上:「金魚屋古書店(4)」
中:「金魚屋古書店(5)」
下:「金魚屋古書店(6)」
著者:芳崎せいむ
4巻の「明日来る人」のまるで一編の詩のようなモノローグ。不意に涙が零れるほどに胸を打つ。
5巻での胸クソ悪いエピソード「笹山'sエンジェルズ」は巻末の「大人のコロコロ」でなかなか美しく畳み込まれていく。
6巻、「乙女の謎」の切なく救いようのないエンディングが「嗚呼男意気」の○○に繋がる…見事にヤラレタ感が心地よい。
同「本が好き」の細かい描写がいかにも「本好き」という気持ちがあふれ出ていてそれだけで嬉しくなる。
「読むのが好き」「この人の絵が好き」とかを超越した「本にまつわる全てが好き」という今生きている世界を「ユートピア」に変える魔法。
ただ読むだけで気持ち良く満腹になれる魔法。
巻末のコラム「金魚屋古書店雑記帳」は相変わらずそれだけで銭の取れる逸品だが、うっかり先に読んでしまうとガツンとネタバレ(ストーリー的にも元ネタの漫画的にも)を食らったりするので要注意。
過去作
っ「金魚屋古書店(3)」
っ「金魚屋古書店(2)」
っ「金魚屋古書店(1)」
関連作品
っ「金魚屋古書店出納帳(1)」
中:「金魚屋古書店(5)」
下:「金魚屋古書店(6)」
著者:芳崎せいむ
4巻の「明日来る人」のまるで一編の詩のようなモノローグ。不意に涙が零れるほどに胸を打つ。
5巻での胸クソ悪いエピソード「笹山'sエンジェルズ」は巻末の「大人のコロコロ」でなかなか美しく畳み込まれていく。
6巻、「乙女の謎」の切なく救いようのないエンディングが「嗚呼男意気」の○○に繋がる…見事にヤラレタ感が心地よい。
同「本が好き」の細かい描写がいかにも「本好き」という気持ちがあふれ出ていてそれだけで嬉しくなる。
「読むのが好き」「この人の絵が好き」とかを超越した「本にまつわる全てが好き」という今生きている世界を「ユートピア」に変える魔法。
ただ読むだけで気持ち良く満腹になれる魔法。
巻末のコラム「金魚屋古書店雑記帳」は相変わらずそれだけで銭の取れる逸品だが、うっかり先に読んでしまうとガツンとネタバレ(ストーリー的にも元ネタの漫画的にも)を食らったりするので要注意。
過去作
っ「金魚屋古書店(3)」
っ「金魚屋古書店(2)」
っ「金魚屋古書店(1)」
関連作品
っ「金魚屋古書店出納帳(1)」