5日水曜日、始発バスで実家へ。
月火水木とバイト入れなかったのに、なんやかや用があっていつもこんな感じの1泊2日。
玄関ー古布ゴミがまだ捨てないで置いてある。
キッチンー床に細かいゴミが散乱。
リビングー床に細かいゴミが散乱。封書を開けた時の細ーい切れ端がいつもたくさん散乱している。
しかし眠いので、置き作業着に着替えてからしばらく炬燵で寝ることに。ウトウト。
8時半過ぎ、もしかして今日は資源ゴミの日?と気付いて飛び起きる。
玄関の古布、階段の小型家電、勝手口の瓶缶(ワンカップ酒が多いなあ)を捨てに何往復かする。
フロアマットはダメ元で出してみよう。ペットボトルはあとでスーパーで出せばいいや。
結局フロアマットは「回収対象外」と貼られて残されていた。
市役所に聞いたら、30センチ四方に切ってその他ゴミの日に出すようにとのこと。
動いたら目が覚めたので、キッチンとリビングの掃除にかかる。
マット類を洗濯機に入れる。キッチンマットは2度洗い。
今回の目的はお雛様を出すことだけれども、まずは掃除だ。
その間、実家に一人暮らす家族は用があって外出していた。
本当は物置等の発掘を大がかりにしたいが、リビングの家族定位置周りの発掘も、かなり、やり甲斐がある。
なんでもかんでもポイポイそこら辺に置くし。
2年前のお中元のカタログとかDMとか各種領収証とか何かのトリセツとか孫の発表会のパンフレットとかの下には・・・
私がずっと前に貸した本が埋もれている。
お嫁さんが父の日にくれたらしいプレゼントも埋もれている。
誰かが買ってきてくれたらしい足元ヒーターも埋もれている。
ジェイコムでもらったというタブレット端末も発見した。
(ジェイコム契約してるのに、活用してないので問い合わせて、タブレットの存在が明るみに。
よくわかってない老人をターゲットに営業すんなよなっていうノリで問い合わせて、自転車保険400円/月 を解約した。
自転車、うち、ないし。
もっと精査するべきかも。または、もっと活用できるようにするか。)
お昼は、そこいらへんにあるものを食べる。
頂きものの箱が積んであることが多く、そこを探せば一食間に合ったりする。
賞味期限には私が注意しないと、放置されたままだったりする。(送り主の方に申し訳ない)
この日は、風が全くない晴れた冬の日の幸せをかみしめた。
翌6日、木曜日、寒波到来、家族は高校の同窓会(昼食会)だと言ってまた出かけた。
5人くらいがまだ元気で、月イチ集まるのだという。
85,86歳男子が集まってどんな話をしているのか、こっそり覗きたい。
それにしても、なんだかまるで普段着で、きっとよく見たらシミがついてたりするんじゃないかと思う。
他の男子はどうなのか。おしゃれな私鉄沿線在住の方が幹事だそうで、ダンディーなお洒落オジサマを想像する。
留守の間に、リビング回り発掘続きと使っていない箪笥の中味チェックと雛祭り設置を行う。
寒すぎてコンビニまで行くのもいやだから、また昨日同様お昼はそこいらへんのものと置き非常食の「美禅食」。
寒い寒いと言いながら、割と早く家族が帰宅。発掘品を仕分けさせる。いらない紙はどんどん捨ててよね。
頂きもののタオル、寝具、食器等の箱もたくさんあるから、家族内フリマでも企画するか。
「フリマ?売れたらお金もらえる?」って聞くから、
「孫たち一家をみんな呼んだら、食事代かかるしお小遣いもあげないとダメだよ!」と説明した。
最後に、お決まりの水回り掃除をしてから帰り支度に入る。
まったくー。自分で掃除できないんだから「要支援1」か?
埃取りワイパーとか床ダスターとか用意してあるのに。
それでも、まだ週イチ仕事に出るし、元気な高齢者ではある。
ペットボトルを捨てにスーパーまで散歩に出ると、夕焼け空に富士山のシルエットが見えた。
団地の中に、多分富士見平として整備したのであろうベンチスポットも発見した。
実家では決して料理しないと決めていて、いつも1回は外に食べに行くけれども、
今回は昼だけでなく夕食まで、そこいらへんのもので済ませた。
寒いし、インフルエンザにかかりそうだから。
ただでさえ粗食の家族だが、そこいらへんのものの活用法(寒天パパのスープに焼餅入れて食べる)が新鮮だったらしく、喜んでいた。
雛人形は数年前、40年ぶりくらいに天袋から出したらきれいだったので、家族が健在なうちは飾りにくることに。
カビだらけでボロボロだったら人形供養に出すつもりだった。
段を組むのがいつも面倒。亡くなった家族がわかり易いように付けた印を頼りに組んでいく。
この印だって、つけたのは一体何年前なんだろう?
うちの段のスペースに合わせて自己流になってるところもあるが、まあ、よくできた。
写真、ぼけちゃったなー。
赤い毛氈はなくなっていたので、大昔、自分の軽自動車に装着していたシートカバーを使用。
40数年ぶりにお雛様出したとき、なぜかそれは、どこからかうまい具合に出てきた。
果てしなく昔にはじめて買い与えられたという人形も、今年は横に置いてみた。
使われてない部屋に長い間夏服のままで置かれていて、ちょっと心痛の種だった。
緑の毛糸帽子はさっきチェックした箪笥から。青いジャンパーは以前発掘して保管しておいた、誰かが着てたやつ。
リカちゃん人形を早く見つけ出して供養なりなんなり、なんとかしたい。
そのための発掘作業が、ホントに全然すすまない。
インフルエンザはいつ収束するのだろう。
そうそう、帰る直前に、ボロピアノで弾き語りの練習した。
「川の流れのように」「虹と雪のバラード」
家族は全く無関心でPCに向かっていた。