民主党が政権奪取したのは2009年度。
その時の特別会計総額(国会審議を経ずに省庁判断で自由裁量で使える)は355兆円でした。
令和六年度の特別会計総額は436兆円となっています。
その年(2009年度)の社会保障費総額は99兆円です。
2024年度の社会保障費用総額は137兆円なのです。38兆円の増加です。
各会計間の重複計上を加味すると2009年は特別会計総額は208兆円、その歳入のおおよ65.8%が社会保障費用というわけです。
2024年度の特別会計を同じ比率で算出(会計間の重複分を是正)すれば254兆円です。
137÷254=53.9%となります。
年金が足りない!?社会保障費用が足りない!?生活保護費用が出せない!?そして高齢者達からも介護保険なんぞ負担させる。
特別会計から支出する社会保障費用の『真水率』は2009年から2024年度の15年間で65・08%(2009年)−53・9(2024年度)と11%も『減らされている』のです。
そして、ちょうどその期間で国民の税金・社会保障費用の『負担率は38%から48%』へと増額されている事に気が付きますよね?
尚且つその間に年金額は大きく減額し社会保険等は大きく増額されています。
僕は『あれは?これは?…』と物事をコマ切れにして話す人、組織を全く信用しないのはまさしくこの通り、財務省的誤魔化し術そのものだからです。
その間に一般会計に匹敵する額にまで膨れ上がった社会保障費以外の特別会計の使い方にこそ
メスを入れなければ……解決は出来ないどころか国民の困窮は悲惨を極め生活破綻の一歩前の所まで深刻化しているのです。
一例として挙げておきます。
コロナ騒動の時厚生省がぶち上げた アプリココアの開発・運用に要した費用は契約額で約12億7000万円かかった。感染者の全数把握見直しで陽性者登録が限定されたことを受け、今年3月にはシステム全体の運用を停止する。
このアプリを実際に開発完成させた企業に支払われたおカネって460万円だったことを忘れてはいけませんね?
諸経費はある程度認めるにしても、一次受注三社(コレがファミリー企業による税金還流の術)の丸投げが行われたこと等々……。
『ファミリー企業の無駄遣い』が社会保障費用の他に、省庁が自由裁量で『好き放題に支出設計出来る』おカネが一般会計を超える金額で垂れ流されてる事を止めないともう……ね?
財源は7兆.8兆なんてカワイイ金額じゃない単位のおカネが垂れ流されているのです。
会計間の重複計上?ふざけんなよ。会計毎に整理し、情報開示しなきゃならないモンでしょ?公金なんですから。
毎年、毎年シロアリ官僚達が食い潰してる特別会計という闇の中に潤沢に財源はあります。
ある意味中国、北朝鮮、その他の賄賂天国と変わらぬ公金の私物化こそがこの国の窮状を進めてる犯人なのです……。
特別会計の私腹はこの15年間でこんなに膨れ上がってる事実を先ず『知りましょうか?』……ね?