ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2013-03-30 20:00:58 | 読書
「たのしい・わるくち」
著者:酒井順子


著者の他作品つ
入れたり出したり
トイレは小説より奇なり

(※シリーズ「読了」…コチラに引っ越しするかも…。)

話の上手い人は自分を絶妙に卑下する。
敵を作らず、周囲の人を楽しませる為に
いわば自分を犠牲にする訳だ。

そうしたテクニックが著者は抜群である。

不快ギリギリ、嫌悪ギリギリという線上で綴られたエッセイが
共感や笑いを誘う。

当事者ですら苦笑いしながら「オレってそうなんだよなぁ」
と言わせてしまう。

その腕が有ってこそ
「わるくち」が「たのしい」話になる。

不器用な人が書けばトラブルの種である。

酒井順子…なかなかのクセ者だ。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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