サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……沈黙の国民と悪官僚は表裏一体のニッポンの恥?

カナダの大学の経済学の授業で取り上げられていた日本の貧困問題……。(スマートニュース)

何処其処の国と比べて……日本は?日本人は?
なぁ〜んて論理の運びがよく行われる。

僕は『ウルセェよ!民族性もお国の事情も歴史も違う……。そんなに日本が嫌ならその国に移住すればイイのに…』っていう立場を基本的に採って生きて来た……。

その授業では……
日本の貧困層は……麻薬なんてやらない。犯罪も起こさない。真面目に長時間労働にも耐えている。殆どの家庭が暴力沙汰もない。

ソレだけ法と人間の良識を守る人達が貧困なのは……一重に政治とその政策立案の完全なるミスであると断定している……とあった。

今まで大概のことは我慢し看過してきたけれどここんところの政府、官僚のハズシ方は常軌を逸していると僕は常々感じていた。
政策ミスというより『確信犯の悪意のレベル』に踏み込んでしまっているぞ!……と。

それが他国の大学の教材となるレベルまで成り下がっていたという事実に……自分の感覚の劣化を思い知らされたのだった。

前例主義が高じて……『官僚様式美・伝統芸能』にまで行き着いた日本政治。
先に利権保護・拡大の結論ありきで申し訳程度に後付けされる屁理屈……。

コロナ禍のドサクサに紛れて……厚生省外郭団体の病院に投じられた数千億円の補助金。病床増設に対する補助金という名目の屁理屈。実際の受け入れ、稼働率なんて酷いものである。

ここまで目的が『税金奪取』のみに純粋培養された姿にお見事!!と言うしかない。
倫理も道徳も法律さえも何処吹く風?
都合の悪いことは黒塗りしてディスクロージャーの体とする厚顔無恥……。

僕達は慣れてはいけない領域で『諦観をエクスキューズにして』自分達を許し過ぎたんだと思う……。

『政治の致命的ミスの典型』として他国の大学の授業で使用されるほど『分かり易い悪例』……それが我がニッポンの政治の実際なのだということである……。

薬害エイズの時……流石に暴かれたら慌てふためく可愛らしさが厚生省にはあった。
まだ『恥の意識の欠片』が残ってた気がするのです。
既にその時、人命なんて横において『利権の死守こそ命!』の体質は露呈していたけれど……。

モリカケの時、赤木さんという善良な官僚を自殺に追い込んでも黒塗りの紙を突き出しディスクロージャーの体を装っただけで逃げ切りを謀る。
コロナ禍で人災によって何人死者を出しても……官僚達は落ち着いたもの。感染研の利権を最優先、そこから後付け屁理屈の政策?となる。
それはもう……伝統芸能のようである。

コレこそは貧困層と貧困予備軍のおよそ『八割の日本国民の自己責任』だと思う。

『自浄能力など望むべくもないハイエナ軍団』と、『NOを言えない国民』……梅にウグイス的に調和して作り上げたニッポンの恥は今や海外に鳴り響く悪評判を築き上げたのである……。



 
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