車谷登山口~矢筈峠~脊振山(キャンプ)~矢筈峠~椎原峠~鬼ヶ鼻岩~猟師岩山~小爪峠~小爪峠登山口
参考サイト「脊振山へのいざない」
曇天。
最近は天気が良くて温かい。
気温9.6度。
上はヒートテック1枚で登山開始。
下の青いのはTHERMAREST(サーマレスト) RidgeRest Solar L 193×60センチ。
寝るときに敷くマットです。
60センチの幅なので快適ですが、2センチの厚さなのでめちゃめちゃかさばります。
ザックのドリンクホルダーにはマップと行動食を入れたので、ナフコで買ったペッボトルホルダーをぶら下げています。
荷物がパンパンでカッコ悪いですね。
20.5kgくらいかな。
なんでもない道がすごい坂のように足にズシリと来ます。
苔を見ると山に来た実感がわきます。
車谷ルートは谷。谷には川。
なんども渡ります。
水がすごく綺麗。
久しぶりにゼイゼイハアハア息が切れる。
ガツンと身体に気合が入ります。
ケツの筋肉が千切れそうです。
林道に出ると雪。まさかの雪!
気温3.6度。
いい景色だなーと思ってると雨がちらほら。
ザックを下ろし、カッパの上着を着ます。
ザックがすんごく重くて持ち上げるにも気合が必要。
なぜか小沢健二のラブリーが脳内で無限ループ!
なんだかちょっとだけハッピーな気分。
ランナーズ・ハイなのか?
イオンで買った「木の実と種のミックス(小魚入り)」は最高に美味い。
正月の久住山から酒のつまみにもイケるのでマイブームです。
だんだん道がわからなくなってきます。
雨でよかった、雪だったら踏み跡がわからないんでぞーっとします。
何度もバシャバシャ渡ります。
最後の急登です。
写真ではわかりづらいですが、ケツの筋肉が千切れそうな人間の心を折れさせるには充分な破壊力。
フンガー=3、と挑みます。
雪で滑るのでロープだけが頼りです。
雪でも滑る、濡れた木でも滑りまくる木道を抜けると、
ゴォォール!
脊振山キャンプ場です。
ケツが千切れる前に着いてよかった!
14時15分に出発して16時53分に到着。
コースタイムより18分多くかかりました。
まさかの雪上キャンプ。
ガスってるわ、風は強いわ、雨も強くなってます。
ジャリ石を撒いてあるのでペグが刺さりません(T_T)
無理やりねじ込んで1本曲がってしまいました。
ちなみにテントは32%オフでお値打ち価格のダンロップR-226。
身体のデカイ自分には山用は小さいのでツーリング用のこれにしました。
ちょっと重いけど(2.26キロ)壁の立ち上がりが垂直に近いので中は広いです。
前後に同じ形の前室(赤い部分)と出入り口があるので便利だし、夏は風が通りまくりでナイスかも?と思っています。
荷物の整理をしてたら真っ暗です。
1ミリ厚の押し入れ用銀マットを敷きましたが、雪の上なので激冷たい。
雪だとわかってたら、かさばるけど2ミリ厚の銀マットにしたのになぁ。
しょうがないのでサーマレストのマットからハミ出さないようにくつろぎます。
汗で身体が温まらないので速乾ドライタオルを湿らせて体を拭いて着替え、一安心。
外は台風みたいな雨風。
地鳴りのような風の音。
カレーライスの準備にかかります。
はい、手抜きです。
ゴハンもカレーもレトルトです。
温めるついでに日本酒を熱燗に。
五臓六腑にしみわたります。
雨のせいか湿度が高い。
冷え冷えのカメラ、ランタン、携帯電話などは結露でぐっしょり。
速乾タオルも乾きません。
と言うより冷えて結露してどんどんドライタオルなのにグッショリです。
1ミリの銀マットなので床も結露してきます。
濡らさないようになんでもレジ袋に放り込みました。
佐賀牛のカレーはなかなか美味しかった。
テントの中は狭いので体温で暖まりやすい。
作業着屋さんで買った裏起毛肌衣上下とユニクロダウンをインナーにして、ユニクロフリース、ユニクロ暖パン(フリースのズボン)、
ダウンソックス(安い中国製なのでそんなに暖かくないし、フワフワしてない。無いよりマシ)で暖かい。
自分ちの部屋でエアコンつけてるよりも暖かい。
これにはびっくり。
熱燗でチビリ、チビリ、ラジオを聞きながら日経ビジネスを読んで幸せなお一人様です。
夜10時。
さて寝るかと寝袋(ナンガオーロラ450DXロング)に入ります。
身長182センチ64キロで足先が10センチほど余ります。
幅も広く、ゆったり肘を張っても余ります。
レギュラーサイズと散々迷ったのですが、3シーズン用にと思ったので
大きさとダウン量の比が低い(面積が広くなるからロフトが低くなり若干使用温度が下がる)ロングサイズにしました。
厳冬期用にはレギュラーがいいのかな。実物を見て確認しないとね。
で、雨で気温が上がってるのか寒くない。(ユニクロダウン、裏起毛肌着上下、登山ズボン着用)
外の気温1.6度。
テント内は5度以上ありそう。
ぬくぬくで寝袋。
んが、背中側がだんだん冷たくなってきます。
下からの冷気で寝れません。
雪上では断熱値Rが5以上必要なんですが、持ってきたサーマレストのR値は3.5。
あと1.5もR値が足りません。
雪だとわかってれば8ミリの銀マットを追加で持ってきたのになー。あはははは。
1時くらいまで我慢してましたが、底冷えして寝れません。
気合で寝袋から飛び出し、
マットの下に日経ビジネス、ダウンジャケット(2枚持ってきてた。もう1枚は着て寝てます)、フリースの帽子、
タオル、着替えた後の下着、靴下、手袋、なんでも敷いて、腰とお腹にホッカイロ。
これでなんとか寝ることが出来ました。
2日目につづく
続ききになりますU+203C
なんだか冒険小説読んでいるみたいで。
精神性の高さはありそうですが、ファッション性の低さはいかんともしがたいです。
ウエアのほとんどがユニクロと作業着屋さんですからね。
あははは。
近所でした、、、。さん、ドキドキしてもらって嬉しいです。
次回はもっとドキドキですよ!(^^)