秘孔を疲れた

偏平足　で　ある。

つまり、　　土踏まずがない。
したがって、足が疲れやすい。
さらに、　　腰に負担が来る。
ゆえに、　　温泉好きである。
なぜなら、　日本人だからだ。

　どのくらい偏平足かというと、風呂上りのぬれた足で階段を上がるとき「キュポッ、キュポッ」と音がする。
ちょうど足の裏が吸盤のようにくっ付くのです。キュポッと足の裏に心地よい刺激。
時々階段の途中でパーカッションよろしくリズムをとったりする。「キュッポッ、キュポッ」
気分はミュージシャンなのだが、見た目はオンジシャンなのである。

腰痛　で　ある。

　一昨日は、佐賀県の七山村・ななの湯に行った。
ここは、広いし、木の香りがして休憩場が畳なので大変くつろげる。
目指すは「電気風呂」　しびれる。
たぶんレントゲンのようにガイコツが見えているに違いない。
腰がしびれて、体の中からひねりあげられているようだ。　

　昨日は、佐賀県の玄海町温泉・パレアにいった。
海を望みながらの風呂は格別だ。
スチームサウナで「脂肪分２０％オフ(当社比)」になった気分。
風呂上りにコーヒー牛乳を飲み、マッサージルームへ。
十台ぐらいマッサージ機が置いてある。
どれにしようか迷っていると、すみっこにランドセルみたいな機械がある。　
「足つぼ君」そんな名前でした。
足を突っ込むと、エアバックが足を押さえつけ、下からもぐら叩きのもぐらみたいに棒が出て、つぼを刺激するらしい。
そんな刺激的な機械に一目惚れ、百円入れる。
強さが三段階に調整できるので、最初は弱。
フン、効かぬ、くすぐったいわ！
次に　中。
むぅ、なかなかやるやんけ、え～かんじやないけ～
最後に　強。
いで！いたっ！ひー
すぐに中にもどす。
が、え～感じもつかの間、誰もいなかったのでずっと「いたい！いてぇ～！ひでぶ～」と叫んでいました。
百円いれて拷問にあったのは初めて。
足つぼが効いたのかどうかは、よくわかりません。

　　機械だけに「指圧の心は母心」がなかったみたいなのである。