乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

クレーマー(苦笑)。[完結編]

2017-08-11 21:44:45 | 日記
[後編]の続き、[完結編]です。
コメント、応援、ありがとうございます!
長くなってしまい、すみません。


神経内科の専門病院で筋電図とMRIの検査を受け終わって帰ろうとしていた私は、「技師さんのミス(MRIでの部位の撮り忘れ)」で呼び戻され、「すぐに撮り直し終わりますから!」と再びMRIへ。

しかし、MRIの撮り直しは予定の時間よりも長くかかり、再撮影が終わった時には、坂の上の病院までのシャトルバスの午前の最終便は出てしまった後でした。

歩いても車いすでも、一人では登って行けない、坂の上のC病院。
今日の会計は、そのC病院で しなくてはいけません。

次のシャトルバスは1時間後。
どうしよう…。

途方に暮れた私でしたが、気を持ち直し、思いきって神経内科の病院の受付に訊いてみました。

「私は技師さんのミスでの検査の やり直しをしたために、今さっき出たばかりのシャトルバスに乗れませんでした。会計をするのにC病院まで行かねばなりませんが、一人では坂を登れません。何か良い方法は ありませんか?」と、説明しながら、訊いてみました。

「あ~。シャトルバスなら、今もう出ましたけど」と受付の職員さんの返事。

ええ。
今さっき、午前の最終便のシャトルバスが出てしまったのは知っています。
私は一人では坂を登れません。
私はC病院に会計に行かなきゃ行けないんですよね?
どうすれば良いでしょうか?

と、もう一度、私から受付の方にお訊きしました。

すると受付の職員さんは「次のシャトルバスが1時間後に出ますので、それでC病院に行けますよ」と答えました。

へ?
この病院の技師さんのミスで検査をやり直ししていた関係で、乗れるはずのシャトルバスに乗れなかったんです。
私にも、この後、予定があるんです。
1時間も待てないんです。
会計は、ここじゃ出来なくて、坂の上のC病院まで行かなきゃ行けないんですよね?
私は一人では坂を登れません。
何か方法は ありませんか?

私は もう一度、説明してから訊いてみました。

「…。少々お待ちください。確認します」と職員さんが言ってくれましたが、そのあと、5分待っても10分待っても返答は無く…。

朝から筋電図検査やMRI検査で疲れている私、とうとうイライラして訊いてしまいました。
「いつまで待てば良いのでしょうか?」

すると、受付の奥から出てきた職員さんが。
「タクシーでなら、C病院の前まで行けますよ。呼びますか?」と早口で私に言いました。

心の狭い私(苦笑)。
その言葉に反応してしまったのでした。

タクシー?!
それは、タクシーで坂の上まで行けるのは私でも分かります。
でも、そのタクシー代は私が払うんですよね?
この病院の技師さんのミスで乗れなくなったシャトルバスの代わりに、私がタクシー代を出すんですってことですよね?

私が そう切り返すと、その職員さんは何も答えず、受付の部屋から出ていってしまいました。

その後も受付からは何も返答は無く…。

このままでは、時間ばかりが過ぎてしまいます。

私は思いきって受付にお願いしました。
「タクシーを呼んでください。今日は この病院から直接 帰宅します。今のままでは、今日の私は坂は登れないので、会計は明日にします。明日、家族と一緒にC病院に支払いに行きますので、それで良いでしょうか?」

すると、受付から別の職員さんが飛び出してきて、私のところに。
その職員さんから「こちらのミスでご迷惑おかけしました。搬送車を今、出しますので、それに乗ってC病院に行ってください!」と言われました。

シャトルバスとは別の、搬送車。
入院中の患者さん等をC病院に搬送する際の車を出してくれることになったそうで…。

「そんな、特別に搬送車なんて出さなくても…。明日、必ずC病院に払いに来ますから」と私が言っても、職員さんは「今、出しますから。搬送車に乗ってC病院に行ってください。大丈夫ですから」と繰り返します。

やだ。
私、すっかりクレーマーだわ。
厄介なクレーマーだと思われたから、対応が急に変わったのかな。

私は、なんだか申し訳ないような気持ちになりながら、結局は搬送車に ありがたく乗せていただき、長く急な坂を登りきった先にあるC病院で会計を済ませました。

それでも結局は、余裕を持って計画していたはずの午後の予定には間に合わず…。

筋電図検査で針を刺した足の痛みと、MRIで大音量に曝された右耳の違和感と。
そして何よりも、“厄介なクレーマー”だと思われたのだろうという失望感と悔しさと。

あふれ出そうになる涙を、歯を食いしばって堪えました。

黙って1時間後のシャトルバスをおとなしく待っていればよかったのかな?

私じゃない、他の患者さんは、病院のミスでシャトルバスに乗れなくても、文句を言ったりしないのかな?

急患とかで検査の時間がズレて遅くなったのなら、私も文句言わなかったんだけどな。

技師さんのミスで検査のやり直しをされて、それで困ったから色々と訊いたんだけど…。

患者は文句も言わず、全部を我慢して受け入れなくちゃいけないのかな??

あれこれと考えていたせいか、疲れたせいか、。
その日は、どうやって帰宅したのか、よく覚えていません(苦笑)。
(タクシーの領収書が家にあるので、たぶん、タクシーで帰ってきたのでしょう(笑)。)

とにかく、転ばずに無事に帰宅できて良かった~♪

長文を読んでくださり、ありがとうございました。
これで、神経内科の専門病院で検査した日のドタバタは完結です。

私は、立派な?!クレーマーかもしれませんね(苦笑)。
(自分としては理不尽なクレームは言っていないつもりなのですが……。)

以前に通院していたC病院と、その系列の神経内科の専門病院。
なぜか、私がクレームを言うのは、C病院と その系列の病院だけなんですよね(苦笑)。

今、抗がん剤やハイパーサーミアで通院中の病院では、私、クレーマーではないのです。全く、ですよ!(笑)。

私自身、まだまだ修行が足りないなぁ、と思っています。
私、大人げないなぁ、と。

でも、C病院の職員さんたちにも、患者さんへの対応について 振り返って考える機会を持ってほしいとも思ってしまいます。
文句も言わずに我慢している患者さんが、たくさんいると思うのです。
C病院の職員さん、業務が忙しすぎて大変で余裕がないから、丁寧な対応が出来ないのかもしれませんね。

職員さんも患者さんも笑顔でいられる病院を目指して、C病院と その系列病院には頑張っていただきたいのです!

明日は『がんでも笑顔で生きる会』です。

2017-08-11 11:28:09 | 患者会
こんにちは。
今日は東京、曇っています。

明日、8月12日(土) 午後1時15分~3時15分で、8月の『がんでも笑顔で生きる会』を開催します。

場所は前回までと同じ、調布市市民プラザ「あくろす」 研修室1です。参加費は150円(会場代に充当させていただきます)です。

詳細は7月11日のブログ記事をご覧くださいませm(_ _)m

体調第一! 無理は禁物! 家族大切! で、よろしくお願いいたします(^-^)

お盆時期ですね。
今日が皆さんにとって穏やかな一日となりますように。

読んでいただき、ありがとうございます。


クレーマー( 苦笑)。[ 後編]

2017-08-11 10:44:57 | 日記
お待たせいたしましたm(__)m
[前編]からの続きです。
そして、また、長文です。
すみません。


先週、神経内科の専門病院で、二種類の筋電図検査とMRI検査を受けた私。

耳の穴にハマっていなかった耳栓は全く効果を発揮せず。
私は右耳の違和感を感じながらも、その日に予定していた検査を全て受け終えて、「はぁ〜、やっと帰ることができる♪」とホッとしていました。

「検査、終わりました」と告げながら私が書類を受付に出すと、受付のスタッフからは「はい。では坂の上のC病院でお会計をお支払いください」と言われました。

そうなのです。
私の通う神経内科の専門病院の会計は、急な坂を延々と登った先にある系列のC病院で支払わねばいけないシステムなのです。

とてもではありませんが、その長く急な坂道を私が自力で登り降りできるはずもなく(苦笑)。

そんな私には、朝9時から夕方5時までの間(昼休みの1時間を除いて)に15分毎に出ているシャトルバスが頼みの綱でした。←神経内科の病院とC病院間を運んでくれます。

午前のシャトルバス最終便まで、あと45分あるから大丈夫だな♪と思った私は、ゆっくりトイレに行ったりしておりました。

すると病院の廊下で、なぜだか、「のぴりぃさん!やっと見つけた!」と事務職員さんから声をかけられたのです。

は?
私、何か やらかしました??

「のぴりぃさん、すみません。MRI室に戻ってください。もう一度MRIを撮りますから」と事務職員さんから言われ、鳩が豆鉄砲をくらったような顔になる私。

「技師のミスで、撮り忘れの部分が あったので。すみません」と言われました。

はぁ…。
撮り忘れって…。

仕方ない。
「撮り直しって、どのくらい時間かかりますか?」と尋ねる私に「すぐです!すぐに撮り直しますから」と技師さん。
「いま撮影中の患者さんが10分で終わるので。のぴりぃさんの撮り直しは5分か10分で終わりますから!」と説明されました。

もちろん、リクエストさせていただきました。
「耳栓じゃなくてヘッドフォンでお願いします」と(笑)。

若い技師さんは「あぁ。ヘッドフォンですね。はい」と、すぐに出してきてくれました、ヘッドフォン。

なんだ、あるじゃないですか、ヘッドフォン。
さっきの拷問のような大音量の苦しいMRIは何だったのかしら?(泣)

そして、撮り直しのMRIが終わったのは、シャトルバスの午前の最終便が出発した後でした…。

次のシャトルバスは1時間後。
「どうしよう」
自力で坂の上のC病院の会計まで歩いても車いすでも行けない私は途方に暮れるのでした。

どうする、のぴりぃ。


すみません。
長くなったので、続きは[完結編]で。
頑張って書きますm(__)m

読んでいただき、ありがとうございます。