昨日、来客があり、桃ちゃんにおかれましては、
大変な緊張を強いてしまい、大変申し訳ありませんでした。
ですが、桃ちゃん。昨日来た私の友人は、初めてではないんですよ。
2度目です。しかも、初対面の時は、君は意外にも積極的な行動に出たではありませんか。
友人を連れて帰宅すると、桃ちゃんはすでに安全地帯の奥で箱になっていました。
玄関を開ける前から、私達(主人と私)意外の他人がいることを知っているんですね。
足音か何かでわかるのでしょうか。お利口さんですね、桃ちゃん。
この日、桃ちゃんは、新たな隠れ家を開拓しました。
寝室のベッドの頭側に窓があり、その窓には手すりが付いていて、
窓ガラスと手すりの間には、8cmの空間があります。
桃ちゃんはその8cmに無理矢理はまり込み、隠れたのです。
カーテンが閉まっていたので、目撃者(主人)がいなければ、探し出すのに苦労していたことでしょう。
はたして、カーテンをめくってみると、8cmにはまり込んだ桃ちゃんがいました。
前足一本分が入らないので、それは手すりにかけている状態です。
桃ちゃん、そんな体勢でつらくないんですか。
窓ガラスにぴったりくっついちゃって寒いでしょう。こちらにおいで。
などと説得するのですが、一向に聞いてくれません。
白ねずみさんを振り回したり、説得を試みたり、
そういう努力が実ったのか、窓→ベッド→床→足下、と、桃ちゃんは徐々に距離を詰めて来て、
最終的には、友人の手の臭いを嗅ぐという挑戦的な行動に出ていました。
今まで、私達以外の臭いなど嗅ごうともしなかった桃ちゃん。
すごい進歩ですね。
私へのシャーッを卒業する直前、桃ちゃんは、私の臭いを一生懸命嗅いでくれました。
それで、私を認識してくれたのだと思います(たぶん)。
私達(主人と私)以外にも、安全な人間がいることに気付いてくれたのでしょうか。
怪我を負った時の恐怖心が癒えてきたのでしょうか。
いずれにしても、喜ばしいことです。
桃ちゃんは心も成長しているんだね。すごいね、桃ちゃん。