サンチョパンサの憂鬱

サンチョパンサの食卓(126)増長・不遜を武器かの如く……

増長・不遜を武器かの様に駆使し続け厚顔無恥で押し通す大人達……そんな構図の時間がこの国に長く流れ続けた。あまりにも長い時間…が。

露骨なアカラサマに対して心ある人間は『そんなの』との『関わり自体を消滅させる道』をチョイスするしかなかった。
交通事故にでもあった事にしてさっさとゼロから作り直そうかぁ?……と。
『そんなの』に如何に貴方は間違っているか?なぁ〜んて説いてる間に人生は終わっちまうからである。

何時の頃からか?
元来、ウィークポイントとなり自らの価値を損なう事になる筈の厚顔無恥、不遜な態度。
しかしこの国では『そんなの』が世渡り上手かの様なニュアンスが出来上がってしまった。

何時の間にか、そんな『恥晒し』があたかも『武器と化した』かの様に『異常な当たり前』が世の中を支配し続けて来た。

マッチポンプ野郎ってのは昔から居たけれど?

中居くんの謝罪文と称する文面は摩訶不思議な論理構成で貫かれていた。

暴力は一切なかった?。
示談も終わり今後の芸能活動は何の支障もなく続けられる?なぁ〜んてね。
『コトの張本人は誰?』って話である。

んでね、『これで解決!』今後はノープロブレム!
コトの流れも一件落着の終結もぜーんぶ自分が決めちゃう不思議な感覚。

犯人役も、検事役も裁判長役も……全部自分で演じて見せて独り納得して、はい!終了と目論む論理。
とどの詰まりは私独りの責任です!と締め括る。フジを庇った言葉の運びだけが……ご立派のお積もり。


沖縄の少女暴行の時も、自治体に通知しなかったのは『プライバシーを重視』した配慮からだという詭弁だった。
この『稚拙な配慮とは似て非なるもの』がエクスキューズだった。トンデモなくハズしてる。
 
これと酷似する中居くんの提灯持ちのフジのお偉方達のお話……。

自分達が散々痛めつけた女子アナ。
その被害者の訴えを握り潰して放置。
彼等は事件直後に知っていたという
明るみに出た今になって『彼女のプライバシーに配慮したから』と来る。

増長・不遜を当たり前として生きてる人間は、人を変えても時間を変えても場所を変えてもそんなレベルが顔を覗かせるのである。
何の為の幹部社員なのか?
出来る限り最大限の逃げを打つ姿勢……。

世の中を勘違いして舐め切った連中。
増長の日々を送り不都合は『全てを不遜の闇に隠す』という手口……。

卑劣にして下劣なお品のヨロシさ。
その点に於いて中居くんとフジの経営陣って『梅にウグイス』ってなベストマッチだったということなんだろう。

僕は『勧善懲悪』なんて趣味じゃない。
アカラサマに理不尽を働き、増長・不遜に生きたら
『カネを含めて人生全てに於いて損しちゃいますよ〜』と言いたかったのである。

『上手く演る』……?

彼等はホントに上手く演ったのでしょうか?

一時はトップを走ってたのに?
さぁ、人生レースの仕上げだぜい!ってな後半戦になって……レースそのものから退場!!を命じられる運びって……ホントに上手いのですか?
と聞いて見たかったのです。

この国では『短絡的・刹那的』な大人の判断力により長い事『増長・不遜な連中』の旗色が良いかの様な空気が蔓延してた。

フジの奥の院のオジサマ達、中居くんって上手く演ったのですか?という話である。
一部では中居くんはカネがあるから大丈夫?なぁ〜んて声もあるらしい……。

何処まで行ってもカネの価値観一極集中?そんな方々は居るんだね?
『そんなの』にも構ってる暇なんてない。

その判断も結局は『自己責任』ですからね?

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