「ぜつぼうの濁点(だくてん)」 著 原田 宗典、絵 柚木 沙弥郎
絵本の紹介です。
大人向けかな。
マイドーターに読み聞かせたら、「ぽか~ん」としていました。
「絶望って何?」って聞いてくるから、
「食べようとしたプリンを落っことした時の気持ちだよ」って教えといた。
ひらがなの国のファンタジー
「やくにん」とか「おせわ」とかの文字が身体になっている。
↑こんな感じ。今日の筆はいまいち。
で、「ぜつぼう」がいつも絶望してる。
もーダメだーとか言ってる。
それは自分のせいだと思い悩む「ぜつぼう」の「ぜ」についてる「 ゛」、つまり濁点。
自分さえいなければ主人の「ぜつぼう」は「せつぼう」と言う悪くない名前になる。
そう考えて主人にお暇をもらい旅に出る「 ゛」(だくてん)。
道々にいろんな「ひらがな}に出会う。
「ゆすり」にくっつかせてもらおうと頼むと、
「ゆずり」になったら商売にならねぇと断られ・・・
てな感じでなかなか面白い。
最後は大どんでん返しが読者を救います!
お店に置いてるので読みたい人は言ってね
悲観→絶望の独りよがりなパターンも
前向きに生きるプロセスだと思えればいいのですけど。
なかなか。
明日は今日よりマシだろうと
けなげに歯をくいしばって生きています。
第三のビールのあとの
恵比寿ビールみたいに、
悲観、絶望のあとに
大きな喜びがまっていますよ!