また一人、今の日本にとって大事な人を失ってしまいました~
その死を悼む声が多肢多彩な人から続々と寄せられています~
右派の論客「一水会」創設者、作家の鈴木邦男さん死去 79歳
民族派団体「一水会」を創設し、イデオロギーにとらわれない言論活動を展開した作家・政治活動家の鈴木邦男さんがお亡くなりになりました。
小社刊の『〈愛国心〉に気をつけろ!』では、為政者がナショナリズムを煽り、排外主義の高まる現状に果敢に警鐘を鳴らしました。謹んでお悔やみを申し上げます。
鈴木邦男さん×想田和弘さん対談/「この国はどこへ向かっていくのか」その2:政治家の最大の役割は、「どんな手を使っても戦争をしない」こと
中森明夫さん
#鈴木邦男 さん、死去の報。修羅場をくぐり抜けてきた人のみの持つ、やさしさに満ちあふれていた。
左右のイデオロギーじゃない。人としての価値の大切さを教えてくれた。
言うべきことはきちんと言い、柔らかくあたたかい空気がその周囲には漂っていた。
好きだったなあ、鈴木さん。ご冥福をお祈りします
鈴木邦男氏が明言 「私は愛国者」と声高に言う人は偽物
鈴木邦男さんは会うたびに、このことを言っていた。
この国の問題点を語ると、なぜか「反日」と言われると。
「『国のため』とか『私は愛国者』とか声高に言う人は偽物だと思いますよ。
そういうのは、心の中で思っていればいい。行動を見て、周りが判断すればいいのです」
しかし、足跡は残されています。
声を出すよりも心で叫ぶ人の方がいいというのは心理ですね。
年末に亡くなった「逝きし世の面影」の渡辺京二に続いて、また懐の深い成熟した大人の知性が、
この困難な時代の危機的状況の日本から失われてしまいました~
同様に日本の近代以降を考察した宇和島や松山とも縁の深い司馬遼太郎が生きていたら、
どんなに今の日本の状況を、憂慮したことでしょうね~
日本を再び戦争へ導くカルト集団、日本会議の前身である生長の家という統一教会同様の新興宗教教団から派生した一水会の鈴木邦男さんの一本芯の通っ融通無碍の懐の深い知性を思うと、本当に得難い存在でした~
もう一度、鈴木邦男さんの「政治家の最大の役割は、どんな手を使っても戦争させないこと」
この言葉の重みを噛み締めましょう~!!
戦争を止めることを、
声を出さず心の中に留めて躊躇っていると~
それは80年前の国民を破滅に導いた歴史の失敗を
また繰り返すことですよ~
辛うじて戦争の悲惨さを知る私たち大人世代が、
それをすることは、卑怯者としか言いようがありません~!!