此方が対する態度を何一つ変えてないのに、昨日までのシンパシー的笑顔は何処へやら……嫌悪感満載の不機嫌で対応されるなんて事が結構ある。
こんな、変節したり酷いのになれば裏切ったりするタイプを僕は『便宜的人間』と名付けている。
関わりのベースに人間的信頼を置けない人達なんだけど……。
此方が調子が良い時とか、問題を抱えてない時、とても善人でシンパシーを振り撒いてもくれる。
此方と何一つモメた訳でもないのに……此方の言いがかり的悪い噂一つで次に逢うと全く違う人格となってケンモホロロってな傲慢さであしらわれる?なんて事が時としてある。
こんなのはボリュームゾーンの多数派の中に紛れ込んでいて何食わぬ顔で善人然と立ち回っている人が多い……。
しょっちゅうそんな立ち回りで何時も人に不快な思いをさせているが……本人は日常的に至って真面目に被害者の立場ばかりを演じている。
そんな奴に気圧される人も結構居て、何故か理不尽な役回りを押し付けられてたりする。
何も問題が無いのならお互いに信頼関係を変えないっていうのが世の中の『約束を成立させる条件』なんだけど……まさに豹変されて変わらぬ思いの人は酷く混乱する事になる。
『変えちゃいけないモノ』をテレビのチャンネル変える見たいに呆気なく簡単にひっくり返す人の心は瑞々しさを失い荒れ果てている。渇き切っているのである。
致し方なく……成る程そういう事なんですね?と相手の態度に相応の接し方に転じると……不思議なことに動揺し取り繕って来たりするから不思議である。
どうやら……下から媚びてくるとでも踏んでいたのだろう。全くの勘違いである。
こんな当事者でもない人間が騒動に首を突っ込んできて引っ掻き回すなんて事がままあった。だから変節する人は、当然人は信じられないし……自分もまた何者か?分からなくなるんだろう。
自分の心を付和雷同させずに不変を貫くと……ズレて、ハズレて、変質して何処かに消えていく人の心がハッキリと認識出来る。
知りたくて知ったんじゃないそんな人の心……
変わり身、逃げ足、手のひら返し……人の不幸に便乗するしかない人達の心もまた……底無しの哀しさなんだろうなあ?……。
加害者、被害者どうであれ……信義を通すってのは辛く、変節して信義を捨ててもまた辛く
……とかくこの世は生き辛いよね?
出来るなら『変えちゃイケない質』って奴を強くモチベーションして生きたいと思う……。
それが『矜持』って奴なんだと思う。
ならば……最低、事の善悪、やって良いこと悪いことは判断出来るから……。