群れるメンバー、群れの種類、趣味、知らなかった会合へ顔を出すetc.……。
しかし……自分のメンタルが『新たな条件』に期待しただけで、そのメンタル自体が変わっていない以上……早晩何時もの落胆がやって来る……。
自分のメンタルを堀り進み行く事を人は何故か?恐怖するのである。
生きてれば、横着も身に付く。
何時ものルーティーンを生きるのはとても『楽』なのである。
その日の朝に、その日の夜の状態を知っている訳だから……安心安全っていう訳だけど……。
予知・予想が狂わない条件は……昨日迄の自分の精神状態をそのまんま『繰り返す事』で可能となる……。
そんな分かり切ってる日常に疲れたんだけど……メンタルは『分からない未来を試す恐怖』に駆られては昨日迄に逃げ帰る事を繰り返す。
今の自分は……様々の周辺状況が決めたんじゃなく……自分のメンタルが決めて来たのである。
何より……周辺状況を様々変えたのに、欲求不満を抱え込んだ全く変わらない自分である事がソレを証明している……。
何時だったか書いた……自分の無意識に眠る過去の『未処理の感情』の仕業なのである。
正面から受け止めるにはプレッシャーがあり過ぎる事柄。自己抑圧によって無かったことにした事象を掘り起こしその時の自分の心と対面を果たすしかない。
ソコには自分が被害者的立場もある。
時には自分があらぬ感情で理不尽すぎる振る舞いをしたことも眠っている。
そんなこんなの自分が傷付く事象を無意識の領域に埋めても、『自分は知っている』のである。
付き合う人を変え生きる場所、働く場所を幾ら変えたって『自分からは逃げられない』ってことである。
変わるんじゃなく『本来の自分に復帰すること』なんだと思う。
自己都合で変えてしまった自分を在るべき位置に復帰させてやるのである。
理不尽な扱いされたら、『止めてください!』、自分がそれを演ったら『ごめんなさい!』と言えた『本来の自分』を取り返すこと……ソレが一番大事なんだと思う。