サンチョパンサの憂鬱

たまごっち?覚えてますか?

インスタ映えなる現象が止む気配がない。
これに限らず大きなブームってのはどれも『大した意味はない』のが特徴だ……。

タマゴっちなんて今思えば結構恥ずかしい。
大の大人が『あっ!死んでしまった!』なんて大騒ぎしてた……。

こんなブームに素直に乗れる人と、ブームに躊躇いを隠せない人がいるよなぁ?とふと思った。

独断と偏見で言えば、明るくブームに乗ってプレイヤーになれる人は、素直で誰とでも付き合える罪のないタイプの人が多い。

しかしこの罪のない人達の『罪のなさが罪作り』でもあるという話です……。

『その素直さ』って奴が実はとても『流され易い』性質でもあるし、思慮に欠けるといった性質が裏に貼り付いてたりもするのである。

風説、噂を何の疑いもなく『真に受ける傾向』も罪のなさのなせる技なのである。
何か少し吹き込まれたら何の根拠もなく態度を翻したりするのもこのタイプの人に多い。

実は……ボリュームゾーンに属する人の大半がこのタイプである。
流行に限らず善きにつけ悪しきにつけ物事の決定権はこのゾーンの人達が握っている。

誤解を恐れずに言えば……このタイプはイジメには沈黙を守りながら消極的参加をする。詰まり傍観者として加担する人が多い。

消極的ではあるがイジメのターゲットにされた人にトドメを刺すという重要な役割を担うのが実はこのタイプの人達である。
とりもなおさず『多勢を形成する名人』だからである。
この沈黙のボリュームゾーンが傍観者として参加した時点でイジメは見事に完成形となるのである。

イジメもまたクラスというコップの中の『ブーム』なのである。

ボリュームゾーンを如何に良いベクトルで動かし使えるか?……ソコに集団の目的達成の成否がかかっているのである。

ボリュームゾーンはイジメ等という結構深刻で大きな罪作りを行うけれど……一人一人の罪は僅かであり見え難い。それが彼等のフットワークを軽くしている原因である。

ボリュームゾーンの『一人一人の影響』をこれといって特定出来ないけれど……一転、集団となれば善きにつけ悪しきにつけ大きなムーブメントを作り上げる……。

自分の罪に気付かない『無邪気な悪意』の持ち主故に往々にしてその罪作りは繰り返される性質がある。だからイジメにしても結構エグく継続的に行われるのである。

このボリュームゾーンの人達によって作られるムーブメントは後になって振り返れば……決まって恥ずかしいモノばかりというのが、定説である。理屈抜きにただ『流れにノッタ』だけなものだからそれも当然と言えば当然なのである……。

この多数派……に対して好き嫌いを言っても仕方ない。これまた社会集団とは『そういうものだ』として受け入れお付き合いしなければ成り立たないのである。

この層に夢を!とは先日書いたけど、そういう風はどうすれば起こせるのだろう?
シャーデンフロイデなんてしてる暇なんかない!……となればイイのにね?
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