ずっと家に居ると同居している家族との間でギスギスした空気が増していく。コロナ離婚ってこうやって起こるのだと思った……そんな感想を貰った。
そうだよね?僕達見たいなタイプはとかく人に教えたがる。説明したがるから余計にイライラがつのるよね?なぁ〜んてメールで話した。
そして『人の話を聞く修行』だと思って学びましょうか?……となった。
抹香臭い話じゃなくて……。
自分の周囲に『在るモノから来る』煩わしさだけど……。
逆に、その存在が無いとしたら?……と想像して初めてその存在の有り難さって奴に思いを馳せる事が出来るんだろうなぁ?なんて思った。
自分の周囲に『在るモノから来る』有り難さというものは、とかく思考の埒外に置く癖がついている。
僕もカミさんの存在を例に如何に煩わしいか?
彼と話したけれど……。
カミさんは、さぁ、今日は嫌がる旦那にどんな世俗的な話をしてやろうか?なんて待ち構えてる訳じゃないけれど……二人になれば価値観の相違は如何ともし難く……毎度お馴染みの論争?の日々…。
んじゃ?その存在が丸ごと消え失せた暮らしは?と想像するに……寂しいかな?孤独にもなるな?……。
バカバカしい?日常の風景を僕に伝えてくれる人がいない?事はかなりの『新種ストレス』を僕にもたらすんじゃね?……と思った。
『僕はこう考える!』は彼女の『そんなの考えたことない!』を借景にして初めて明確になっているのかも知れない?
少し、足を止めて、『今、在るモノの意義』に目をやればそんな事が見えてくるではないか?
なるほどね?……世の中に…『無駄な存在』なんて一切居ないんじゃね?……そんな当たり前が有り難みをもって感じられた…。
陰と陽、賛成と反対、憎しみと愛、好意と嫌悪……『対比出来る存在』を失うと?自分や自分の思いはとても頼りなく揺らぎ始めるのである。
抹香臭い観点からではなく……『独りじゃ生きて行けない』ね?
そんな事を考えたのでした。
僕がもたらす諍(いさかい)を受けてくれる存在って腹立つけれど……その何倍も有り難いんだなぁ?なんて殊勝なことを思ったのでした。