乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

ついつい忘れちゃう感謝と謙虚。

2015-03-31 19:09:24 | 日記
愚痴です(苦笑)。

いやぁ~、忘れないように気をつけているつもりなんですけどね。

私、ついつい忘れちゃうんです。
“感謝”の心と“謙虚”な気持ち。

バタバタ慌ただしい日々の暮らしの中、感謝と謙虚を忘れているのを、皆さんからのコメントで気づかせていただくことも多く。

ありがとうございます!

感謝と謙虚さを忘れちゃうなんて…。40年以上生きてきても、私、まだまだ修行が足りません(笑)

毎日、揺れて迷って悩んでばかり。

それでも、私なりに頑張っている一日一日を、自分で自分を褒めてあげようとも思ってみたり。

明日から4月。新年度。
私は、その日その日を一日ずつ、誠実に暮らしていきたいです。
生かされている幸運をしっかり感じて。
感謝と謙虚を忘れないよう心がけながら。

今日も、読んでいただき、ありがとうございます。

進行がん患者が働き続けるということ

2015-03-27 19:20:27 | 日記
現在の日本では、“乳がんになった ”というだけで退職を余儀なくされる方も多いと聞きます。

そんな中、『乳がん術後多発性骨転移』なんて立派な!?診断をいただいたステージ4の進行がん患者である私が働き続けることが出来ているのは、周りの理解と、それに基づく支援・協力が有るからに他なりません。

職場の上司。同僚。
仕事関係の友人。
近所の親しいママ友。
学生時代からの友だち。
治療に係わる医療関係の方々。
皆さんが応援してくれているおかげです。

そして、家族が精一杯の優しさで私を支えてくれています。

ありがとう。ありがとう。

周りのみんなに、家族に、感謝感謝の毎日です。

そんな今の状況を見ると、私は仕事を続けることに関しては恵まれているのだと思います。本当に幸運だと、つくづく思います。

しかし。
“私は幸運なんだ。恵まれているんだ”、そう思う余り、「だから、頑張らなきゃ!」とも、ほとんど反射的に思ってしまう私がいます。

「頑張らなければ、申し訳ない」
「感謝の気持ちで精一杯頑張らなきゃ!」
「今より迷惑かけないで済むように出来ることは何でもやらなきゃ!」と。

きっと、私と同じ様な境遇に置かれた人ならば、そう思うのではないでしょうか?!

感謝の気持ちが有って、頑張りたい気持ちが有って、申し訳ない想いも有って。

でも、そこで無理して頑張り過ぎたら、体調を崩しストレスが高まり、病状の悪化をも招く結果になる可能性が高いという現実が立ちはだかります。

「甘いこと言うな。
その現実は、自分で努力して気をつけて、無理せず頑張り過ぎず休み休み仕事をすればクリア出来るハードルじゃないか!」
もう一人の自分が自分を叱咤する声が聞こえます。←幻(まぼろし)!?

我ながら、贅沢な悩みだとも思います。
職場の無理解から退職しなくてはいけなかった方や病状や体調が悪くて働けない方に比べたら…。

でも、いざ仕事をしたら、“無理せず休み休み”などと言ってはいられません。
進行がんの治療をしながら働き続けるのも、決してラクな事ではないのです。

体調や痛みに波があり具合が悪くなっても、割り当てられた仕事があるので、簡単には休めません。

また、体調が悪化し始めて、まとまった休養を取らねばいけないタイミングだと自覚したとしても。
主治医から「働ける。休まなくて良い。内容は上司に調整してもらって働き続けなさい」と言われてしまったら、休めません。

実際には体調が随分と悪かったり痛みが強くて休養が必要な状態になっても、簡単には休めず、仕事に行っている現状があります。

本当は必要な休暇も、タイミング良くきちんと取るのは、実は困難なのです。

経済面や様々な事情から働き続けねばならない私にとっての、4月からの新年度。

自分は組織の中で どう働いていけば良いのか?

周りの配慮に感謝しつつ、自分で自分を大切にしていくには、どう働くことが最善なのか?

進行がん患者の1人である私が“働き続ける”ことが、何故だか、本人も家族も「とても大変だ」と感じている現実。

それを具体的に相談出来るところが無くて困っているという事実。

職場も私も“WINーWIN”になる術を捜していきたいと思います。
感謝と謙虚の気持ちを忘れずに。
無理せず・頑張りすぎず…で、やっていけると良いなぁ。←希望的観測(苦笑)。

まとまり無くて、すみません。
読んでいただき、ありがとうございます。

転んでしまいました( 泣)

2015-03-25 19:54:22 | 日記
あぁ~、やってしまいました。

今朝の通勤時、家の近所の歩道で派手に転んでしまいました。

無愛想!?な主治医が、唯一、「転ばないように、くれぐれも気をつけて」と私を心配してくれていたことだったのに。

自分で言うのも何ですが、まぁ、見事な転びっぷり。

ちょっと、欲を出して油断したんですね。「ちょっと急げば1本早い電車に乗れそう♪」なんて思って、早足で歩いて、つまずいて。

両手のひら、右膝、左肘、左顎を強打&負傷。

一瞬、何が起こったのか分からず…。
地面にうつ伏せになっている自分に気がつき、自分が勢いよく転んだんだと分かった瞬間、「やっちゃった。もうダメだ。腰をやられたか?立ち上がれるか?!」と考えました。

痛む手足をそっと動かして、チカラを入れてみる。

やった!足が動く。
しめた!立ち上がれた!

立ち上がった私は、痛いやら恥ずかしいやらで、手のひらから血を流しながら駅へ向かって歩き出しました。

職場に付いて、同僚にバレないように傷を流水で洗って手当てして。
なんとか今日一日の仕事を終わらせて帰宅する事が出来ました。

家に帰り着いてホッとしたら、すり傷・切り傷の所だけでなく、腰も背中も痛い痛い(泣)。

あぁ~、転んじゃった…。

明日の朝、起きて、手足が普通に動いてくれてたら良いな。

転移部の第三腰椎が、このまま無事でありますように。←自分自身の事を神様仏様に祈る。真剣。

気候も暑かったり寒かったり、年度替わりで慌ただしく多忙な毎日ですが、皆様、どうか転んだりなさらぬよう、お気をつけてお過ごしくださいませ。

え~ん(泣)。

読んでいただき、ありがとうございます。

『戦争のつくりかた』を読んで『新・戦争のつくりかた』を買いました。

2015-03-20 01:33:17 | 日記
自分が子どもの頃、テレビやラジオで流れるニュースは、自分には関係ないことばかりだと思っていました。

幼かった私は、テレビでニュースを見ていても「つまらないなぁ。どうして大人はニュースを見たがるんだろう?早くアニメ番組の続きが見たいなぁ」とばかり思っていたものです。

自分が大人になり、事件や政治などが気になるようになって、いつの間にかニュースが見たくなりました(笑)。

我が家のテレビはリビングにある型の古い液晶テレビ1台だけ。
なので、子どもたちが お笑いやバラエティーや歌番組を見ていると、私はニュースを見られず…。

当然、子どもはニュースを見たがらず。
“私も子どもの頃は、そうだったなぁ”と思い出しながら、親のワガママで「ちょっとだけニュース見せて!」とチャンネルを変えちゃったら、チビが涙の抗議を始めたり。
賑やかで、どこか微笑ましい、家族の日々の一場面。

でも、最近のニュースを見ていて、“日本は平和な毎日が ずーっと続くはず ”と安心してばかりは いられないんじゃないか!?と心配になってきた私。

子どもたちに、日本という国について私が心配に思っていることを分かりやすく伝えたい。

そう思っていたところ、WEBで『戦争のつくりかた』を見つけて、読ませていただきました。

『戦争のつくりかた』は最近の日本の姿が書いてあって、でも実は10年前に描かれた内容だと知ってビックリ。
我が家の中学生にも読みやすそうだし、是非とも我が子に読ませたいと思い、書籍を買うことにしました。

基本的な内容は そのままに、新たな情報を加筆修正したり、分かりやすい資料を付け加えた『新・戦争のつくりかた』をネットで購入。

『新・戦争のつくりかた』は、小学生から読めそうです。
大人にも読んでもらいたいと思いました。
親子で読むのも良いですね。
あ、ウチのダンナさんに読ませよう。普段は全く読書などしないダンナさんにも読んでもらいたいです。

戦争反対。
ずっと、ずーっと、戦争反対。

大人が話す巧妙な嘘を見抜けるチカラを、子どもたちが持てますように。
それには、我が家の子どもたちにもニュースを見て欲しいんだけどなぁ…面白くなくても(笑)。毎日じゃなくても良いから。

そして、いつか、「母さん、なんだか最近、世間が戦争に向かってる気がするよ!?」と子どもが教えてくれる時が有れば、それをしっかり受け止められる私でいたいと、『新・戦争のつくりかた』を読んで思いました。

読んでいただき、ありがとうございます。

満点から始めよう!

2015-03-15 21:26:57 | 日記
『いま、ここで、あたらしく』
『満点から始めよう』
学生時代、そう教えてくれた先生がいました。

正直を言うと、その当時は、その言葉の凄さが分かりませんでした。
今思うと、当時の自分の勉強不足が恥ずかしいのですが…。

仕事して子育てして乳がんになって転移して。
色んな経験して生きてきた現在の私に、必要なコトバだなぁと近年思うようになりました。

落ち込んだり、明日からの生き方が不安になったりした時、威力を発揮してくれるコトバ。

これからも大切にしていきます。教えてくださった松村先生、ありがとうございました。
天国に行ったら、会ってお礼が言いたいです。

でも、まだしばらくは先生に会えません。私は、これからも生きるから、です。

マイナス思考の私には難しい教えですが『いま、ここで、あたらしく』『満点から始めよう!』で前向きに生きていきたいです。

読んでいただき、ありがとうございます。