ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2025-02-27 00:51:02 | 読書
↑:「薬屋のひとりごと(4)」
↓:「薬屋のひとりごと(5)」

著者:日向夏(原作)、ねこクラゲ(作画)、七緒一騎(構成)、しのとうこ(キャラクター原案)
 …月刊ビッグガンガン&スクエアエニックス版

ねこクラゲ氏の絵柄は(若い女の子以外)どことなく少女漫画風劇画タッチに見えます。特に歳を重ねたキャラ。高順(がおしゅん)とか水蓮(すいれん)とか…淑妃・阿多(あーどぅお)とか…。

阿多を巡る因縁が17年の時間を超えて猫猫(まおまお)をも巻き込んで浮上してくる。
壬氏(じんし)の密命を帯びて柘榴宮(ざくろきゅう)へと派遣された猫猫は最年長の妃と若き妃・里樹(りーしゅ)との間に長い刻をかけて繋がる「ある糸」を見つけ、謎を紐解いていく。

(小声)このネタはどうしても某美味しんぼの炎上を思い出しちゃうね…。

「○○を失っているからこそ▽▽がしない、なので女っぽくない」という件はこのコミカライズにしか出てこなくて…よりリアルで説得力のある表現のような気がしましたね。

…で、この事件に巻き込まれて身の振り所に悩む猫猫の心の声と口から出るセリフが入り乱れた描写はとても分かりやすい。
こういう所は二作品を見比べる事でより際立ちます。

で5巻です。
「試験」についてはサラッと流しましたですね。直接物語に絡んで来ないのでそれはそれでいいのかな。
キャラクターで(本編中でも作者が触れていますが、それとは別の意味で)「もったいない」と思ったのが翆苓(すいれい)です。まさにもったいない。特に作家さんの少女漫画風劇画タッチが似合っていません。

この辺りからチラチラまたしても「あのおっさん」が出てきます。細かいネタがより粘着質に組み込んであるのが良いですねw確かにそれ やりそうwやりそうwっていうww
その辺からのさらなる掘り下げは6巻以降に…。

蛇足…98ページwwコレはヒドスw

シリーズ(?)過去作っ

 …作画:ねこクラゲ(月刊ビッグガンガン&スクエアエニックス版)
 ◎「薬屋のひとりごと(3)」
 ◎「薬屋のひとりごと(2)」
 ◎「薬屋のひとりごと(1)」

 …作画:倉田三ノ路(月刊サンデーGX&小学館版)
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(6)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(5)」

 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(4)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(3)」

 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(2)」
 ◎「薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳(1)」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GALLERY’S GALLERY:「gallery... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事