気という個体の方が、
生存戦略上有利であるようにシステムが構築されています。
いわば社会全体で鈍感な人間を再生産している。
う~ん、まったくその通りです。としか云いようがない(汗)
オスプレイ墜落機回収の時に防護服を着ているニュース映像が奇妙でした。
米軍データを見ると、やはり回転翼監視装置に放射性のストロンチウム90を使っているのですね。
住宅地に落ちたら大変じゃない。
ただの欠陥機じゃないわけだ。
道理で日本で訓練するわけだ。
政府が放射能汚染に不感症だからね
もう一点、アフガンでのオスプレイ使用実態を。
いかに欠陥機であるか分かる。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/22773
自転車と徒歩、どちらが効果的に痩せるか?
http://news.livedoor.com/article/detail/12440819/
この記事は、まぁ当たっていると思います。
私自身が自転車を生活の中心に据えてから、
体重57kgくらいを、ずっとキープしていますから。
それに散歩と山登りや軽めのランニングも適度に加味しています。
確かに脂肪燃焼効率はいいようですよ。
中高年特有の顔が倍くらいに膨れ上がる顔面肥大症からも免れています(笑)
これから年末年始にかけて運動不足と暴飲暴食の日々が続きます。
自転車生活、お薦めですよ。
暖かい一日でした。
そして、あっと云う間に陽が昇り沈んでしまいました。
こんなに一日が早く過ぎてゆくのは、季節のせいだけではないのでしょうね?
残り少ない時間を考えると、今を大切にしたいと思うのですが…
以下の梨木香歩の言葉が、今日の一日の気持ちに、ピタリとハマります。
生きて生活していると、いろんなものが眼前を流れていくでしょう。
ことばであったり、映像であったり、そこから想起されるさまざまなできごとや物語のようなものも。
そのなかから、頭で考えるのではなく、自分の心に強く訴えてくるものを選ぶ。
そのときはその意味がわからなくても、いろいろな角度からそれと深くかかわっていく。
そうすると、あとで、なぜ、これにそれほど引っかかったのか、わかるときがきます。
ふいにきます。
どういうしくみが働いているのか、よくわからないけれども、それは人生をおさめ、鎮めていく方法のひとつでもあるのでしょう。
季節の変わり目ごとに何かしら廃棄するたびに
悔いだけは残すまいと思います
死んだあとまで県外で頑張っている娘に負担をかけたくないと永代供養の話を主人と進めています
決着のつかない家は娘に相続破棄するようにしています
今をしっかり生きていくこと
いかに人生の幕を降ろすかでしょうね
今から柚子風呂入って休みます
一日の長さは同じだけど、冬至の日は殊の外、短く感じてしまいます。
もんじゅの廃炉、南スーダンの武器禁輸、オリンピックの負担配分、どれも酷いニュースばかりでした。
一度決まるとそれを覆すことができない、この国の統治システムは、もう修復不可能ですね…
また歴史を繰り返すのでしょう。
misaさん、私たちの残り時間は短い。
文化人類学者、レヴィ・ストロースにブリコラージュという有名な言葉があります。
野生の思考というか、私たちが忘れてしまった生きるための智恵です。
梨木香歩の言葉は、そんな記憶の古層に眠っていたような魂の鎮め方(智慧)なのでしょう。
なんとか魂を鎮めて、穏やかに生きてゆきましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=0cUtOR-DL1A
この映画は観たい。
そしてアレッポの虐殺をNews week が検証しています。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6578.php