鑑賞作品:「狂猿」(2D・ドキュメンタリー)
(ネタバレ防止フィルター稼働中)
英題:「KYO-EN THE DOCUMENTARY OF A MAN WHO SHINES IN BLOOD」
原作…ではないが今年発行された「葛西純自伝 CRAZY MONKEY(クレイジーモンキー)」
(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCRAZY MONKEY!)
…意外にも「葛西純」を取り上げたのはたった1回だけ、か。
っ偽ついった~・マニアックス
デビューしたての頃、顔と年齢と身体のアンバランスな若手が出て来たなぁ…と思った記憶(大変失礼)。
照準ゼスチャー付きのジャーマン「カッサーイ(苗字と『喝采』とかけてある)・スープエイプス」は印象に残ってる。
故・橋本真也の付き人じみた事をやったり(ZERO-ONEにも入団したっけ、色々あったようだが…)、大日本プロレスとは付かず離れずだったりという断片的な記憶が残っている。
試合のDVDは一枚だけ持っているが、それがっ[CLICK HERE!]このトップ画像「一枚の写真」の試合だ(画像の松本都とタッグを組んでいたのが葛西純)。終盤に向かって急角度で登り詰めた高揚感は忘れられない。
…な「デスマッチのカリスマ」が「基本的にNG無し」で撮影したドキュメンタリー(前置き長いw)。
ぶっちゃけ「収入」の話とか、壮絶な試合の後で自ら運転して自宅まで帰るとか…正直、夢もクソもあったモンではない…が、それを隠さずにマンマぶつけてこそ「葛西純のドキュメンタリー」であるし、それが葛西純の覚悟の一端でもある。
伝説の「バルコニーダイブ」が色んな角度からの映像で見られたのは儲けモノだったし、竹田誠志のアレ(上記の「ガチグロ」シーン)が映像で見られるとは思わなかったし…(終劇後、相当ヒいていた観客も…)。
何よりこの映画ならでは、の…ミスターデンジャー松永光弘はじめ佐々木貴、本間朋晃、藤田ミノル、伊藤竜二、竹田誠志、登坂栄児…と縁の有る面々の忌憚ない語りも見どころである。
とんでもなく見る人を選ぶ映画であるのは間違いない。
だが…『「あんなの痛くないよ」と知ったかする観客に「痛みの伝わるプロレス」を身体を張って叩きつける』葛西の傷だらけにも程がある背中は…
この上なく心強く、頼り甲斐があるのだ。
「鑑賞評価:☆☆☆☆△」
蛇足…映画の最後に、「ダニー・ハボック(DANNY HAVOC)に捧げる」なる文言が出ていたので調べてみたら…昨年亡くなっていたのか。作中で葛西について熱く語っていたあの目はハードコアなデスマッチファイターながら「めっちゃプロレス好きなんです!」なキラキラした瞳だった…R.I.P.
(ネタバレ防止フィルター稼働中)
英題:「KYO-EN THE DOCUMENTARY OF A MAN WHO SHINES IN BLOOD」
(注…かなりマニアックなレビューです。)
原作…ではないが今年発行された「葛西純自伝 CRAZY MONKEY(クレイジーモンキー)」
(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCRAZY MONKEY!)
※…ガチグロ注意。「アレ」にピントばっちりで大写ししながらよくぞ映倫に引っかからなかったモノだ。
…意外にも「葛西純」を取り上げたのはたった1回だけ、か。
っ偽ついった~・マニアックス
デビューしたての頃、顔と年齢と身体のアンバランスな若手が出て来たなぁ…と思った記憶(大変失礼)。
照準ゼスチャー付きのジャーマン「カッサーイ(苗字と『喝采』とかけてある)・スープエイプス」は印象に残ってる。
故・橋本真也の付き人じみた事をやったり(ZERO-ONEにも入団したっけ、色々あったようだが…)、大日本プロレスとは付かず離れずだったりという断片的な記憶が残っている。
試合のDVDは一枚だけ持っているが、それがっ[CLICK HERE!]このトップ画像「一枚の写真」の試合だ(画像の松本都とタッグを組んでいたのが葛西純)。終盤に向かって急角度で登り詰めた高揚感は忘れられない。
…な「デスマッチのカリスマ」が「基本的にNG無し」で撮影したドキュメンタリー(前置き長いw)。
ぶっちゃけ「収入」の話とか、壮絶な試合の後で自ら運転して自宅まで帰るとか…正直、夢もクソもあったモンではない…が、それを隠さずにマンマぶつけてこそ「葛西純のドキュメンタリー」であるし、それが葛西純の覚悟の一端でもある。
伝説の「バルコニーダイブ」が色んな角度からの映像で見られたのは儲けモノだったし、竹田誠志のアレ(上記の「ガチグロ」シーン)が映像で見られるとは思わなかったし…(終劇後、相当ヒいていた観客も…)。
何よりこの映画ならでは、の…ミスターデンジャー松永光弘はじめ佐々木貴、本間朋晃、藤田ミノル、伊藤竜二、竹田誠志、登坂栄児…と縁の有る面々の忌憚ない語りも見どころである。
とんでもなく見る人を選ぶ映画であるのは間違いない。
だが…『「あんなの痛くないよ」と知ったかする観客に「痛みの伝わるプロレス」を身体を張って叩きつける』葛西の傷だらけにも程がある背中は…
この上なく心強く、頼り甲斐があるのだ。
「鑑賞評価:☆☆☆☆△」
蛇足…映画の最後に、「ダニー・ハボック(DANNY HAVOC)に捧げる」なる文言が出ていたので調べてみたら…昨年亡くなっていたのか。作中で葛西について熱く語っていたあの目はハードコアなデスマッチファイターながら「めっちゃプロレス好きなんです!」なキラキラした瞳だった…R.I.P.