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原題:「MAZE」
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主人公トム・ボーン=ローラー(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」…エボニー・マウの中の人)主演の実話ベースの脱獄激。


言うまでもないが「メイズ・ランナー」とも「大脱走」とも全く無関係。後者については邦題は意識してると思われる。


地図(刑務所の見取り図)の作成やら似顔絵やらやたら手先が器用な主人公。
コツコツと情報や知識を積み重ねる描写もなかなか緊迫感を煽ってよろしい。
しかし刑務所側もIRA側もやっぱり組織の上が「アレ」だな…現場が疲弊するばっかだ。
主人公側とは対極に位置するもう一人の主人公とも言える看守…いるよなこういう意地張った仕事人間…(でも最後に改心?したような…?)。
チラッチラッと描かれる些細な「ほのめかし」も人間臭さを醸し出してて良い。
クライマックスの◯◯も予想外でイケてるし、良くできた脱獄モノだとは思うが…エンドロールで改めて実話ベースだと思い出さされる…。
「鑑賞評価:☆☆☆☆×」
蛇足…小学校時代に面白がって覚えたイギリスの正式名称「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」がこんなところに絡んでくるとか…。

鑑賞作品:「クリード 炎の宿敵」(2D・字幕版)
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原題:「CREED Ⅱ」
(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCREED!)

前作っ「クリード チャンプを継ぐ男」
やっぱあのテーマ曲は燃えるなぁ…かかる場所が「そこじゃない」だけどな←同意見多数。
マイケル・B・ジョーダン(「ブラックパンサー」「ファンタスティック・フォー」)はホントに良い役に巡り会えたよなぁ…。
ご存じロッキー:シルヴェスター・スタローン(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」「リベンジ・マッチ」「大脱出」「バレット」「エクスペンダブルズ2」「エクスペンダブルズ」「ランボー 最後の戦場」「ロッキー・ザ・ファイナル」)…元気そうだが、前作でヤバい状態になってなかったか…?
クリードのカノジョ:テッサ・トンプソン(「メン・イン・ブラック:インターナショナル」「マイティ・ソー バトルロイヤル」)。
一方のサイドストーリーは彼女がメインになってる。クリードママ:フィリシア・ラシャドがいち早くその変化に気付く件はアメリカのファミリームービーそのものだ。
そしてもう一方のサイドストーリーが…この親子がメインになる。
イワン・ドラゴ:ドルフ・ラングレン(「アクアマン」「バトルヒート」「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」「エクスペンダブルズ2」「エクスペンダブルズ」「ユニバーサル・ソルジャー リジェネレーション」)と、
その息子、ヴィクター・ドラゴことフローリアン・ムンテアヌ(…はルーマニアのプロボクサー)。
イワンの元嫁かつヴィクターのママにはブリジット・ニールセン…ですがスタローンの元嫁でもあります(しかしなんつーかw)。
…コッチのストーリーが圧倒的に人間臭くて「主役はこっちだろ」の声も多い。
トレーナーのウッド・ハリス(「アントマン」「ジャッジ・ドレッド」)が鍛えるのはウィーラー。演じるアンドレ・ウォードはホンマモンの元世界チャンプ。
…そうそうたるプロボクサーとのファイトシーンはさすがに凄い。
マイロ・ヴィンティミリア(「GAMER」)は「ロッキー・ザ・ファイナル」でも同じロッキーの息子役を。こっちはこっちでサイドストーリーでは重要な役割を…。
クライマックスで○○しながらの入場(世間ではやや不評みたいだが)で、大矢剛功with谷本知美とか思い出したのはオレくらいだろう←←恒例超絶激古マニアックネタ。
ボクシングの名を借りた家族愛の映画、と言っても過言ではない本作。似たような環境に居る人にとっては予想以上にビシバシ来るかと思います。
…そしてやっぱオリジナル「ロッキー」にハマった人ほど楽しめるみたいだな(←超絶今更)。
「鑑賞評価:☆☆☆☆△」
