その後からジワジワと理解不能の隔絶感がやって来る?
大の大人がガンクビ揃えて、……申し訳ありませんでした!の図。
事は何時かの……少年が少女が思い詰めて自殺したという話である。死人に口無し?とばかりにイジメは無かったとしらを切る。
どうしてここまで、事情の深刻さが飲めない人達が増えたのか?彼等の日常の軽さが自ずと見えてくるのである。しかし落ち着いて考えればこれはもうスリラーの領域である。
おバカな女が浮気をしといて……『寂しかったから……』という定番のセリフ。
それまで何とか不機嫌のニュアンスを振り撒いてた男が、それを聞いた途端に守勢に回るの図……にも 同様の違和感が漂う。
安っぽい。安っぽ過ぎるんだけど、一人前の恋愛話の舞台で演じるから『妙』なんである。どんなに無理しても発情の上での軽いセックスには説明は要らないし、尤もらしい言い訳は必要ない……。
それもこれも……常識だったんだけど、そんな常識のカテゴリーは失われた如く、スリラーが喜劇の様に、エロポルノが格調高い文学かの様に演じられるという妙である。
こんな世情は……恥を知らないほど有利だ。居直る奴が勝つ。アカラサマな欲得が市民権を得て久しい。
あくまでも、刹那的に、瞬間的に、一時的にだけど……。
この国は……移民を受け入れたわけでもないのに恐ろしくかけ離れた深刻な文化的対立の中にある。
そのキーワードは『恥の有無』である……。
うんっ?……そう切り出したか?……まさか?そのまんま押し切ろうとしてるの?……ありゃりゃイケシャアと終わっちゃったよ。
山口県の田舎町で町の職員を公民館の一室に閉じ込め幽閉のイタブリやってた。
この職員の正義感って奴が町のナアナア運営をいたく阻害したからだろう。ミエミエだけど町長はシャラッとパワハラなんかじゃない!としらを切るの図。
何でもかんでも『演ったが勝ち?』ってなこの国の未来を……憂えたりしない。
僕にはソコ変える力はないから。
せめてもの僕の抵抗は……あんな奴等に対して力ないカマキリの斧見たいな正義を持ち出さない事だ。
一切の反応をしてやらない。最大の冷酷『無関心』で臨むしかない……。
彼等の自滅は約束事だと確信しているからである。