やる事なす事に裏目が出て……期待すれば裏切られる……やって来るのは、アンチクショーとかコンチクショーとかばかりで懇切丁寧に、怒りの炎に油を注いでくれる。
反応すれば挙げ足取られるだけだし、然りとてハラワタ煮えたぎるけどもって行き場がない！……そんな時である。
若き日々、そんな罠？にハマって尚更虚しくなるなんて事ばかり繰り返していた。
こりゃ自分で……自分に疲れさせらてる？と気付いたのはその怒りの極致まで行った時だった。
自分の希望スケジュールを勝手に作っておいて、それ通り進まん？と怒ってる事に気付いたのだった。
自分が状況に合わせるしかないんだ！
とそんな当たり前に気付くのに随分と時間とエネルギーを浪費してしまった。
そんなメンタルと状況の時は、人の意地悪が余計に、殊更に堪えるのである。
チンケな根性悪達の嫌がらせを遥かに越える罵声を自分に浴びせてやったのである。すると……スッキリする事に気付いた。自分が認めたくない事を目一杯、口を極めて罵ってやるのである。
ウジウジと認められずにゴネてる自分に鉄槌を下してやると……とても楽になった。
苦しかったり、腹立たしかった原因は状況に非ず。自分の女々しさに嫌気してた事に気付いた。
逆療法……生半可な慰めなんぞは、余計に女々しくなる。
自分を笑い飛ばした時……初めて人は今迄の自分を越えられると知った訳だけど……。
同じことでも、人に言われるのと自分で言うのとは全く違う。そりゃそうか？……その時初めて詰まらない自分を自覚したって事だから……。
人は汝自身って中々知りたがらないモノなのである。
