『今の若い奴は……』と見捨てた発言を長く続けてたけれどそれは間違っていたと彼は言った。
そうだと思う。
自分が何を求めているか?何をしたいのか?自分の事なのに分からないのである。
そんな状態の時……『自分なんか……』という言葉が何時もブレーキをかけてしまう。
コレだ!となって『やってみたい!』を見付けた時、自分革命が起きるのである。
欲しがる心は……惨めを厭わなくなる。思い付く事を手当たり次第にチャレンジする。同じ人間なのに全く雰囲気が変わる……化けるのである。
僕は無理したポジティブシンキングには否定的である。
自然じゃなく、作為的でそこに力は生まれないと思う。
二十歳ともなれば結構な敗北体験を大抵の人間は持っている。だから自分なんか……となる。
そうすると……置いてきぼりが一番怖くなる。だからせっせと人にお付き合いして動き回ったりする。
自分革命には先ず『本物の自分の欲求』を掘り出さなくては始まらない。
そのコツは 動くな!である。焦りと寂しさから兎に角動き回る人が多い。
『動かなきゃ!パニック』から自分を解放して上げるのである。
動かずに居ると初めて、如何に自分が意に沿わない事にお付き合いしてたか?が初めて分かるのである。
そうしてたまに出かける時、それは少なくとも『自分の選択』で行われる出来事なのである。
そして次第に誰かを誘わなくなる。自分の選択を邪魔されたくないからである。
そうなればコレだ!は随分と近くにやって来ている。
自分の意思が選んだ行動の先には必ず自分のコアを刺激する『何か』が待ち受けているものだ。
それこそが必然なのだ……と思う。
それは人に取ったら変哲のない居酒屋かも知れないし、平凡な音楽のプレイヤーかも知れない。自分だけが反応してしまう何か?……それこそが自分革命の始まりなのである。
信じる信じないは人それぞれだけど……一回『何時もの群れ』を離れて試して見る価値は……あると僕は思う……。
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