寒中お見舞い申し上げます。
ブログ更新がまた大幅に遅れてしまいました。
年末から石窯作りに没頭しており、気が付いたらはや一月も中旬となってしまいました。
ブログ愛読者の方々には年始のご挨拶もせず、大変失礼致しました。
実は、以前よりピザやパンを焼く石窯を作りたかったのですが、市販のおしゃれな石窯セット(レンガ作り)ではこの里山の風情には合わないと思われたので、里山で調達できる自然石材で作ろうと目論んでいたところ、年末になって手頃な石が見つかり、石窯作りに没頭する仕儀となってしまいました。
さて、2週間程かかって出来た里山イシガマはこのようなものです。
(全景)
(斜め前方から)
(前方から)
(斜め後方から)
全て石積の風情ある石窯を作ろうと思ったのですが、なかなかそう簡単にはいかず、ブロックを使ったりしましたが、全てこの里山にあった資材なので、製作費は0円でありました。
こんな風情有り過ぎるイシガマでも、ピザもパンもしっかり焼けますよ。
試作段階では、窯の保温と天板(最初は石版を使用)の加熱に苦労しましたが、石積みの隙間は里山でとれる粘土質の土で目張りし、天板は思いがけなく立派な鉄板を入手することができたので、なんとか風情有り過ぎのイシガマが完成しました。
天板の鉄板は、里山移住大先輩のKさんから頂いたものですが、なんでも築地でお好み焼き屋をやっていた知り合いの方が、店仕舞いする際に、頂戴したものだそうです。従いまして、この天板だけはプロ仕様の優れものであります。
この厚い鉄板のお陰で、ピザの生地がパリッと焼けるようになりました。Kさんには感謝感謝であります。
石釜を設置した中庭は、昨年春に悪戦苦闘して芝張りをした所ですが、芝君達も頑張ってくれてなんとか根を張ってきたので、この中庭にベンチなどを置いて、ピザパーティなどができれば楽しいだろうなと、目論んでいる次第であります。
それにしても、石窯で焼いたピザやパン(試しにレーズンパンとナッツパンを焼いてみた)は、なかなか美味しかったですよ。
これはクセになりそうであります。