サンチョパンサの憂鬱

牛耳る女は……自分裁判によって総てノット・ギルティと断ずる

男を牛耳って(この表現が合ってるのか?は分からない) 意のままに動かしたい女は多い。

男の中で結構ハツラツとして提案力もソコソコあるけれど……事、女に関わると意志を失った見たいになって言いなりに……という男も結構いる。

これは男尊女卑論でもなく、男女共同参画の話でもなく、単なるタイプ論としての話だけど……。

こんな男が、家庭を持つと、『家族サービスとやら』がスケジュールの中心 を占めるイベントとなる。

一様には言えないと思うけど……このタイプの男は社会性が極端に低い奴が多い。仕事ではシャラッとした顔でミスを放置したりもする。

こんなカップルの企画依頼は上手く運んだ事がない。
最初から中盤までは、女はとても理解があるでしょ?的に振る舞うから順調に事は運ぶのだが……。

企画もここから佳境という段階に入ると……運営方法も結構シリアスな要求を此方はしなければならない。一重に店を潰して欲しくないからである。

すると女の顔はにわかに曇り、答えははい!から『考えてみる』に変わっていく。
暫くしてからそれは無理なんですけど!……と伝書鳩見たいに女の意向を男が伝えてくる。

基本的にこの手のタイプの女は……それまでの自分の既得権益を絶対譲ろうとはしない。空いた時間になら手伝える見たいな運びになるのである。

ある夫婦の運命をかけた店だという触れ込みだった案件は……女の日本舞踊の習い事があるからという理由で計画は大幅にトーンダウンしたのだった。

オープン前にこりゃ駄目だな!と予想はついた。変わった作りの店だと当初、テレビや新聞に取り上げられ客が押し掛けたけれど、それが仇になった。
理由は簡単で中身が内装にまるで追い付かなかったのである。

彼女は店仕舞いの日も習い事に出掛けて行ったとの事だった……。
彼女は旦那がフレンチをやってるというブランディングが欲しかっただけだった……。

どちらが強いか?という話はどうでも良いのである。
二人が共通の目的に向かう時に意思統一さえ出来ていれば……。

しかし、自分の意のままに男を振り回す女は……全てを自分の都合によって良し悪しを決める。

夫婦でスポーツ店をやるからと依頼を受けて京都に作った店の場合……。
その奥さんは一ヶ月しか手伝わなかった。旦那が外回りするとき店は閉めざるを得なくなり……定番の結末となった。

家族にちゃんとした食事を作りたい!……とても立派な理由で彼女は店を潰してしまったのだった。

男と女のスタイルはどうでも良い。様々あって当然だけど……。
常軌を逸した女の要求と、常識を踏み外した男の盲従……は結構ある。

『性格の不一致?』なる理由でバラける夫婦達……。
かなりの比率でこのパターンの組合せがその中に混在していると思う……。
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