スローな生活

日々の生活の中で感じたことなどを書き綴ります。
犬や猫などの絵を描いてブログに載せています。

『「便利さ」について』

2018-03-31 08:07:53 | 雑感


昭和→平成→○○・・・平成の次の年号は?
来年(2019年)5月1日から漢字2文字の新しい年号に変わりますが
どんな年号になるのか、いろいろ予想して楽しんでいます。

「平成」が終わり、新しい年号に変わると
「昭和」という時代がますます遠くなっていきます。
「昭和」は戦前、戦中、戦後という激動の時代・・・
戦前と戦後では、社会全体の価値観などが大きく変化して
まったく違う時代のように思えるので
一括りに「昭和」というのは無理があるような気もします。

「昭和」という時代に「無くて当たり前のもの」で
今では「あって当たり前のもの」といえば・・・
私が真っ先に思いつくものは携帯電話です。

今では誰もが持っている携帯電話ですが
携帯電話がなかった昭和の時代は
いろいろ不便なことがありました。
例えば、「待ち合わせ」に相手が来ないときに
連絡が取れなくて困ったことが多々ありました。
もっとも、当時は不便だと思っていたわけではなく
携帯電話の便利さを享受することに慣れてしまった今
当時を回想したときに不便だったな~と思うのです。
便利さに慣れてしまうと、それが当たり前になって
そのありがたみに気が付かなくなります。

携帯電話が普及する前は、固定電話(家の電話)が主な連絡手段で
外出先で連絡が必要なときは公衆電話を利用していました。
会話の内容を親に聞かれたくないとき!?なども
固定電話(家の電話)を使わずに、公衆電話を利用していました。

携帯電話が「無くて当たり前のもの」だった当時は
公衆電話は便利な存在でした。
携帯電話が「あって当たり前のもの」になった今
公衆電話を便利なものだと思う人はいません。

かつては街の至るところにあった公衆電話ですが
最近は見かけなくなりました。
そのため、公衆電話の使い方を知らない人や
テレホンカードを知らない人がいます。

かつて流行ったものが時代の趨勢によって
忘れ去られたり、廃れてゆく様相に
ノスタルジーを感じます。

「平成」の次の「○○」はAI (人工知能)の進化など
ますます便利な時代になると思います。

いったいどこまで便利になっていくのかな~と思います。

便利さと心の満足は別なので
便利さを享受することが
必ずしも幸せとは限りません。

時代が進むにつれて、世の中がどんどん便利になっていき
その恩恵によって得るものがありますが
同時に失うものもあるような気がします。

(収集したマッチ箱より)

明日から4月ですね・・・あっという間!
最近は暖かくて、すっかり春らしくなりました。
自宅周辺のあちらこちらで桜が咲いていて
今がちょうど見頃の時期です。
散歩しながらお花見を楽しんでいます(o^-^o)

猫と桜を描きました。

コメント
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